Update 4.0.9.3

システムをバージョン4.0.9.3に更新するアップデータを公開しました。

今回より、使用するDirectXもかわり、DirectX(March 2008)になります。マイクロソフトのDirectXサイトよりWebインストーラーを実行していただくと、手軽に必要なバージョンへ更新できます。

バージョン4.0.9.3は、コンパイラやSDKの更新を行っています。開発環境の変更により、レイアウター、ビュワーともにVistaのネイティブモードで動作します。(従来は仮想モードで動作)

しばらく更新していなかったワイヤーフレームビュワーも現行バージョンにあわせて更新しました。ただし、Vistaについては地形をワイヤーフレームで表示すると1/5程度まで処理速度が低下する問題があります。
原因は不明ですが、LINE、POINTを指定してDrawPrimitiveすると極端に性能が低下します。この問題を軽減するためにOSの種類に関係なく、ワイヤーフレームの表示範囲を限定するなど速度を引き上げる措置を行っています。

バージョン4.0.9.3では、開発環境の関係でアイコンの変更を行っています。ワイヤーフレームビュワーは、Easti-Eにしました。

コンパイラを更新

ここ最近、C1001エラーの発生頻度が多くなってきたため、コンパイラの更新に着手しました。(テンプレートが遠因?)
開発環境の抜本的な更新にあわせて、DirectX SDKやPlatoform SDKも最新版に切り換えました。

数日中に新しいバイナリをご提供できる予定です。DirectXは、(March 2008)が必要になります。こちらのページからダウンロードして、DirectXをアップデートしてください。

ビッグローブにてお取り扱い中

ビッグローブのPCソフトコーナーにて鉄道模型シミュレーター4第9号のお取り扱いを開始しました。ダウンロード後、すぐにお楽しみいただけます。

場所は、ビッグローブのトップページからPCソフト>>ゲーム>>シミュレーションです。

Update 4.0.9.2

鉄道模型シミュレーター4の新しいアップデータを公開しました。

勾配区間では、車体の複雑な挙動にあわせてカメラ位置をリアルタイムで更新します。この演算は、非常に複雑な組み合わせで行われるため、演算途中で発生したわずかな誤差が最終的に非常に大きな誤差になります。
今回のバージョンでは、上下方向の誤差について、可能な限り小さくなるように調整しました。
(カーブ方向の誤差は従来のままです)

部品総合カタログ

総合カタログ

鉄道模型シミュレーター4のすべての部品を掲載した部品総合カタログです。レール、ストラクチャー、アクセサリーなどを詳細なデータとともに画像付きでご紹介しています。

必要な部品が含まれているパッケージを調べる、部品のイメージをみながらレイアウトを構想するなど使い方はいろいろ。ぜひご活用ください。

>>「鉄道模型シミュレーター4部品総合カタログ」を開く

第9号 DVD編集中

ダイレクトショップで第9号をご予約いただいた方には、取材テープから作成したオリジナルDVDを差し上げます。今回は、3月ダイヤ改正により引退した名列車を多数収録しました。主な収録内容は次の通りです。

北斗星北海道編成上野駅出発
SL南房総号
なはあかつき
ゆとり踊り子ラストラン(18日)
銀河ラストラン
など

また、waka様よりご提供いただきました「長崎電気軌道」の前面展望シーンも収録しました。路面電車ならではの眺めを楽しむことができます。

江ノ電新500形

江ノ電502

今日は、江ノ電の新しい500形502号車を取材撮影してきました。ヨーロピアンスタイルで人気を博した旧500形の雰囲気を受け継いだ新500形です。
502号車編成は、最近入線した最新鋭車両です。まだ、営業運転を開始してから日が浅いため、車体は新車の輝きを保っています。

DirectShopご予約特典DVD

鉄道模型シミュレーターの製作では、実車のディティールを可能な限り再現するため、綿密な取材を行っています。
たとえば、第9号収録の京浜東北線209系は、数十編成ある車両の6割程度まで詳細なディティール写真を撮影、その中からもっとも資料が集まった編成を製作対象にしています。
取材では、写真だけでなく様々な角度からディティールを検証できるビデオ映像も撮影しています。今回、第9号のご予約特典として、膨大な取材テープからシーンをセレクトしてDVDへの編集をすすめています。

D51

この写真は、取材テープのワンシーンです。このD51のシーンもDVDに収録する予定です。

ご予約特典DVDは、アイマジックDirectShopで第9号をご予約いただいた方のみの特典となります。DirectShopでご購入手続きをすすめていただくとご予約完了となります。

バージョン4.0.9.0の技術概要

第9号のシステムは、バージョン4.0.9.0になります。今回のメインは、カント付きレールです。2年近くかけて準備してきたカント付きレール対応の最後の仕上げを行っています。
表面的には、カント付きレールを列車が傾斜しながら通過するだけですが、内部では、姿勢制御、台車制御、カメラの制御など多岐にわたるコード変更を行っています。

台車の制御は、バージョン4.0.8.0の振り子対応時に、それまでの経路データではなく、見かけ上の位置情報を算出して使用していました。経路データは直線で構成されるため、そのままでは振り子がガクガクになってしまうためです。
バージョン4.0.9.0では、経路データから多少複雑ですが微分値を算出するように変更。従来よりリアルな挙動が得られます。

カント付きレール対応の影響は、カメラシステムにも及んでいます。
カメラのモードごとの演算を独立化、地上カメラの画面切り換えや制御対象の切り換えなどシステムの変更により、全体的な操作性が向上しています。また、演算のもとになるデータが増えたことにより、カメラの車体への追従性が大きく向上しています。カメラ演算の独立化は、今後実装を予定している特殊なカメラモードへの準備も兼ねています。

この他に編成エディターの改良など細かい改良を多数行っています。

開発室では、マイナーバージョンアップのバージョン4.0.9.1の試験を開始しています。GeForce 9×00シリーズでGDI+の動作に問題が生じているため、これを回避するコードを試験中です。
この回避コードは、一部を低レベルですが高速なGDIに置き換えます。このため、GeForce 9×00シリーズ以外でもレイアウターの表示速度が若干向上します。
バージョン4.0.9.1は、次回アップデータに含む予定です。