トミックス橋脚の模型製品は、本体部分の高さで分類されます。実際に上にのる部品の設置高度は、本体部分の高さにカップリング(3mm)が加わります。レイアウターの環境設定を変更することで、橋脚の上面の高さ、または模型と同様に分類上の高さで表示することができます。
▼複線レールと高架橋付き単線レールを接続する場合は、ジョイントに単線用橋脚を使用してください。複線橋脚、ガード下建物(橋脚として機能)は、複線用橋脚です。複線レールは、見た目は高架橋線路ですが、通常の線路と同じ厚さの線路です。高架橋付き単線レールは、橋脚と線路の間に高架橋がはさまります。この厚さ分、複線レールと高架橋付きレールを接続したときに、複線レール側が浮き上がります。(線路の走行面は一致します。)
▼複線用橋脚、ガード下建物は、複線レールと複線レールを接続したジョイント部分に配置してください。単線レールのジョイント部分に配置した場合、規定より高くなります。
▼高架駅は、高さ58ミリとレイアウターで表示されます。カップリングに相当する爪が高架駅についているため、その値(=3mm)が加算されています。55mmPC橋脚と同一の高さになります。
▼VRMは、部品のジョイント部分で高さを決定する構造になっています。橋脚は、線路、高架のジョイント部分に重なるように設置します。模型製品は、単線高架橋の場合、任意の位置に設置できます。複線レールの場合は、レール裏面のくぼみにあわせて設置します。模型レイアウトの設計に使用する場合は、模型製品の設置可能な箇所にあわせて橋脚を配置してください。ジョイント部分に橋脚を設置できないケースでは透明橋脚を配置してください。(VRMでは、ジョイント以外に設置された橋脚は、線路、高架橋を支えることができないため)
PC橋脚の模型製品は、単線橋脚で本体55mmまでです。60mm以上の部品は、VRMでの拡張仕様となっています。模型レイアウトの設計に利用する場合は、55mmまでの橋脚を使用してください。レンガ橋脚の模型製品は、部品を任意に組み合わせることで高さを自由に設定できます。
複線勾配橋脚セットの高さと模型製品の部品名対応表
部品名 | 高さ(低/高) |
DS | 10mm/15mm |
D1 | 15mm/20mm |
D2 | 20mm/25mm |
D3 | 25mm/30mm |
D4 | 30mm/35mm |
D5 | 35mm/40mm |
D6 | 40mm/45mm |
D7 | 45mm/50mm |
D8 | 50mm/55mm |
D9 | 55mm/60mm |