従来の橋脚、高架橋に代わる新しい(Revision 2)橋脚、高架橋を「VRM5-15+」より供給を開始しました。
「VRM5-15+」収録のRevision 2の橋脚は、単線から複々線までのコンクリート橋脚としてデザインしています。単線から複線までは、5mmから110mmの高さを選択できます。3線から複々線は、5mmから50mmまでの高さを選択できます。
Revision 2のラーメン橋脚は、単線から複々線までの幅に対応した橋脚が部品化されています。高さは、5mmから110mmまで選択できます。ラーメン橋脚は、全長方向で二種類のサイズを用意しています。Sサイズは、全長64mm。Lサイズは、全長128mmです。Sサイズは、曲線区間などに使用します。
基本部品の幅表記
S044 | 単線 | 44mm |
W078 | 複線 | 78mm |
T112 | 三線 | 112mm |
Q146 | 複々線 | 146mm |
※透明橋脚は、既存部品をご利用ください。
Revision 2の高架橋は、新しい規格で設計されています。高架橋の厚さは、5mmです。従来の高架橋とは厚み、幅が異なります。基本部品は、単線から複々線までの直線、曲線、幅変換用部品で構成されています。高架駅用の部品は、対向式プラットホーム、島式プラットホームの各種線路配置に対応した構造になっています。
駅高架橋の幅表記
W132 | 在来線対向式プラットホーム複線 | 132mm |
Q200 | 在来線対向式プラットホーム複々線 | 200mm |
W112 | 在来線島式プラットホーム複線 | 112mm |
Q214 | 在来線島式プラットホーム*2 + 複々線 | 214mm |
Q180 | 在来線島式プラットホーム + 複々線 | 180mm |
Q231 | 新幹線島式プラットホーム*2 + 複々線 | 231mm |
従来橋脚、高架橋との違い
R2橋脚は、R2高架橋にあわせてデザインしています。R2高架橋は、高架橋の厚みが5mmになっています。また、高架橋の幅を線路幅+左右5mmの通路でデザインしています。従来の高架橋とは大きさが異なります。単線から複々線までのサイズにあわせて、部品を用意しています。幅変換部品も各種サイズを用意しています。また、R2高架橋は、新幹線用高架橋と互換性があります。
高架区間の設置
(1)部品パレットから線路をドラッグ&ドロップして、地上に線路を設置します。
(2)部品パレットからR2在来線高架橋をドラッグ&ドロップして、線路にあわせて、R2高架橋を設置します。高架橋は、線路と同じ長さの部品を配置します。
(3)R2高架橋のジョイントにあわせてR2橋脚またはR2ラーメン橋脚を設置します。(橋脚の内部にジョイントが含まれるように設置します。)
(4)橋脚を1つだけ選択状態にして、マウスの右ボタンメニューから橋脚の高さを選択します。(または、PageUp/Downキーで高さを変更します。(Ver.5.1.1.200以降))
(5)橋脚の高さにあわせて自動的に高架橋、線路の設置高度が決定されます。
(6)編成を高架橋に配置して、「レイアウト>>運転」で外観を確認します。
高架区間と鉄橋の設置
(1)すでに設置済みの高架区間の一部を鉄橋に置き換えます。鉄橋を設置する箇所の線路、高架橋を選択、削除します。
(2)鉄橋を1つだけ選択して、オプションの高さ固定チェックにチェックを入れます。鉄橋の高度を手動で設定できるようになります。
(3)オプションで鉄橋の高さを、設置場所の線路と同じ高さに設定します。(作例は、線路=45mm)
(4)鉄橋の高さを設定したら、高架区間に移動、設置します。
(5)「レイアウト>>運転」で外観を確認します。
高架区間と地上の接続
(1)スロープ部品を高架橋の代わりに設置します。作例では、10mm橋脚を設置した高架プレートの次にスロープを設置しています。傾斜は、128mmごとに5mm、高度が下がります。
(2)スロープと高架プレートの接続部分は、10mm橋脚の次になるため、傾斜分の5mmを引いた5mmの高度+高架プレートの厚み5mmになります。線路は、10mmの高度になります。スロープは、10mmから0mmまで下げる必要があるので、128*2 = 256mmの長さが必要です。
(3)スロープを選択状態にして、オプションの「高さを固定」、高さに0mmと10mmを入力します。
(4)スロープの前後の線路を一度ずらして、再配置してください。線路の高さが自動配置されます。
ラーメン橋脚は、高さ15mmから始まります。ラーメン橋脚を設置する区間で10mm以下は、スロープを使用するか、通常の橋脚を配置してください。