VRM ONLINEのシステムを更新しました。今回の更新は、新機能がいくつか加わっています。
■スクリーンスプライト
いままでにない新しいVRMをつくることができるスプライト機能を実装しました。スプライトは、ゲームのキャラクターなど画像パターンを表示する機能です。
写真は、スプライトで速度計を表示するサンプルです。(VRM ONLINEのマニュアルよりダウンロードできます。)スプライトを利用して、写真画像を使用したリアルな運転台や、センサーと組み合わせて到着駅の予告表示、ゲームのように速度オーバーなど警告の表示などができます。非常に応用範囲の広い機能です。
編成のリソースとスクリプトにテクスチャーとスプライトのコードをセットすることで、編成ファイルにまとめることができます。運転台付き編成ファイルとして配布可能です。
■データ広場
「トレイントレイン」に、VRM ONLINEのレイアウト、編成データ、背景パッケージをアップロードできる機能が加わりました。アップロードしたファイルは、「トレイントレイン」で公開可能です。
■背景イメージの実行時切り替え
スクリプトを使用して、天球、雲、地形のテクスチャーをリソースの画像に変更できます。トンネルを抜けたらそこは雪国という演出が可能になりました。(天球テクスチャーを内側から貼り付ける仕様に変更しました。雲は、従来通り上から貼り付ける仕様です。)
■スクリプト追加
スプライトを利用して運転台をつくるときに便利なよう、運転台カメラとスプライト、車体表示が連動する機能を追加しました。車体のポリゴンを表示せず、スプライトだけで運転台を再現する場合に便利です。
また、Vector変数への代入命令を追加しています。