ニュー高架橋S70-Aは、本体部分と目的に応じて選択する付属ベースを組み合わせて使用します。本体部分にベースを接続するためのジョイントは、橋脚設置時に自動的に計算されません。ベース部分は、橋脚設置後、本体部分から一度を切り離して再度接続してください。
本体にフィーダーベースを接続した状態の模型製品
右に信号機用、通常用の部品
ニュー高架橋S70-Aは、本体部分と目的に応じて選択する付属ベースを組み合わせて使用します。本体部分にベースを接続するためのジョイントは、橋脚設置時に自動的に計算されません。ベース部分は、橋脚設置後、本体部分から一度を切り離して再度接続してください。
本体にフィーダーベースを接続した状態の模型製品
右に信号機用、通常用の部品
模型製品のレール側壁は、高架駅区間のプレート(高架橋S140-55.5)に横から差し込む構造になっています。また、パーツの組み合わせによって壁とマドを選択できます。VRMでは複数の組み合わせパターンを個別の部品として用意しています。
レール側壁には、架線をささえる架線ビームが付属しています。側壁、架線ビームともに接続するためのジョイントが設定されています。このジョイントは、側壁同士、架線ビーム同士の接続に使用してください。側壁側のジョイントは、高架橋の上にのるようにするために、意図的に側壁より内側に設定しています。架線ビームは、側壁のジョイントがない部分に設置してください。
レール側壁設置例
トミックス橋脚の模型製品は、本体部分の高さで分類されます。実際に上にのる部品の設置高度は、本体部分の高さにカップリング(3mm)が加わります。レイアウターの環境設定を変更することで、橋脚の上面の高さ、または模型と同様に分類上の高さで表示することができます。
▼複線レールと高架橋付き単線レールを接続する場合は、ジョイントに単線用橋脚を使用してください。複線橋脚、ガード下建物(橋脚として機能)は、複線用橋脚です。複線レールは、見た目は高架橋線路ですが、通常の線路と同じ厚さの線路です。高架橋付き単線レールは、橋脚と線路の間に高架橋がはさまります。この厚さ分、複線レールと高架橋付きレールを接続したときに、複線レール側が浮き上がります。(線路の走行面は一致します。)
▼複線用橋脚、ガード下建物は、複線レールと複線レールを接続したジョイント部分に配置してください。単線レールのジョイント部分に配置した場合、規定より高くなります。
▼高架駅は、高さ58ミリとレイアウターで表示されます。カップリングに相当する爪が高架駅についているため、その値(=3mm)が加算されています。55mmPC橋脚と同一の高さになります。
▼VRMは、部品のジョイント部分で高さを決定する構造になっています。橋脚は、線路、高架のジョイント部分に重なるように設置します。模型製品は、単線高架橋の場合、任意の位置に設置できます。複線レールの場合は、レール裏面のくぼみにあわせて設置します。模型レイアウトの設計に使用する場合は、模型製品の設置可能な箇所にあわせて橋脚を配置してください。ジョイント部分に橋脚を設置できないケースでは透明橋脚を配置してください。(VRMでは、ジョイント以外に設置された橋脚は、線路、高架橋を支えることができないため)
PC橋脚の模型製品は、単線橋脚で本体55mmまでです。60mm以上の部品は、VRMでの拡張仕様となっています。模型レイアウトの設計に利用する場合は、55mmまでの橋脚を使用してください。レンガ橋脚の模型製品は、部品を任意に組み合わせることで高さを自由に設定できます。
複線勾配橋脚セットの高さと模型製品の部品名対応表
部品名 | 高さ(低/高) |
DS | 10mm/15mm |
D1 | 15mm/20mm |
D2 | 20mm/25mm |
D3 | 25mm/30mm |
D4 | 30mm/35mm |
D5 | 35mm/40mm |
D6 | 40mm/45mm |
D7 | 45mm/50mm |
D8 | 50mm/55mm |
D9 | 55mm/60mm |
模型製品の木造駅舎は、ベース部分と駅舎部分を分離可能です。VRMでは、それぞれの状態の部品を用意しました。設置場所の状況に合わせて、部品を選択してください。
木造駅舎本体
木造駅舎+ベース
トミックスのプラットホームは、製品化時期によっていくつかの種類が存在します。島式ホーム(近代型)<4009>など、最近のプラットホーム製品は、橋上駅舎、跨線橋の階段を通すための穴がプラットホームの屋根に開けられるようになっています。VRMでは、階段穴の有無で2つの部品を用意しています。
プラットホームには、ベンチ、売店などの各種付属品がついています。これらは、任意に取り付け可能なように設計されています。
■対向式ホーム(近代型)の看板は、ホーム壁面にあわせて設置してください。
■島式ホーム(ローカル型)<4057>は、ローカル線の島式ホームをモデルにしています。実物のローカル線のプラットホームは、ホームの高さが都市近郊タイプより低くつくられています。模型製品も、同様に若干低めになっています。跨線橋を設置する際に若干隙間が発生します。(模型製品はこれを補正するためのスペーサーが付属しています。)
端ホーム(スロープ)は、部品の約半分がスロープ状になっています。上面高度は通常のホームと同様に設定されています。VRMは斜めになっている上面を判断できないため、スロープ部分に人形などを配置するときは、数値入力で適切な高度に設定してください。
踏切は、端ホーム(スロープ)、木造駅舎(建物のみ)と組み合わせて使用します。
踏切1=木造駅舎との接続
踏切2=複線の渡り板
踏切3=線路の渡り板
踏切4=ホームに設置