「TIPS」カテゴリーアーカイブ

[TIPS]TOMIXレールで築堤

「TOMIXレールでの築堤の作り方」についてお問い合わせをいただきました。具体的な手順を含めて、作り方をご紹介させていただきます。

(1)準備

t01.gif レイアウト設定を選択します。

t02.gif
詳細設定の「地形を1ミリ下げない」をチェックしてください。

(2)高さを設定

t03.gif

築堤にしたいレールをすべて選択状態にして、ポップアップメニューから「高度固定設定」を選択してください。
固定化によって、レールを移動しても高さを変更しません。

t04.gif

レールを個別に選択して、高さを入力します。オプションの高さ項目をそれぞれ、設定してください。回転原点側が上の入力欄です。レール1本の高低差は、5mmを目安にしてください。

t05.jpg
高さを設定後、ビュワーで確認します。レールが宙に浮いています。

(3)築堤をつくる

t07.gif 地形ツールに切り換えてください。

築堤を作りたいレールをすべて選択した状態にしてください。選択後、地形ツールの「部品用地造成」を選択してください。

t09.gif

斜面の幅を設定後、OKを押してください。斜面の幅は、通常は60mmのままでかまいません。シーンに合わせて微調整してください。

t10.gif
選択したレールの下に築堤が生成されます。

t11.jpg
ビュワーで確認します。レールの下に築堤が作られています。

作業レールのサンプル

作業軌道

作業レールを使ったサンプルレイアウトです。

作業軌道は、険しい山間部に設置されるため、様々な方法で高度を稼ぎます。谷間には、ループ構造で高度を稼ぐ方法が使われました。場所によっては、2段以上のティンバートレッスルで高度を稼ぎます。(サンプルは交差部分のクリアランスが少々厳しい。多段のティンバートレッスルでくみ上げると、余裕がでます。)

作業レールで立体構造をつくる場合は、平面にレールを引いてから、作業レールを全選択 > ポップアップメニューで選択レールの高さを固定 >  オプションでそれぞれのレールの高さを数値入力という手順で作業をすすめてください。多段ティンバートレッスルの場合は、土台となる桟橋を同様に設定して、その上に高さを固定しないでレールをのせていくと工数を減らすことができます。

作業軌道サンプルレイアウトをダウンロードする(zip形式)

滝越のサンプルを公開

滝越の配線図

スクール列車「やまばと号」の拠点、王滝村滝越の配線サンプルです。
レイアウト製作の素材としてご利用ください。(改変、公開は自由です。)

やまばと号を配置している側線に、やまばと号が入線します。線路の両脇には、官舎や商店がならんでいました。(木曽ファンに名高い平沢商店(通称、平沢デパート)は、この滝越にありました。)

滝越レイアウトをダウンロード(zip形式)