鉄道模型シミュレーター4の新しいアップデータを公開しました。モーションパスのスクリプトウィザードが、新しく加わりました。
「センサーが列車を感知したらモーションパスを実行する」というスクリプトを簡単に組み込めます。列車と併走するカメラワーク、列車の入線シーンを正面からとらえるカメラワークなど様々なシーンを構成できます。
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モーションパス
SF映画「スターウォーズ」では、数値による精密な制御を行うモーションコントロールカメラが使われました。コンピュータで制御されたモーターによって、あらかじめ決められたコースを何度でも動くことができます。CG以前のリアルなミニチュアをつかっていた時代では最強のカメラワークです。
映画など映像作品では、時として台車やクレーンでカメラを移動して撮影します。被写体に対して、どのような演出意図でカメラを動かすか、これをカメラワークと呼びます。
3DCGのカメラワークは、モーションコントロールカメラのように完全に数値で決めた動きに従って行います。この移動するための道筋のことを「モーションパス」と呼びます。
バージョン4.0.9.5では「モーションパス」部品を実装しました。カメラや音源を道筋にそって移動することができます。
モーションパスは、写真のように複数の制御点を結ぶ曲線です。曲線の形状は自由に編集できます。カメラをリンクすると、カメラはこのパスの上をなぞるように移動します。カメラを制御する場合は、オフセットを設定できます。回り込みなど特殊なカメラワークが可能です。
ノートPCの救世主!?
ノートパソコンで鉄道模型シミュレーターなどのDirect3Dタイトルを実行する場合、最大の問題はグラフィックの遅さです。
多くのノートパソコンは、コスト、消費電力、大きさなどの制約からチップセットに内蔵されているグラフィック機能を使用しています。チップセット内蔵のグラフィック機能は、webブラウザ程度であれば問題ありませんが、3Dについてはかろうじて動作するという水準でした。
デスクトップ機のようにグラフィックカードを載せ替えるというわけにもいきません。(一部の機種はチップを差し替えることでパワーアップできます。例外ですが。)
ベストな解決策ではありませんが、次善の策としてノートPCのカードスロットにビデオカードを増設するという手段が昔からあります。ただし、この種の増設カードは際物な製品が多く、効果は??でした。
正式発表されたASUSTeKのGeForce8600GTユニットは、過去の製品とはことなり、「高速なGPU」を「高速なExpressCard」で接続しています。バス上の信号のやりとりがボトルネックになりますが、実際のゲームではデータ転送に伴う速度低下より、GPUそのものの性能アップの方が遙かに大きいので、非常に期待の持てる製品です。
詳細については、PC Watchの記事をご参照ください。
大宮公開
本日は、大宮公開に行ってきました。今年の目玉は、引退したばかりのEF65 535。
栄光のブルートレイン牽引機です。
この他にEF65 1001などが展示されていました。
キャンペーン
セブンドリーム・ドットコムにて期間限定の「父の日キャンペーン」を開催しています。対象商品のお買い上げで最新作「EF81 4」をゲットできるお得なキャンペーンです。ぜひご利用ください。(EF81 4はダウンロード版になります。プレミアムトレインチケットは添付されていません。)
ダイレクトショップでも、追加キット「EF81 4」のお取り扱いを開始しました。(ビッグローブソフトプラザへの登録については多少日数がかかります。登録完了までお待ちください。)
EF81 4
VRM4初登場のEF81原型色です。第一次量産グループ(2号機から28号機)に属する4号機をモデル化しています。S63年ごろのスタイルです。
初期型の特徴である、屋上機器、前面部の形状、KE59Hジャンパ栓の有無、電暖灯の形状などを再現しています。ヘッドマークには「つるぎ」を設定しました。
ライセンスの関係でシステムパッケージ製品へ収録するタイミングにあいませんでした。追加キットでリリースする予定です。
DT129台車
現在制作中のED76の台車です。DT129は、仮想心皿方式の台車です。台車側面に取り付けられた車体と結ぶリンク棒が特徴的です。
次回パッケージは、九州を予定しています。(日豊本線のDF50の写真資料募集しています。)
Update 4.0.9.4a
GetActiveTrainが正常に動作しない問題と、これが原因で地上カメラのイベントがキックされない問題を修正しました。
Update 4.0.9.4
信号機、踏切が配置されていると正常に動作しない問題が、ワイヤーフレームビュワーにありました。この問題を修正したUpdate 4.0.9.4を公開しました。
※VRM4は、32bitのVistaネイティブアプリケーションになります。(64bit版については開発を検討しています。)
Update 4.0.9.3
システムをバージョン4.0.9.3に更新するアップデータを公開しました。
今回より、使用するDirectXもかわり、DirectX(March 2008)になります。マイクロソフトのDirectXサイトよりWebインストーラーを実行していただくと、手軽に必要なバージョンへ更新できます。
バージョン4.0.9.3は、コンパイラやSDKの更新を行っています。開発環境の変更により、レイアウター、ビュワーともにVistaのネイティブモードで動作します。(従来は仮想モードで動作)
しばらく更新していなかったワイヤーフレームビュワーも現行バージョンにあわせて更新しました。ただし、Vistaについては地形をワイヤーフレームで表示すると1/5程度まで処理速度が低下する問題があります。
原因は不明ですが、LINE、POINTを指定してDrawPrimitiveすると極端に性能が低下します。この問題を軽減するためにOSの種類に関係なく、ワイヤーフレームの表示範囲を限定するなど速度を引き上げる措置を行っています。
バージョン4.0.9.3では、開発環境の関係でアイコンの変更を行っています。ワイヤーフレームビュワーは、Easti-Eにしました。