数十トンの特大貨物を輸送する大物車は、その取り扱い荷物の性質上、最高速度に制限がありダイヤ上の問題となっていました。日本通運は特大貨物輸送の高速化を目的にシキ1000形式を発注。昭和50年と昭和54年に製造されています。
シキ1000は、特殊なローリング防止装置などの搭載により、積載時でも75km/hの高速走行が可能です。積載部は、D1タイプとD2タイプがあり、組み替えて使用可能です。
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数十トンの特大貨物を輸送する大物車は、その取り扱い荷物の性質上、最高速度に制限がありダイヤ上の問題となっていました。日本通運は特大貨物輸送の高速化を目的にシキ1000形式を発注。昭和50年と昭和54年に製造されています。
シキ1000は、特殊なローリング防止装置などの搭載により、積載時でも75km/hの高速走行が可能です。積載部は、D1タイプとD2タイプがあり、組み替えて使用可能です。
タキ1000は、貨物列車の高速化を目的としてタキ43000をベースに開発されたタンク車です。高速走行が可能なFT21台車を装備しています。現在のガソリン輸送を支える主力タンク車です。車両所有会社によって塗装、デザインが異なります。
チキ5000は、逼迫する戦後の貨物輸送を改善するため、高速コンテナ輸送用に開発された車両です。昭和34年から運用を開始しました。昭和37年には、チキ5000の改良型チキ5500が登場、チキ5000ものちに5500形への改造が行われています。
昭和40年に形式表記の改正が行われ、チキ5000はコキ5000に、チキ5500はコキ5500になりました。