鉄道模型シミュレーターは、リアルタイムで動作するアプリケーションです。waveファイル(拡張子wav)は、DirectXがリアルタイムで動作できる無圧縮形式で作成します。
waveファイルは音声ファイルですが、含まれる音声の実データを任意に設定可能です。この音声データは、圧縮方式の違いにより様々な形式が存在します。(waveファイルは器と考えてください。器の中身はどのようなデータでもかまいません。)VRMの場合、無圧縮の音声データとなります。waveの編集には、サウンド編集ツールを使用します。市販、フリーなどいろいろなツールがあります。VRMが利用できる音声形式は下記の1種類のみとなっています。サウンド編集ツールを利用して、最終的に下表のような音声形式のwavファイルを作成してください。
※音声データには、wave以外にも多数のファイル形式があります。これらは、waveフォーマットに変換することで利用可能です。
※トラックがモノラルのみであることに注意してください。VRMは、三次元の音場環境を作り出します。このため、二次元であるステレオではなく、空間に存在する点音源をあらわすモノラルの音データを必要とします。
※走行音、電源車の動作音などループする音は、音声の再生が終わると自動的に先頭から再生します。データの最初と最後がなめらかにつながるようにしてください。
※音声データの録音は、ビデオカメラ(またはムービーを録画可能なデジタルカメラ)を利用すると映像と音を同時に収録できるため便利です。ムービー編集ソフトから音声トラックだけを抜き出し、保存します。
VRMがサポートするWAVE形式
周波数 | 22050Hz |
ビット | 8bit |
トラック | モノラル |
圧縮 | 無圧縮 |