自動踏切は、遮断機能をもった警報機と線路の間に設置する道路部品から構成されています。警報機は、線路の両側に2個一組で設置します。VRMでは、自動センサーと連動させることで、列車の検出して警報機を動作させることができます。
踏切部品の使い方は、部品リファレンスを参照してください。踏切は、複数の部品から構成されています。トミックス踏切は、踏切本体と線路の間に設置する複数の部品から構成されています。
自動センサーを使った踏切の制御は、「自動センサー:踏切」のページを参照してください。
複数部品の連動
踏切、ホームドアは、通常複数の稼働する部品で構成します。複数の部品で構成された1カ所の踏切を一つの装置として扱うことができます。踏切ダイアログのグループ番号を設定して下さい。同一箇所の踏切部品に共通の番号をつけます。番号は任意に設定します。たとえば、駅の前後に踏切がある場合は、それぞれグループ番号1、グループ番号2とつけます。
自動センサーは、踏切に設定したグループ番号同じ部品をまとめて切り換えることができます。自動センサーの動作設定で対象をシステム、動作を「同じグループ番号の踏切を開閉」にして、パラメータにグループ番号を設定してください。
ホームドアについて
VRMでは、ホームドアを踏切のシステムで実現しています。ホームドアは、踏切遮断機とは初期状態が逆になり、ドアが閉じています。また、スクリプト、警報音再生は踏切の機能をそのまま利用できます。
踏切の警報音
踏切が閉じた状態で音データを繰り返し再生します。
※踏切の設定ダイアログで、ユーザー指定のサウンドデータを設定できます。設定値を0にすると、部品にあらかじめ組み込まれているサウンドが再生されます。(サウンドの組み込まれていない部品の場合、0に設定すると無音です)
※音の出る部品は、パソコンの音声再生能力の範囲内で使用してください。複数の部品が密集した場合、パソコンの再生可能なチャンネル数を超えた音については再生できません。