ホームドアとは、プラットホームに列車が到着すると開く可動式の柵です。
ホームドアの実例(つくばエクスプレス)
Direct3Dでは、通常、ポリゴンの前後判断をZバッファ法によって行っています。
Zバッファを使用しない場合、描画順序によってポリゴンの前後関係が入れ替わってしまうことがあります。(この場合は、最前列のキャラクターに上書きしている。)
Zバッファを使用すると、前後関係が正しく描画されます。不透明なビルボードは、Zバッファを使用してください。
Zバッファ法は、シンプルで強力ですが、半透明の場合は原理上正常に動作しません。
半透明のときにZバッファ書き込みを行うと、手前のキャラクターが後ろのキャラクターを透かすことができないことがあります。
半透明の場合は、ZバッファにかわりZソート法を使用してください。
Zソートを行うと、順番通りに表示されます。(写真では、真中の半透明キャラが、正常に重なっています。)
Zソートは、半透明で有効な手段ですが、エミッタ単位でソートするため、パーティクル群とパーティクル群が交差する場合は無意味になります。雨、雪のような広範囲にわたるパーティクルは、使用しないでください。
Zソートを指定した場合は、指定しないエミッタとはことなるタイミングで描画されます。Zソートを指定したエミッタに対してのみソートによる前後判断が機能します。
VRMでは、人形などをビルボードと呼ばれる常にカメラの方向を向いた板ポリゴンで表示しています。エミッターとパーティクルを使うと、任意の画像を使ったオリジナルのビルボードを作ることができます。
コンピューターグラフィックでは、雪や雨などの天候、炎や煙、水の流れなどをパーティクルと呼ばれる粒子で表現します。パーティクルは、エミッターと呼ばれる放出装置からはき出されます。放出されたパーティクルは、設定した運動を行います。
パーティクルの放出するタイミング、運動などを設定することで、雪、炎など様々な表現が可能になります。動的で独創的なシーンを構築できます。
自作ビルボードの例。
部品として提供されているエミッターと、天候を表現する天候エミッターの2種類があります。エミッターの機能は同じですが、天候エミッターは、画面の表示位置に追従して、画面内に雪、雨を降らせます。(レイアウトの一部に雪をふらせたい場合は、エミッター部品を利用してください。)