ウィザードの注意点

リマーク

スクリプトウィザードで生成したスクリプトは、リマーク(実行には関係ない説明などを記述した文。”//”で始まります。)で囲まれています。リマークは、IN-OUTで区切られています。このリマークは、削除したり、書き換えたりしないでください。リマークの間のスクリプトは、任意に書き換えることができますが、変更の有無に関係なくウィザードを再実行したときに消去されます。
組み込み済みのスクリプトからウィザードが生成したコードを削除する場合は、リマークが目安になります。リマークのIN-OUTをリマークを含めて削除してください。

例:
//SCRWIZ-GLB[vrm4_car_headlight]-IN
SetHeadlight 1
//SCRWIZ-GLB[vrm4_car_headlight]OUT

 

プログラムの制約

スクリプトウィザードは、スクリプトを生成する関係上、スクリプトの制約によって動作に制限を受けます。スクリプトは、ビュワーで可能な限り高速に動作するよう設計されていますが、スクリプトの記述内容によっては、速度が低下する場合があります。また、スクリプトは「プログラム」であるため、複数のスクリプトウィザードが生成した結果が互いに矛盾する内容であっても実行しようとします。しかし、正常な結果は得られません。
スクリプトシステムは、センサーで列車をとらえたときなどにイベントを発生します。イベントは、登録されているスクリプトを起動しますが、登録できるイベントの個数に制約があります。イベントの個数が多すぎる場合は、イベントが正常に処理できなくなります。
これら制約をさけるためには、スクリプトウィザードは、必要な箇所だけに実行してください。

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