自動センサー:ループカウンタ

自動センサーを使用した、カウンタの作例です。

コンピューターは、いろいろな動きをプログラムすることで動作します。よく使われる動作の一つとして、回数を数えるカウンタがあります。
作例では、ループ路線の周回数をカウントして、周回数に合わせて指定の動作を行わせます。

水色の自動センサーにカウンタを組み込みます。カウンタの仕組みは簡単です。列車が自動センサーを通過したら、共通ステータスに1を足します。何番の共通ステータスを使うかは、レイアウトの作成時に決めておきます。ここでは、共通ステータス番号10にカウンタとして働いてもらいます。水色センサーを1周に1回通過するため、周回数がカウントできるという仕組みです。

もう1つの自動センサーで周回数に合わせて動作させてみましょう。ここでは、検出した編成を停止させて、8秒後に再出発させるという動作を組み込んでみました。(8秒後にしたのは、ブレーキで止まるまで、ある程度、時間がかかるためです。ブレーキや、加速動作の次に来る動作は、時間に余裕を持たせてください。)

作例では、4周に1回動作させるため、フィルターの共通ステータスに「値と等しい」という条件を設定しています。パラメータには、4をセットして、4周目を判断します。
さらに、下の動作で、「共通ステータスを0にする」を実行します。自動センサーを4周目だけで動作させる場合は、条件を満たしたときにカウンタをリセットします。次の周回から、再び4周目までカウントできるようになります。リセットをしない場合は、1度だけ実行することになります。

カウンタは、使い方次第で「3回に1回、駅に止まる特急電車」など、いろいろな動作を実現することができます。

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