ホームドアとは、プラットホームに列車が到着すると開く可動式の柵です。
ホームドアの実例(つくばエクスプレス)
一般的なホームドア
ホームドアは、車両にあわせて様々なタイプがあります。通勤電車向けの一般的なホームドアは、開口部が2000mmで左右にドアが開きます。
車両のドア間隔にあわせて、複数の部品を用意しています。また、ホームドアのユニット間に設置するスペーサーを組み合わせることで、特殊なドア配置に対応することができます。
ホームドア白色01(基本2400mm) |
基本的なドアユニットです。 |
ホームドア白色02(205系4扉) |
ドア間隔3500mm1車両分のユニットです。 |
ホームドア白色03(基本2400mmジョイントなし) |
ジョイントなしで位置調整したい場合に使います。 |
ホームドア白色04(4800mm) |
ドア間隔3500mmのユニット |
ホームドア白色05(4940mm) |
ドア間隔3640mmのユニット |
ホームドア白色06(2400mmL) |
左側ドアのユニット |
ホームドア白色07(2400mmR) |
右側ドアのユニット |
ホームドア白色08(5180mm) |
ドア間隔3640mmの車両の連結部分 |
ホームドア白色09(4490mm) |
E231-500先頭車の運転台後ドア用 |
スペーサー白色01(800mm) | |
スペーサー白色02(1280mm) | |
スペーサー白色03(フレキシブル16) | 基準長16mmのフレキシブル部品です。 |
スペーサー白色04(1520mm) | |
スペーサー白色05(フレキシブル128) | 基準長128mmのフレキシブル部品です。 |
※E233系の運転台直後の乗降客用ドアは、間隔が狭いため一般的なドア装置では対応できません。実物での対応方法については不明です。(2010/03現在)
※シャドウマップ法は原理的に薄い部品の影を適切に表示できません。ホームドアの可動扉は、影が反映されません。
ホームドアの設置
ドア間隔3500mmの場合
ホームドア白色02を1両につき1つ設置します。
ドア間隔3640mmの場合
複数のユニットを組み合わせて設置します。先頭車と中間車ではドア位置がことなります。E231系500番台の先頭車は、運転台側から次の組み合わせで設置します。
2400mm(L or R) + 4490mm + 4940mm + 5180mm
中間車は、4940mmと5180mmを組み合わせて設置してください。
E231系500番台以外の先頭車は、ジョイントなしユニットを使用して設置位置を車両のドアにあわせてください。
カーブホームへの設置
ドアの開口部分にジョイントのある部品を使用してください。部品をホームにあわせて回転してください。
ホームドアの自動開閉
ホームドアは、VRMでは踏切部品として機能します。ドア部分が踏切の遮断機に相当します。踏切とはことなり、通常は閉じた状態になっています。
自動センサーを使う場合は、動作させる対象のホームドアを選択後、開閉動作を設定してください。踏切とは自動センサーの向きを逆向きに設置してください。(開閉動作が逆になります。)
ホームドア部品を多数使用する場合は、自動センサーを複数設置してください。
スクリプトを使う場合は、踏切部品として扱ってください。
テクニカルガイドの「踏切」ページもあわせて参照してください。