レイアウトメニューの運転コマンドにより制作したレイアウトをビュワーに表示します。
制作したレイアウトは、ビュワーが表示するための中間データに変換された後、ビュワーが起動します。この変換過程でレイアウトのチェックが行われます。レイアウトにビュワーで実行する上での問題がないときは、ビュワーが起動します。問題が発見されたときは、エラーを表示します。部品の設定に原因があるときは、部品のIDと配置座標を表示します。
レイアウトメニューの運転コマンドにより制作したレイアウトをビュワーに表示します。
制作したレイアウトは、ビュワーが表示するための中間データに変換された後、ビュワーが起動します。この変換過程でレイアウトのチェックが行われます。レイアウトにビュワーで実行する上での問題がないときは、ビュワーが起動します。問題が発見されたときは、エラーを表示します。部品の設定に原因があるときは、部品のIDと配置座標を表示します。
スクリプトウィザードがスクリプトを生成する魔法(マジック)は、システムのwizardフォルダーに手順書として記録されています。この手順書は、スクロール(呪文が記された巻物)とよび、アイマジックで作成したスクロール以外にも自作スクロールを自由に追加することができます。
スクロールの記述方法については、スクリプトマニュアルを参照してください。
スクロールの作成は、上級者向けです。スクロールは、レイアウターの動作に影響を与えます。
スクリプトウィザードで生成したスクリプトは、リマーク(実行には関係ない説明などを記述した文。”//”で始まります。)で囲まれています。リマークは、IN-OUTで区切られています。このリマークは、削除したり、書き換えたりしないでください。リマークの間のスクリプトは、任意に書き換えることができますが、変更の有無に関係なくウィザードを再実行したときに消去されます。
組み込み済みのスクリプトからウィザードが生成したコードを削除する場合は、リマークが目安になります。リマークのIN-OUTをリマークを含めて削除してください。
例:
//SCRWIZ-GLB[vrm4_car_headlight]-IN
SetHeadlight 1
//SCRWIZ-GLB[vrm4_car_headlight]OUT
スクリプトウィザードは、スクリプトを生成する関係上、スクリプトの制約によって動作に制限を受けます。スクリプトは、ビュワーで可能な限り高速に動作するよう設計されていますが、スクリプトの記述内容によっては、速度が低下する場合があります。また、スクリプトは「プログラム」であるため、複数のスクリプトウィザードが生成した結果が互いに矛盾する内容であっても実行しようとします。しかし、正常な結果は得られません。
スクリプトシステムは、センサーで列車をとらえたときなどにイベントを発生します。イベントは、登録されているスクリプトを起動しますが、登録できるイベントの個数に制約があります。イベントの個数が多すぎる場合は、イベントが正常に処理できなくなります。
これら制約をさけるためには、スクリプトウィザードは、必要な箇所だけに実行してください。
ヘッドマークを設定する車両を含む編成を作成します。編成エリアに配置した車両のポップアップメニューから「情報」を選択すると、車両に組み込まれている機能を確認できます。ヘッドマーク個数が1以上であれば、ヘッドマークを設定できます。通常、電気機関車の場合は、進行方向にあわせてヘッドマークを設置するため1つの車両に2個のヘッドマークデータが組み込まれています。標準的な進行方向の場合は、1番目のヘッドマークを使用します。
編成を作成したら、編成エディターのOKボタンを押してダイアログを閉じてください。
レイアウトメニューからスクリプトウィザードを選択してください。
ここではヘッドマークを設置したいので、「車両制御」から「先頭車のヘッドマークを1番目に設定」をクリックしてください。ダイアログの下部には、クリックしたマジックの概要が表示されます。クリックしたマジックが希望のものであれば、簡易Wizardをクリックします。(詳細な設定を行う場合は、詳細Wizardをクリックしてください。)
レイアウトに組み込まれている編成の一覧表が表示されます。編成を選択してください。選択した編成に対して、目的の動作を実現するためのスクリプトが生成されます。選択したら、NEXTボタンをクリックしてください。
実行内容について確認してください。問題がなければ、OKボタンをクリックします。対象の編成にヘッドマークを設定するためのスクリプトが生成されます。
レイアウトメニューから運転を実行して、ビュワーを起動します。ヘッドマークが設置されています。