東海道本線全線の電化計画に際して、難所となる関ヶ原を直通できるように開発された電気機関車です。全8軸を2車体に分割して配置、それまでの旧型機関車とことなる電車のようなボギー台車を採用、重量配分、曲線通過の適正化が図られています。電気的には旧型機関車と同じなため、旧型機から新性能機関車への過渡期の車両と位置づけられています。
車体デザインは、当時としては異例の外部デザイナー(建築家萩原政男氏)の協力により設計がすすめられ、黒い車体カラー(試作機は黒塗装と茶色塗装の2種類)に、傾斜した運転台ガラスなど現代に通じる車体となっています。
モデルは、パンタグラフが中央よりに配置された初期の試作車と、量産車があります。同一形式でありながら、パンタグラフ配置など構造が大きく異なります。
・ナンバープレート、メーカーズプレート、所属プレート書き換え可能
・ヘッドライト、テールライト点灯可能
・室内灯点灯可能
・入れ換え標識点灯可能
EH10 1(試作機)
EH10 26 (量産機)