昭和30年代後半、各地に残る蒸気機関車を無煙化するために幹線用液体式ディーゼル機関車として昭和37年に開発されました。昭和39年より量産化が開始され、鉄道の近代化に大きく貢献しました。凸型の国産ディーゼルとしては標準的なデザインで、前後にエンジンを配置し、運転台を挟むスタイルになっています。機械部分は、DD13に搭載されたDMF31エンジンをベースに大型化したDML61Sエンジン2基と、液体変速機DW2を搭載、純国産技術で製造されました。中間台車には、TR106を使用、軸重を15tと14tに切り替えることができます。
JR化後は、各鉄道会社に振り分けられ、JR貨物所属機は、エンジンの換装など更新工事が行われています。JR東海所属機は、台車、床下がグレー塗装になっています。
▼ナンバープレート、メーカーズプレート、所属プレートは書き換え可能
▼ヘッドライト、テールライト点灯可能
▼室内灯点灯可能
▼入換標識点灯可能
DD51は使用線区、製造時期によって形態に差異があります。ユーロライナー塗装は、JR東海のジョイフルトレイン「ユーロライナー」の指定機です。