次回のVRM5アップグレードサービス、ステップアップサービスは、VRM5第4号のお取り扱い準備ができ次第、スタートします。
「VRM5」カテゴリーアーカイブ
推進運転
上野駅と尾久の車両基地の間でみることができる推進運転時の機関車視点を列車カメラに追加しました。写真は、上野駅から尾久に戻る北斗星です。この客車が先頭になり、最後尾で機関車が押しています。
この新しいカメラ機能は、次回のアップデータに含まれます。
散歩する
地上カメラに散歩モードを追加しました。CGでは、街中を歩く人間の視点のように空間内を移動するカメラワークをウォークスルーと呼びます。散歩モードは、地形の上を一定の高度を保ちながらカメラを移動できます。適当な高さに地上カメラを設置することでレイアウト内を歩く人間のような視点になります。
この機能は、次回のアップデータに含まれます。
383系開発中
現在、開発進行中の383系です。383系は、中央西線、篠ノ井線と山岳路線を駆け抜ける振り子式特急電車です。写真は、開発中のため窓まわりなど一部未完成です。
上の写真は、実車です。分割を考慮した貫通扉付きの先頭車です。車体は、ゆるいカーブがついた断面に平面ガラスで構成された客室窓が配置されています。窓ガラスは、一見すると連続窓のように見えますが、窓と窓の間のピラーを光沢感のあるブラックで塗装した独立した窓です。今回のモデル化では、連続窓にみえるよう特殊なモデリングを行っています。
今回、383系の貫通扉を開閉可能にするために、VRMに専用のコードを追加しました。貫通扉の開閉は他の形式でも実現していますが、383系は従来より複雑な構造のため、これを実現する専用コードが必要になります。
鉄道模型シミュレーター5 第4号
鉄道模型シミュレーター5 第4号は、12月11日発売予定です。現在開発進行中です。
第4号は、383系特急電車、0系新幹線や初代東海道新幹線0系大窓車などJR東海所属の車両を収録します。車両、ストラクチャーなど収録内容については、最終調整中です。詳細が決まり次第、製品情報ページにてご紹介します。
店頭ご予約は、店舗によってことなりますが10月下旬よりお申し込みいただける予定です。(店頭にご確認ください。)
弊社ダイレクトショップでのご予約受付は、11月上旬の開始を予定しています。
ビュワーの高速化
現在開発中の高速化アルゴリズム、スーパーバイザー様のご協力をいただき、各種GeForceでテストを実施しました。
今回の新しいアルゴリズムは、ストラクチャーやレールを大量に組み込んだ大型レイアウトを高速化します。このアルゴリズムは、GPUに搭載されている演算回路=ストリームプロセッサの個数が多いほど効果を発揮します。
歴代GeForceのテストでは、GeForce 8xx0シリーズから高速化の傾向があらわれ、GeForce 9xx0シリーズ以降は、SPの個数に応じて高速化されます。
RADEONについては、もう少し開発がすすみましたらテストします。
新技術開発中
ここ数週間、集中開発していた新しいレンダリング制御技術について、実用化のめどが立ちました。ポリゴンを新しいアルゴリズムで綿密にコントロールすることで、大規模なレイアウトでの表示速度が向上します。
新しい技術のため、環境によってはたまにフリーズしますが、安定化にはさほど時間がかからないとみています。次回のアップデートは、この技術を組み込んだバージョンになります。
次回アップグレードサービス
第4回アップグレードサービスを締め切らせていただきました。
次回のVRM5アップグレードサービス、ステップアップサービスは、パッケージの準備ができ次第、開始いたします。
80系電車のテストショット
80系電車のテストショットです。写真は開発中のものです。
クハ86 300番台
モハ80 300番台
旧国の特徴。パンタグラフ
電動台車。モーターも再現しています。
サロ
サハ
80系電車
現在、80系300番台の製作を進めています。
80系電車は、現在の日本の鉄道システムが形作られる上で決定的な役割を演じた形式です。長距離列車は客車で運行するというのが常識だった当時、前代未聞の長距離用電動列車として開発されました。
電車にすることで客車と比較して、折り返しの機関車付け替えが不要、軸重軽減による線路への負担の減少など、多数の利点があります。
従来にない新しい形式のため、斬新な設計が随所に施されています。現在の電車では当たり前の中間電動車は、モハ80として設計されました。従来、個別の電動車についていた運転台を省略することでコストの削減などをはかっています。
先頭車クハ86の運転台は、初期製造グループでは3枚窓の簡単な構造でしたが、第二次増備より曲線的な2枚窓のデザインになりました。この2枚窓のデザインは、80系の愛称「湘南電車」より湘南型と呼ばれるようになります。この湘南型のデザインは当時としては画期的で、国鉄、私鉄の車両に多大な影響を与えました。
モデルの300番台は、80系そして旧型電車としては最後に製造されたグループです。システムは従来と同じですが、ボディーは現在の鉄道車両の構造が確立された10系軽量客車に準じています。旧型電車から101系以降の新性能電車へと技術的につながっていくことになります。