キハ181系特急形気動車

非電化区間の特急需要を支えてきたキハ82系は旧来のDMH17系エンジンのため勾配区間での出力不足など運用上の問題が生じていました。経済の発展とともに後継の高出力特急気動車の開発は急務となっていました。
キハ181系は、試作車キハ91をベースに500PSのDML30系エンジンを搭載した新系列特急として、1968年に登場しました。
中間車の屋根上には、エンジン冷却用の巨大なラジエータが設置され外観上の特徴となっています。台車は2軸駆動のシャフトを通すため仮想心皿方式を採用しています。
キハ181は、新しい機構を積極的に採用したため、初期故障に悩まされ大規模な修繕工事が行われています。台車は、構造上の問題から台枠にひびが生じたため、全車台枠交換を実施しています。
モデルは、国鉄キハ181系を新旧台車それぞれ用意しています。時代設定にあわせた編成を構成できます。先頭車の貫通扉に幌を装着可能です。

 

オプション設定

国鉄キハ181

ID オプション
1 幌を格納する
2 幌を引き出す
3 タブレットキャッチャー

キハ181-48「はまかぜ」

ID オプション
1 幌を格納する
2 幌を引き出す
3 ATSの屋上ダクト追加

 

kiha181ats
手前、屋上ダクトを設置。

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ホームドアを閉じてから出発

自動センサーを利用して、列車の入線後、一定時間でホームドアを閉じる作例です。自動センサー1つでホームドアの開閉を行う作例にもなっています。

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ホームドアをプラットホーム上に配置します。

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自動センサーを配置します。列車の停止位置に近い場所に設置してください。(=列車が停止する直前に自動センサーを先頭台車が通過する位置)

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ホームドアを選択状態にして、ポップアップメニューから設定ダイアログを表示します。初期設定のグループ番号に任意の数値を設定します。作例では、”5”を設定しています。(ホームドアの場合は、番線ごとに同じグループ番号を設定してください。 )

dlg_ats2

自動センサーを選択状態にして、ポップアップメニューから設定ダイアログを表示します。動作設定を上記のように設定します。最初の動作が、ホームドアを開きます。次の動作は、5000ミリ秒が経過したら、ホームドアを閉じます。

以上で、列車が到着するとホームドアが開き、5秒後にホームドアが自動的に閉じる一連の動作が完成します。ホームドアが閉じたら、列車を出発してください。

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ホームドアをまとめて動作

ホームドアは、一組の装置群に同じグループ番号を設定することでまとめて動作させることができます。

自動センサーは、同じグループ番号をもつ踏切、ホームドアすべてに対して、切り替えを実行します。自動センサーに対して、順方向で列車が通過したとき、対象物を閉じるように動作します。逆方向の場合は、対象物を開きます。

ホームドア

グループ番号による開閉は、多数の部品を操作するホームドアで威力を発揮します。

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作例は、プラットホーム上に4つのホームドア部品をならべています。

dlg_door

グループ番号を設定します。

ホームドアの場合は、番線ごとに異なるグループ番号を与えてください。

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ドアを開閉するための自動センサーを設置します。踏切とは、自動センサーが逆向きになることに注意してください。列車が進入すると、逆向きの自動センサーが最初に反応するため、対象物(=ホームドア)が開きます。

dlg_ats_door

設置した自動センサーの動作設定を行います。パラメータは、ホームドアに設定したグループ番号1を設定します。設置した2つの自動センサーを内容で設定します。

doortest

以上で、列車が到着するとホームドアが開き、列車が出発すると閉じます。

運用上のノート

  • 対象物の開閉タイミングは、自動センサーと対象物の距離を変えて調整してください。
  • グループ番号は、任意に設定できますが、ある程度ルールを決めて設定していただくと、便利です。たとえば、踏切は1000番台、ホームドアは2000番台などです。ホームドアは駅ごとに番台を区切るという方法もあります。
  • 列車の進行方向を変更する場合は、自動センサーを列車が完全に通過してから行ってください。自動センサーをまたいだ状態で進行方向を変更すると、正常に判断できなくなります。
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市電セット

フリーランス(自由形)の市電です。カラーリングの異なる車体をセットにしました。
帯は、前面と側面に異なるテクスチャーを割り当てています。書き換えることで帯カラーを変更できます。
側面の広告看板は、RGB=0,0,0で塗りつぶすことで広告なしの状態にすることができます。

テクスチャーの書き換え方法は、下記リンク先を参照してください。

応用テクニック>方向幕を書き換える

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TOMIX:ワイドPCレール

幅広の道床が特徴のレールです。カーブにはカントが設定され、通過時に車体が傾きます。

wide1

wide2

ワイドレール本体、ワイドレール用壁(3種類)、単線高架用のベースから構成されています。ワイドレール用壁は、道床の側面に取り付けます。

ワイドPCレール

S140-WP(F)
S280-WP(F)

CR354-22.5-WP(F)
CR391-22.5-WP(F)
CL354-22.5-WP(F)
CL391-22.5-WP(F)
C354-45-WP(F)
C391-45-WP(F)

widerail

カーブは、カントが設定されています。カント部分の前後にアプローチ線路(CRとCL)を接続します。例では、CR354-22.5 = C354-45 = CL354-22.5の組み合わせで接続しています。アプローチ線路を逆向きに取り付けると、カントがエラーになります。

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