新幹線ストラクチャー

新幹線専用に開発されたストラクチャーとアクセサリーです。1/160スケールでリアルに再現しています。

高架プレート

新幹線専用の高架プレートです。新幹線の雰囲気を再現するために、在来線の高架プレートとは異なる仕様になっています。

実感的な外観にするため複線プレートの幅は、78mmになっています。複線プレートを並べて複々線を構成することはできません。

対向式ホームの駅は、200mmのプレートを使用します。中央部に本線、側線がプラットホームになります。

島式ホームの駅は、231mmのプレートを使用します。

高架プレートの厚みは、5mmになっています。既存部品の在来線プレートと異なります。

架線柱

新幹線用の架線柱を用意しています。塩害が想定される路線は、ガイシに緑色のグリスが塗られている架線柱を使用します。

対向式プラットホームに組み込む架線柱は、プラットホームの支柱にあわせて設置してください。

対向式プラットホーム

対向式ホーム部分は、複々線で構成します。ホーム前後に複線からの変換プレートとポイントを配置してください。

駅舎とアクセスする部分は、幅広になっています。図のような構成で配置してください。

橋脚、対向式ホーム用のプレート、対向式ホームと積み上げてください。橋脚は、50mmで設定します。(プレートが5mmになるため、線路は、55mmの高さに配置されます。)

対向式ホーム用の駅舎は、200mm幅の建物と、階段付近に配置する建物の2種類があります。写真を参考に駅の構成に合わせて配置してください。写真では建物に隠れていますが、駅舎とホームの間には必ず高架プレートを設置してください。

安全柵

お好みで安全柵を設置できます。安全柵は、2012年時点の東海道新幹線仕様になっています。安全柵は、写真のように黄色線の外側に設置してください。
対向式ホームの構成と安全柵の設置例としてサンプルレイアウトを用意しています。下記リンクよりダウンロードしてください。安全柵は、各号車ごとに異なる柵が使用されています。サンプルレイアウトからコピー&ペーストで使用してください。

※安全柵は、1/160スケールで設計していますが、開口部の幅を調整することで1/150の車体にあわせることができます。

対向式駅構成例[odawaraanzen.zip]:クリックしてサンプルをダウンロード

可動柵と島式プラットホーム

島式プラットホームと東海道新幹線仕様の可動柵です。

島式プラットホームの組み合わせは作例を参考にしてください。

可動柵は、組み合わせて使用する安全柵とセットになっています。スケールは、1/160です。複数の部品を組み合わせて、設置します。詳しくは、作例を参照してください。(作例は通常の安全柵も使用しています。)

島式駅構成例[tecdoor-sample.zip]:クリックしてサンプルをダウンロード

 

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E5系新幹線

最高速度320km/hでの営業運転が可能な最新鋭の新幹線車両です。
編成は8M2T構成で主回路は2両1ユニットになっています。電源は、交流50Hz、25000V対応です。
10号車には分割併合装置が先頭部に格納されています。
車体は、鮮やかな常磐グリーンと躑躅ピンクのラインがデザインされています。
10号車は、最上級のグランクラスになっています。
※1/150、1/160のモデルを収録しています。お好みでスケールを選択してください。
※専用シェーダーにより常磐グリーンの光線による色変化を再現しています。(実車と同様に屋根と車体側面で色の変化が異なります。)
※1号車の分割併合装置は実車では準備工事になっています。モデルでは、分割併合装置を装着した状態になっています。

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自動センサー:分割後の制御

自動センサーで分割した編成を制御する作例です。編成を分割後、分割元になった編成と分割後の編成を制御します。さらに再度連結して、運転を再開します。

作例では、4つの自動センサーを用意しました。黄色センサーは、進行してきた編成を分割します。分割時に新しく生成された編成の制御は、緑色のセンサーが担当します。水色のセンサーは、分割元になった編成の切り離し後の動作を担当します。
オレンジのセンサーは、新しい編成を識別して、新編成にだけ反応します。

それぞれのセンサーの設定は次のようになります。

分割を担当する黄色センサーの設定です。フィルターは、すべての編成を受け入れますが、切り離しは一度だけ行うため、共通ステータス番号2が0のときだけ実行します。

編成を切り離し後、切り離された編成を制御するため、ID=11の自動センサーを呼び出します。共通ステータス番号2に1をセットして、この自動センサーが2度動作しないようにします。(値が0ではなくなるため、フィルターではねられるようになります。)

最後に残った分割元の編成を制御するため、ID=22の自動センサーを呼び出します。

切り離した編成を制御する緑色のセンサーです。このセンサーは、線路の上には置かないでください。

最初に、切り離した編成に不要な動作が残っていると、予期しない動作の原因になるためクリアします。
次に、切り離しによってできた編成であることを識別するため、種別コードを1にします。編成の初期状態は、種別0になっているため、種別1にすることで元編成と違うということがわかります。
作例では、元編成を先発で出発させているため、後発になります。20秒後に出発するように設定します。(後で連結するため、速度は10にしています。)

元編成の制御を担当するセンサーです。このセンサーも線路には配置しません。

出発とある程度進んだところで停止させています。後発の編成が、あとから出発、連結してくるため、連結後の動作もここで設定します。止まっている編成に後から来た編成が吸収されます。最終的に残る、この編成に連結後の動作を設定します。
70秒後と余裕をみて、作例では進行方向の反転と出発を設定しています。

オレンジのセンサーは、おまけです。切り離された編成を自動センサーで識別する例になっています。切り離された編成は、緑色のセンサーで種別1に変更されています。フィルター条件を種別1にすることで、切り離した編成に対する動作を設定できます。

この作例のように、複数のセンサーに動作を振り分け、フィルターを設定することで、かなり複雑な制御をつくることができます。

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CallATS

CallATS    ATSオブジェクト変数     編成オブジェクト変数

自動センサーを呼び出します。順方向の検出と同じ動作になります。

呼び出された自動センサーは、順方向で列車を検出した状態になります。フィルターの条件をチェック後、動作、ステータスの演算を実行します。自動センサーを一連の動作を登録したマクロのように使用する場合は、この命令を実行します。

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ResetStoreCMD

ResetStoreCMD    編成オブジェクト変数

蓄積されている命令をリセットします。

自動センサーは、列車を検出すると登録されている動作を実行します。時間0で設定されている動作は、即時実行されます。時間が0以外で設定されている動作は、時間になるまで対象となるオブジェクトに蓄積されます。この命令は、蓄積されている命令を削除します。
分割時に生成された編成に、分割元の編成から動作が複製されるとき、これを削除するために使用します。自動センサーとスクリプトを混在させて、スクリプトで分割後の制御を行う場合は、生成された編成で実行してください。(スクリプトではなく、自動センサー側でのリセットも可能です。)

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