ポイント/ターンテーブル

ポイント

ポイントは、列車の進行方向を切り替える機能があります。
2方向、シーサースクロッシング、ダブルスリップは、[0]直進、[1]分岐の2つの状態をもちます。「電動3方ポイントN-PLR541/280-15(F)」 など、複合ポイント、3方向ポイントは、 [0]直進、[1]分岐1、[2]分岐2の3つの状態をもちます。

鉄道では、運転士が走行中にポイントを切り替えることはありません。自動センサーを利用して、列車の運行に合わせて、ポイントを切り替えるようにレイアウトを作成すると、実際の鉄道の雰囲気を楽しくことができます。

ビュワー上で操作によって直進と分岐を切り替えるには、コンソールのポイントアイコンをクリックしてください。

任意のキーで切り替える場合は、スクリプトウィザードを利用して、キーボードで切り替えられるようにします。
メニューのポイント選択から、ポイントを選択するとポイント操作画面に切り替わります。カーソルキー上下またはスペースバーでポイントを切り替えます。(操作画面から戻るには列車をメニューまたはコンソールから選択してください。)

※NEWポイント部品を使用するとトングレールが、分岐方向に合わせて動作します。

 

ターンテーブル

ターンテーブルは、機関車などを方向転換させるための線路です。1両編成の車両を転車台にのせて回転することができます。ターンテーブルの操作画面に切り替えるには、コンソールからターンテーブルをクリックするか、メニューからポイント選択でターンテーブルを選択してください。(操作画面から戻るには列車をメニューまたはコンソールから選択してください。)

※コンソールでは、ターンテーブルもポイントの一種として表示されます。ターンテーブルをクリックしたときは、ターンテーブルの操作モードに切り替わります。ターンテーブルは、カーソルキーの左右で転車台を回転します。車両は、転車台の中央付近に停車させてください。サブブロック部分に車体の一部がかかっている状態で回転させないでください。列車がはみでている状態で回転させると、異常動作の原因になります。
※ターンテーブルは、仮想的に中心を通る複数の線路から構成されています。ターンテーブルの周辺(サブブロック)は、外観のみを決定します。サブブロックに車止めを設定しても、外観とは無関係にデータ上は、走行可能な線路が存在します。間違って車止めなどに進入しないよう、操作に注意してください。

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連結と解放

連結と解放は、バージョン5.0.8.117から、リアルな挙動になるよう変更しました。

連結

停止している列車へゆっくり接近した場合、連結します。低速(最高速度の25%未満)で接近、連結位置に到達すると連結します。高速で接近した場合は、列車衝突回避に移行します。規定距離以内の前方に列車がいるとき、緊急停止を行います。

※相互の車両数が多すぎるなど、連結できる条件にない場合は、緊急停車します。
※高速列車(160km/h以上)は、連結時、最高速度の15%以下を推奨。
※50FPSより低いフレームレートの場合は、連結時の速度をさらに低下させてください。
(低フレームレートでは連結判定が正しく行われない場合があります。)
※低速で接近後、スクリプトなどでゼロ距離加速を行うなど極端な速度変更は行わないでください。
※急カーブでは正常に連結できない場合があります。なるべくカーブ区間での連結は避けてください。
※旧バージョンの連結動作で、連結(および解放)後の列車位置に依存するスクリプトなどの場合、状況によっては、若干距離の調整などが必要な場合があります。

連結禁止

編成に連結禁止が設定されている場合は、連結しません。これを利用して突放を再現できます。

解放

自動センサーまたは、スクリプト(Uncouple命令)で行います。自動センサーの場合は、検出した編成に対して、n両目で切り離す動作を設定してください。

スクリプトの場合は、キーボードまたはセンサーイベントを利用してスクリプトを呼び出ような実装を行います。

解放によってできる新しい編成は、次のような規則で編成名が設定されます。レイアウト製作時は、分割対象の編成名に「@」を含まないようにしてください。

「もとの編成名+@+番号」

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カメラ操作

車両に組み込まれているカメラは、次の操作方法になります。

2・4・6・8 水平面の移動
1・3 カメラの目標点を中心に回転
7・9 カメラの視点を中心に回転
PAGE UPまたは10keyの’-‘ カメラ(視点と目標)を上に移動
PAGE DOWNまたは10keyの’+’ カメラ(視点と目標)を下に移動

SHIFT、CTRLキーと併用して、カメラ目標点、カメラ視点を個別に移動できます。(主にフライスルーカメラで使用してください。一部のカメラモードは、固定になります。)

2・4・6・8+CTRL 目標点のみ水平面の移動
1・3+CTRL カメラの目標点を中心に回転
移動量は微少
7・9+CTRL カメラの視点を中心に回転
移動量は微少
PAGE UP+CTRL 視点を上に移動
PAGE DOWN+CTRL 視点を下に移動
PAGE UP+SHIFT 目標点を上に移動
PAGE DOWN+SHIFT 目標点を下に移動

カメラに関する注意事項

※車両に搭載されているカメラは、先頭車に同期して動作します。カーブ区間で先頭車から視点を移動した場合、先頭車から距離がある建物、線路、車両に振動が発生する場合があります。たとえば、カーブ区間で2両目以降の車両がわずかながら蛇行しているようにみえます。列車自体は正常な走行をしていますが、カメラが先頭車にあわせて振動しているため、先頭車以外は相対的に振動しているように見えます。動作には問題ありません。

※フライスルーカメラは、列車とは独立して操作できるカメラです。ビュワーにただ1つだけ存在します。

※車窓カメラは、車体内部にカメラを設置します。VRM ONLINE規格車両以外は、車体内部のポリゴンがないため適切な表示になりません。また、ポリゴン数を節約するために車両の内装を省略している場合や内側からみたときのマドを設置していない車両があります。こうした車両では車窓カメラは、適切に動作しません。

※FOV(視野の広さ)は、レイアウターの環境設定で変更できます。

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ゲームパッド

ゲーム機のコントローラーと同じ機能を持つゲームパッドで列車を運転できます。レイアウターの環境設定で動作モードを変更することができます。

 

ゲームパッドモード

市販のゲームパッドで列車を運転するモードです。ロジクール Runmble Pad2、 Playstation コントローラーにあわせて設計しています。(すべてのゲームパッドでの動作を保証するものではありません。)

Logitech RumblePad 2(一般的なパソコン用ゲームパッド)

方向キー上下 加速/減速(デジタル/アナログ両対応)
ボタン1 警笛
ボタン4 方向転換
ボタン10 列車切り換え
ボタン3 カメラ位置初期化
上LR カメラ回転
下LR カメラ切り換え

 

Playstationコントローラー接続時(市販の変換コネクターでUSB接続)

方向キー上下 加速/減速
(デジタルモードは4方向ボタン、
アナログモードは左スティック)
警笛
方向転換
SELECT 列車切り換え
× カメラ位置初期化
上LR カメラ切り換え
下LR カメラ回転

トラコンモードの場合は、方向キーの上下でノッチ/ブレーキの段階が切り替わります。

 

旧方式互換モード

フォースフィードバックスティックなどを接続した場合に選択してください。ゲームパッドを接続している場合は、このモードを選択しないでください。

アナログジョイスティックの場合

手を離した状態での中立位置が、緊急ブレーキ位置です。スティックを手前に倒すとノッチが切り替わります。奥側は、なにも動作しません。

フォースフィードバックの場合

スティックを一番奥に倒した状態が緊急ブレーキ位置です。手前に倒すとノッチが切り替わります。フォースフィードバックは、モーターの力によってバネをシミュレートします。

※フォースフィードバックは、内蔵されたモーターの力によりバネや振動があるように振る舞います。無理な力や急激な力の変化を与えると、安全装置の働きによりフォースが消失します。しばらくたつとフォースが復活します。
※ゲーム機のパッドを接続する特殊な中間機器にフォースフィードバックをつくりだす装置があります。残念ながら、これらはフォースフィードバックの「振動があるかどうか」だけを検出するため、フォースフィードバック対応とはいえません。フォースフィードバックに対応した機器をご利用ください。
※フォースフィードバックは、フォースフィードバックファイルを差し替えることにより、任意の振動効果が得られます。
※パッド系入力装置は取り外してください。

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列車運転

コントローラーの種類

鉄道模型で一般的な、電圧をシンプルにアップダウンする「通常コントローラー」と、鉄道模型で実際の鉄道風の動きをシミュレートする「トランジスタコントローラー」の2種類が利用できます。トランジスタコントローラーは、ノッチ制御タイプの操作で列車を運行できます。

通常コントローラーでの操作

カーソルの上下キーが電圧制御です。0V-12Vの電圧を流します。各列車にはスケールスピードが設定されています。12V電圧時に最高速度がでます。

トランジスタコントローラーでの操作

カーソルの上下キーでノッチを切り替えます。自分に対して奥に倒すとブレーキです。中立位置はニュートラルで自然減速します。

コントローラーの切り換え

ファンクションキー[F7]で制御装置を切り換えます。

進行方向の切り換え

HOMEキー(またはテンキーの”*”キー)で進行方向を切り換えます。速度は0にリセットされます。

列車の選択

ファンクションキー[F6]を押してください。操作対象の列車が切り替わります。シフトキーとあわせて押すと、逆順で切り替わります。

前方のポイントを切り換える

[END]キーを押してください。列車の前方(一定距離以内)にある最初のポイントを切り換えます。トングレールが動作するタイプのポイントと組み合わせると、切り換え方向が見た目にわかります。

蒸気機関車の煙ON/OFF

ファンクションキー[F5]を押してください。

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