こまめにセーブ

鉄道模型シミュレーターは、複雑なシステムです。予期せぬ誤作動でプログラムが停止する可能性があります。安全のため、適当な間隔で制作中のレイアウトを保存するようにしてください。

既存のレイアウトファイルに上書き保存する場合は、自動的にバックアップファイルを作成します。同じファイル名で拡張子が、”bak”に変更されます。上書き保存したファイルが壊れた場合は、バックアップファイルの拡張子を”vrx”に戻してください。上書き前の状態に復帰できます。

※バックアップファイルが破損した場合は、復帰できません。

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お気に入り部品

よく使う部品は、部品集として1つのレイアウトにまとめるといいでしょう。コピー&ペーストで部品を貼り付けるだけですみます。

複合的な構造物は、グループにした状態でまとめておきます。

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地形編集

■微妙な地形編集は、ビュワーまたはワイヤーフレームビュワーで確認しながら作業を進めます。

■ビュワーは、配置した1つの編成が最初に表示されるという性質があります。確認したい地点にダミーの線路をおき、そこに1両だけの編成を配置すると、フライスルーカメラで無駄な移動をする必要がなくなります。ビュワーでマークした地点が、どのような地形になっているか確認しやすくなります。

■ワイヤーフレームビュワーの場合は、ダミーの車両は不要です。編成が存在しない製作中のレイアウトも表示可能です。

■ビュワーの地形の陰影は、太陽に連動しています。太陽を低い高度にすることで陰影が強調されみやすくなります。

■VRM4形式の地形ファイルの保存、再生機能を利用して、コピペと同様な処理行うことができます。また、上限、下限設定を利用することで任意範囲の地形を読み込むことができます。たとえば、高度0の地面からでている山を保存します。再生時に高度0を下限に設定することで、高度0より大きい山の部分だけを読み込むことができます。

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サウンド設定

レイアウト上に存在する3次元の音源は、すべて音の聞こえる範囲があります。通常は初期状態で変更する必要はありませんが、音が聞こえる範囲を狭めたいときや、逆に広げたいときは音源距離を変更します。

音源距離は、音源から音が聞こえる範囲です。レイアウト全体の設定値を変更できます。模型スケールでミリメートル単位で距離を入力します。(0より大きな値で最大5000mmまで設定できます。通常は、400mmに設定されています。)
個別に部品に設定された数値は、このダイアログの設定値より優先されます。音源部品を個別に設定する場合は、音源部品ダイアログで「可聴距離」を設定してください。車両の音源距離は、スクリプト(SetSoundDistance)で変更可能です。

 

ドップラー効果

ドップラー効果の強さを設定します。0から100までの数値で、100が最も強く効果が現れます。0の場合は、ドップラー効果は機能しません。

※ドップラー効果:物理学者C.ドップラーによって数式化された現象です。救急車が接近、通り過ぎるときにサイレン音が変化するのはこの効果によります。音波に対するドップラー効果は、オランダの気象学者によって鉄道を使った実験で確認されました。

※ドップラー効果は、動作環境によっては正常に機能しません。

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停車中の動作音

機関車などは、停車中もファンの音など動作音が発生します。機関区に留置している車両など、停車中に音を停止したい場合は、編成ダイアログで効果音の演奏条件を設定してください。走行中のみ演奏するように設定すると、速度が0の場合は、音がなりません。

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