森林鉄道レール

線路規格

ゲージ 5mm
基準直線レール 91mm
基準複線間隔 24mm

kiso1-kikaku

94mmレール、47mmレールは、ポイントの分岐先に接続して、複線間隔の調整に使用します。

片分岐ポイントレールは、91mmの直線レールにあわせて設計されています。
片分岐ポイントレールと352mmカーブレールを組み合わせると、複線間隔24mmになります。
Yポイントレールは、45.5mmの直線レールにあわせて設計されています。

※レイアウタでのレール部品の選択は、線路の内側をクリックしてください。
※ナローゲージレールは、通常のNゲージ線路の数倍のポリゴンで構成されています。VRAMを多く消費します。
※線路幅は、仮想的に設定されています。ナローゲージ上をNゲージ車両が走行することも、逆もできますが、通常は混在接続しないでください。

基本レール(枕木レール)

1/150に忠実にスケールダウンした木枕木レールです。設置後、地形テクスチャーでバラストなどを表現すると実感的になります。

作業レール

桟橋状の木組みの上に配置されたレールです。伐採地までの作業軌道などに使用します。「高架プレート」に分類されている桟橋を下に引くことで多段のティンバートレッスルを表現できます。
カント付きレールは、カーブで車体を傾けるために外側のレールが高くなっています。カント付きレールは、(cant0-5) <-> (cant5-5) <-> (cant5-0)の組み合わせで使用してください。(cantのあとの数字は、傾斜角度を表しています。)
木橋は、川などをまたぐときに使用します。

線路、桟橋の高さを変更するときは、オプションで線路の高さを固定して、両端の高さを数値で入力してください。(橋脚は使用しません)

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森林鉄道車両

森林鉄道車両は、すべて「事業車」に分類しています。

 

運材車

積載状態、積載中の状態、台車のみの各モデルを用意しています。積載状態は、編成が単調にならないように3種類用意しています。お好みで組み合わせてください。
森林鉄道セット3収録:岩崎レール製の運材台車(黒)です。

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酒井A型5t機

木曽で最も多く配備されていた酒井A型より5t機です。No.132をモデルにしています。(塗装は現役時代の色調を再現しています。)

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やまばと号

やまばと号は、王滝村役場所属の通学列車です。滝越-田島間で運用されていました。専用機関車(酒井7t機)+専用客車2両+小型有蓋車の編成で運行してください。

やまばと号 

 

小型有蓋車

王滝営林署所属の貨物車両です。食料など生活必需品などの輸送に活躍しました。ガラス窓が設けられているのが特徴です。

小型有蓋車

 

小型モーターカー

路線の巡察などに使用された小型モーターカーです。木曽には各地から集まってきた様々な種類のモーターカーがありました。モデルは、LM6A型のNo.69です。
※小型モーターカーのテールライトは点灯しません。

小型モーターカー

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フレキシブルカント付きレール

フレキシブルなカント付きレールです。カーブ区間を通過する列車を傾けるためにカーブ外側のレールが高くなっています。

INレール、カントレール、OUTレールを組み合わせて、自由な曲率のカーブ区間を製作することができます。車体の傾きは、カント付きカーブレールと同じ、線路の延長方向(回転原点を基準)に対して右側です。
(カント0-4)と書かれているレールが、INレールです。通常区間からカント区間に入る箇所に使用します。(回転原点を基準)
(カント4-4)と書かれているレールが、カントレールです。両端とも約4mmのカントが設定されています。
(カント4-0)と書かれているレールが、OUTレールです。カント区間から通常区間に戻る箇所に使用します。(回転原点を基準)

※フレキシブルカントレールは、必ず曲げてご利用ください。直線では正常に動作しません。

※外側のレールが高くなるようにカントの向きにあわせてレールを曲げてください。カントと逆向きに曲げた場合、レールと車体傾斜が一致しません。

flexcant1

※フレキシブルカントレールは、S字に変形しないでください。正常に走行できません。

flexcant2

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天候エミッターの応用

エミッターを広げる

天候エミッターは、視点(=画面)と連動する特殊なエミッターです。エミッターは、現在の表示位置に存在します。天候エミッターは、目に見えませんが、雨や雪を降らせる雲のような存在です。

天候エミッターは、エミッター部品と同様に大きさがあります。

weather
エミッターで設定している範囲を超えて視点が移動すると、図のように雨雲の範囲からはずれるため雨、雪がない状態になります。操作している編成の切り換え、地上カメラの切り換えなどでエミッターの範囲を超えるときは、天候エミッターの大きさを適切なサイズに大きくします。

w_size

設定ダイアログの「平面サイズ」にレイアウトの大きさを入力します。

w_count

エミッターの大きさが広がると、パーティクルの濃度が下がるためパーティクル数を増やします。

w_frame

パーティクル数を増やしたので、フレームあたりの生成数を調整します。10から150の値を実際の表示を見ながら調整してください。(フレーム数が少ないとまばらになります。多すぎると断続的になります。)

これでレイアウトを広範囲にカバーする天候エミッターができあがりました。ただし、レイアウトの末端から末端へ視点が移動する場合は、上記の設定でもエミッターの範囲をこえます。この場合は、次のように天候を司るエミッター部品をレイアウトに配置します。

we_layout

さきほどの天候エミッターと同じ設定を行ったエミッター部品をレイアウト中央部上空に配置してください。エミッター部品を中央部に配置後、オプションで高さをレイアウトの400mm程度上空に設定します。

こうすることでレイアウト全体を覆う単一の天候エミッターが設定できます。この場合、天候エミッターは不要です。

天候を演出する

上記のようなエミッター部品を使った天候の表示は、工夫次第でさらに凝った演出が可能になります。

em2_layout

図のようにレイアウトの地域ごとに複数のエミッター部品を配置します。雪から雨へ車窓がかわるといった演出ができます。エミッターの平面サイズを雪や雨をふらせる範囲に限定します。パーティクル数とフレームを調整して、降雪量を場所によってかえてください。

次のようなシーンが工夫できます。

  • 平野部は雨、山間部は雪
  • トンネルを抜けるとそこは雪国
  • 山間部へ列車が進むと雪が吹雪いてきた
  • 局地的な雨(天気雨など)
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StartWeather

StartWeather

天候エミッターのパーティクル生成を開始します。StopWeatherを実行するまで、天候エミッターからパーティクルを生成します。

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