モーションパス

SF映画「スターウォーズ」では、数値による精密な制御を行うモーションコントロールカメラが使われました。コンピュータで制御されたモーターによって、あらかじめ決められたコースを何度でも動くことができます。CG以前のリアルなミニチュアをつかっていた時代では最強のカメラワークです。
映画など映像作品では、時として台車やクレーンでカメラを移動して撮影します。被写体に対して、どのような演出意図でカメラを動かすか、これをカメラワークと呼びます。
3DCGのカメラワークは、モーションコントロールカメラのように完全に数値で決めた動きに従って行います。この移動するための道筋のことを「モーションパス」と呼びます。

バージョン4.0.9.5では「モーションパス」部品を実装しました。カメラや音源を道筋にそって移動することができます。

モーションパス

モーションパスは、写真のように複数の制御点を結ぶ曲線です。曲線の形状は自由に編集できます。カメラをリンクすると、カメラはこのパスの上をなぞるように移動します。カメラを制御する場合は、オフセットを設定できます。回り込みなど特殊なカメラワークが可能です。

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