imagicdev のすべての投稿

新センサー。クルーズコントロール

現在開発中の新しい自動センサーから、クルーズコントロールをご紹介します。

クルーズコントロールは、列車を指定した速度で運転します。進行方向に先行列車などがあると、徐々に減速して、列車間隔を自動的に調整します。本線上に複数の列車が、衝突しないように走行できます。

クルーズ制御を開始するコマンドを選択します。

パラメータは、巡航速度、警戒距離、間隔距離、時間係数です。列車は、巡航速度を維持します。前方の列車との間隔が、警戒距離より短い場合は、減速を開始、間隔がつまった場合は、徐行または一時停止します。間隔がひろがると、再び加速します。

本線上に複数の列車が存在しても、自動的に減速して間隔調整します。間隔距離が0以上の場合は、列車を停止して、相互に列車が接近しないようにします。簡単な自動運転は、このコマンドだけで運用できるようになります。

新センサー。if-else-endif

現在開発中の新しい自動センサーは、センサーに小型の仮想マシンを搭載して、センサーがプロセスを実行するようになります。

プロセス化によって、実行を制御するif-else-endifが実装できました。

ifで条件判断を行い、条件を満たした場合とそうでない場合で処理を制御します。

2番目のログにifの実行結果が表示されています。結果は、trueで条件を満たした場合の処理を実行しています。

共通ステータス[key]に100をセットして、実行してみます。

ifの条件を満たしていないのでelseに制御が移ります。

新世代自動センサー開発中。ログがとれます。

ただいま、VRMNXシステムの中核エンジンの大規模な更新開発をすすめています。

レイアウトにギミックを組み込むなど自動化に活躍する「自動センサー」が、新しい世代になります。ベースとなる仕組みから一新しました。

高速&高効率な検出、プロセス化など新しい機能が多数ありますが、今回は「ログ」をご案内します。

ログの収集モードをONにすると、実行された命令のログを記録します。実行タイミング、パラメータ、実行時の状態などログで確認することができます。

ログにマウスカーソルをあわせると、発行元の自動センサーにレイアウトウィンドウが移動します。

DMM GAMESにてキハ47、キハ48販売開始!

大変お待たせしました。DMM GAMESにてキハ47、キハ48のリリースを開始しました。期間限定のセール対象になっています。

鉄道模型シミュレーターNX 012 国鉄一般型気動車キハ47

キハ40系の近郊区間用両開きドア搭載のキハ47のセットです。

DMM GAMES 販売ページ

鉄道模型シミュレーターNX 013 国鉄一般型気動車キハ48

片運転台仕様のキハ40系キハ48のセットです。

DMM GAMES 販売ページ

コアシステム新バージョン開発中

VRMNXのコアシステムについて、新バージョンを開発中です。

データ管理エンジンに新しいアルゴリズムをベースにした高速エンジンを実装しています。複雑なレイアウト作品でのレスポンスの向上、安定性の向上などにくわえ、部品データの動的なセットアップが可能になります。

ツールボックスに、「パッケージ」ボタンが追加されます。システムに組み込んだパッケージの情報管理と、新しいパッケージのセットアップをインストーラーを介さずにVRMNX本体だけで行うことができます。

心臓部のエンジン改定ということで、「見た目」にわかる変更は少ないですが、最大級の改変になります。実装完了には、まだまだ時間がかかりますが、アップデータの提供までお待ちいだけますようお願いします。

新製品 次世代道路標識パーツ先行リリース

実物を3D計測して制作したリアルな道路標識セットをダイレクトショップにて先行リリースしました。

実際の形状を再現した高精細ポリゴンとリアルなテクスチャーで構成した、次世代道路パーツの一環として開発しました。

実際の標識を再現した設置するだけで簡単に使用できる部品を用意しています。また、標識部品と支柱部品を組み合わせてオリジナル標識を作成することもできます。

セット3の組み立て済み標識は、市街地にみられる歩道側にオフセットした標識です。シーンに合わせて使い分けることができます。

道路標識セット1製品情報ページ

新しい外部視点を追加しました

新バージョンに新しい外部視点を追加しました。

操作中の列車を上空から見下ろすことができます。模型的な雰囲気をお楽しみください。

スクリプトマニュアルも更新しました。新しいサンプルを追加しました。VRMSpriteを使った速度計です。メーターパネル実装などスプライトを活用するときにご参照ください。

TIPS : 踏切遮断機のタイミングをずらす

先日、踏切遮断機のタイミングをずらす方法についてご相談をいただきましたので、組み立て方をご紹介します。

大きな踏切では、対向車線側とバーが降りるタイミングがことなります。これを再現してみます。

踏切遮断機と踏切警報機をそれぞれ設置します。

それぞれのプロパティーを開いて、踏切グループに名前を入力します。ここでは、「humi1」としています。

遅れて閉じる側の踏切遮断機は、踏切グループを「humi1b」とします。同じ踏切ですが、別々の名前をつけます。

次に踏切を制御するセンサーを設置します。

種類はシステムを選択。コマンドは、同じグループの踏切開閉を選択します。

センサーが検出した瞬間に踏切全体の動作を開始させるため、時間は0、パラメータには、踏切グループ名の”humi1″を入力します。グループ名は、必ずダブルクォーテーションで囲みます。

次にバーが遅れて閉じるよう、時間を3000(=3秒)、パラメータの踏切グループ名を”humi1b”にします。

センサーが列車を検出すると、踏切が動作開始します。片側のバーは、あがったままです。

3秒経過すると、もう片方のバーが降り始めます。

すべてのバーが降りて、列車が通過します。