レイアウト上に存在する3次元の音源は、すべて音の聞こえる範囲があります。通常は初期状態で変更する必要はありませんが、音が聞こえる範囲を狭めたいときや、逆に広げたいときは音源距離を変更します。
音源距離は、音源から音が聞こえる範囲です。レイアウト全体の設定値を変更できます。模型スケールでミリメートル単位で距離を入力します。(0より大きな値で最大5000mmまで設定できます。通常は、400mmに設定されています。)
個別に部品に設定された数値は、このダイアログの設定値より優先されます。音源部品を個別に設定する場合は、音源部品ダイアログで「可聴距離」を設定してください。車両の音源距離は、スクリプト(SetSoundDistance)で変更可能です。
ドップラー効果
ドップラー効果の強さを設定します。0から100までの数値で、100が最も強く効果が現れます。0の場合は、ドップラー効果は機能しません。
※ドップラー効果:物理学者C.ドップラーによって数式化された現象です。救急車が接近、通り過ぎるときにサイレン音が変化するのはこの効果によります。音波に対するドップラー効果は、オランダの気象学者によって鉄道を使った実験で確認されました。
※ドップラー効果は、動作環境によっては正常に機能しません。