中勾配区間用に開発されたEF64をベースに上越線の旧型電気機関車の置き換えようとして設計された形式です。基本的な走行性能はEF64と同じで使用線区にあわせて雪対策などを施した関係で車体長が、1番台より大幅に長くなっています。車体側面の大きなフィルターに非対称のマド配置などが外観上の大きな特徴となっています。台車は、標準機EF81のDT138,139に山岳区間向けの機能が追加されたDT138A,139Aを採用しています。
Categories
中勾配区間用に開発されたEF64をベースに上越線の旧型電気機関車の置き換えようとして設計された形式です。基本的な走行性能はEF64と同じで使用線区にあわせて雪対策などを施した関係で車体長が、1番台より大幅に長くなっています。車体側面の大きなフィルターに非対称のマド配置などが外観上の大きな特徴となっています。台車は、標準機EF81のDT138,139に山岳区間向けの機能が追加されたDT138A,139Aを採用しています。
長らく中央本線などの勾配区間ではEF64を2両一組で運用する重連運転で必要な牽引力を確保してきました。EF64重連にかわる新型機関車として平成13年に試作車両が登場、以降平成15年から量産が開始された形式です。2車体構造の8軸機関車として製造され、勾配区間での運用に必要な出力を十分に備えています。901号機は試作車です。ブルーサンダーの愛称で呼ばれています。
勾配区間で1000t以上の貨物列車を牽引可能にする2車体構造8軸の高性能電気機関車です。青函トンネルなどにより従来は複雑な機関車運用を強いられてきた首都圏=北海道貨物を単一機関車による直通運転を実現するために1997年に開発されました。試験機関車の運用の結果、各種改良を加えた上で2000年より量産が開始されています。901号試作機、1号機、2号機、3号機以降、10号機以降と製造時期によって外観に大きな違いがあります。