EF210 100電気機関車

1996年に登場したJR貨物の主力電気機関車です。それまでの主力機EF65形の後継機として、増備が続けられています。0番台では、1つのインバーターで2つのモーターを制御していましたが、モデルとして収録した100番台では、1インバーター=1モーター方式に変更されています。このため、フィルターの増設が行われ、外観が0番台と異なります。また、側面のロゴデザインが変更されています。パンタグラフは、108号機まで従来と同じPS22を搭載、109号機からはシングルアームパンタグラフに変更されています。

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EF60 99電気機関車

平坦区間の貨物列車用に開発された直流電気機関車です。昭和35年に登場しました。初期の製造車両では、クイル式駆動装置を採用、後年保守などに問題が生じたため、吊掛式駆動装置に変更されました。モデルは、外観が大きく変更された3次量産車です。6軸の本機1両で旧型電気機関車のEH10(8軸)と同等の能力があります。

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EF65 43電気機関車

EF65貨物機は、貨物列車の高速化を目指して、EF60の第3次量産車をベースに歯車比の変更、新しい運転制御回路の採用により誕生した形式です。歯車比を16:71から18:69に変更、外観は台車まわりにEF60との違いがみられます。内部構造は、一新され、自動ノッチ進め方式、バーニアの常時使用、空転検出時のノッチ戻し、一時的な主電動機のオーバーロード加速などが組み込まれています。

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EF65-1000(JR貨物)

東北、上越線の高速貨物運用などの需要に対応するべくEF65P形をベースに重連装置、貫通扉など重連運用装備になった形式です。貨物、旅客兼用の機関車です。

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EH10電気機関車

東海道本線全線の電化計画に際して、難所となる関ヶ原を直通できるように開発された電気機関車です。全8軸を2車体に分割して配置、それまでの旧型機関車とことなる電車のようなボギー台車を採用、重量配分、曲線通過の適正化が図られています。電気的には旧型機関車と同じなため、旧型機から新性能機関車への過渡期の車両と位置づけられています。
車体デザインは、当時としては異例の外部デザイナー(建築家萩原政男氏)の協力により設計がすすめられ、黒い車体カラー(試作機は黒塗装と茶色塗装の2種類)に、傾斜した運転台ガラスなど現代に通じる車体となっています。

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