新型対向式プラットホームの設置

VRM5-15+」に収録した新型の在来線対向式プラットホームは、いくつかの部品で構成しています。(実物の駅構造に細部寸法をあわせて設計しているため、従来の対向式プラットホームとは互換性がなく、混在できません。)

 

屋根なし 鉄製柵または壁
屋根あり スレート壁  
ポリ壁  
飾り屋根  

対向式プラットホームは、本体部分と基礎部分が別の部品になっています。設置する箇所にあわせて基礎または専用の高架橋と組み合わせます。異なる基礎部品を混在させると、増築したプラットホームに見られる歴史的な推移を表現できます。

 

支柱 標準の基礎部品。プラットホームを支柱で支える。
石積 古い石積みの基礎。駅の開業年が古い
古いコンクリート 古い時代のコンクリート基礎
コンクリート 近代的なコンクリート基礎

 

新型対向式プラットホーム(地上駅)の設置

(1)線路に対して、10mmずらした位置に配置します。線路を引いたあと、プラットホーム部品を1つだけ配置します。プラットホーム部品を選択して、オプションの座標入力欄に線路の座標値から10mm移動した数値を設定します。

(2)任意のプラットホーム部品を追加します。屋根あり部品の終端には、S128E(L or R)を配置してください。プラットホームの終端には、鉄柵のS128E(L or R)などを配置します。

(3)プラットホーム部品にあわせて、支柱などの基礎部品を配置します。階段、エスカレーターなどがある部品には、コンクリート基礎を配置します。

(4)屋根の支柱に合わせて、専用の架線柱部品を配置します。

 

新型対向式プラットホーム(高架駅)の設置

(1)線路を配置します。

(2)線路に合わせて、駅用のR2在来線高架橋を配置します。複線の対向式プラットホームの場合は、W132の高架橋部品を使用します。張り出し、橋脚など、プラットホーム部分の構造を選択して配置します。駅舎を配置する箇所は、鋼材高架橋を使用します。

(3)橋脚を配置します。作例では、R2ラーメン橋脚を50mmに設定して配置しています。(駅舎の高さに揃えるため50mmに設定します。)

(4)駅舎を配置します。

(5)線路の座標から10mm移動した位置に対向式プラットホームを配置します。高架橋にプラットホームの基礎が含まれるため、基礎部品の配置は不要です。

(6)残りのプラットホーム部品、番線案内などのアクセサリ、架線柱を配置して完成です。

作例は単線のみの配置です

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