大変お待たせしました!!
毎年恒例のレイアウトコンテストを開催します。今年は、規程レイアウト部門とフリースタイル部門の2つです。規程レイアウト部門は、季節感のあるレイアウトです。季節を感じさせるタイトルをつけてご応募ください。レイアウトシーンをいかに見せるかセンスが問われます。
フリースタイル部門は、なんでもアリです。VRM ONLINEのスプライト機能を使った運転台やオリジナルゲーム、ファンタジックで独創的なレイアウト、作り込んだ実在シーンなどいろいろな作品のご応募をお待ちしています。
トングレールが動きます
VRM ONLINEに新パーツが登場します。ポイントの切り換えにあわせてトングレールが可動するポイントです。今回リリースしたポイントは、分岐幅が正確になるよう複合曲線で構成されたレールです。従来のポイントは、角度を重視した設計になっています。お好みで使い分けてください。(ポイントと組み合わせて使用するカーブレールは、角度基準で設計されています。)
「NEWポイントセット(バラスト)」
カテゴリー:ポイントレール
バラスト道床ベースの主要ポイントを収録しています。
「NEWポイントセット(スラブ軌道)」
カテゴリー:ポイントレール
スラブ軌道ベースの主要ポイントを収録しています。
「NEWポイントセット(地下鉄レール)」
カテゴリー:ポイントレール
地下鉄用ベースのポイントを収録しています。地下鉄レールと組み合わせてください。
「NEWダブルスリップポイント(バラスト)」
カテゴリー:ポイントレール
トングレールが可動するポイントです。ダブルスリップポイントの複雑な機構が稼働します。バラスト道床ベースの主要ポイントを収録しています。
※実物のダブルスリップポイントとは、分岐構造が異なります。また、曲線部分の構造上、車両の通過位置とレールに見た目の差が生じます。動作には問題ありません。
VRM ONLINE システム更新
前回の更新でスクリプトのmov命令が正常に動作しない問題がありましたので、修正版をアップしました。次回起動時にアップデータがダウンロードされます。
この他、カメラの後方側にまわった部品のうち長いものが表示対象からはずれるケースがありましたのでこれを調整しています。
VRM ONLINE システム更新
VRM ONLINEのアップデートを実施しました。次回起動時にアップデータが実行されます。今回のアップデータは、今後登場する予定の新パーツへの対応、ポリゴン処理の最適化、スクリプトの拡張を行っています。
速度計のテクスチャー
VRM ONLINEの速度計サンプル(マニュアル>スクリプト>スプライト)で使用したテクスチャーです。速度計と針が、1枚のpng画像に配置されています。画像をブラウザーで保存して使用できます。
速度計を編成に組み込む場合は、上の画像を保存後、編成エディターのリソースに追加してください。追加したときにリソースの番号をメモしてください。
マニュアルには、上記画像を使った速度計のサンプルスクリプトがあります。サンプルスクリプトをコピペして、編成エディターのスクリプトに貼り付けてください。InitSprite命令で先ほどメモした画像のリソース番号を指定してください。
以上でお好みの編成に速度計を追加できます。
この速度計ですが、211系のもの参考にしています。速度計のメーカーによって、形状が異なります。また、最高速度120km/h以外の車両は、速度計が対応できません。それぞれ、速度計テクスチャーを書き換えてください。
尾久公開
開発の合間に尾久車両センターの一般公開へ行ってきました。尾久車両センターは、尾久駅に隣接するJR東日本の巨大な車両基地です。
研修施設には、先日、大役を果たしたばかりのハイグレード車両E655系がいました。
E655系は、写真のように色合いが微妙に変わる塗料が使用されています。鉄道模型で製品化されるときは、この塗装表現がひとつのネックになりそうです。(3DCGでは、カラーシフトが発生するようなシェーダーで解決できそう)
E655系のDT76台車(日立製)です。走行距離の割には、非常にきれいに整備されています。さすがハイグレード車両。
屋外に展示された「夢空間」です。運用終了後も大切に保管されていたらしく、非常によい状態です。このまま鉄道博物館に収蔵されるといいですね。
VRM ONLINE システム更新
VRM ONLINEのシステムを更新しました。今回の更新は、新機能がいくつか加わっています。
■スクリーンスプライト
いままでにない新しいVRMをつくることができるスプライト機能を実装しました。スプライトは、ゲームのキャラクターなど画像パターンを表示する機能です。
写真は、スプライトで速度計を表示するサンプルです。(VRM ONLINEのマニュアルよりダウンロードできます。)スプライトを利用して、写真画像を使用したリアルな運転台や、センサーと組み合わせて到着駅の予告表示、ゲームのように速度オーバーなど警告の表示などができます。非常に応用範囲の広い機能です。
編成のリソースとスクリプトにテクスチャーとスプライトのコードをセットすることで、編成ファイルにまとめることができます。運転台付き編成ファイルとして配布可能です。
■データ広場
「トレイントレイン」に、VRM ONLINEのレイアウト、編成データ、背景パッケージをアップロードできる機能が加わりました。アップロードしたファイルは、「トレイントレイン」で公開可能です。
■背景イメージの実行時切り替え
スクリプトを使用して、天球、雲、地形のテクスチャーをリソースの画像に変更できます。トンネルを抜けたらそこは雪国という演出が可能になりました。(天球テクスチャーを内側から貼り付ける仕様に変更しました。雲は、従来通り上から貼り付ける仕様です。)
■スクリプト追加
スプライトを利用して運転台をつくるときに便利なよう、運転台カメラとスプライト、車体表示が連動する機能を追加しました。車体のポリゴンを表示せず、スプライトだけで運転台を再現する場合に便利です。
また、Vector変数への代入命令を追加しています。
キハ20組み立て中
開発進行中の車両、一般型気動車キハ20です。12月よりキハ20、キハ22などキハ20系列を提供開始します。
写真のキハ20は、昭和38年ごろのキハ20 210です。ライトは、1灯です。このころは、信号煙管が取り付けられていません。キハ20の初期グループとことなり、2段窓など近代的なスタイルになっています。
VRM ONLINE 新ポイント開発中
VRM ONLINEの新しいポイントレールを開発しています。以前より要望を多くいただいていた「トングレールが動く」ポイントです。
リアルタイムCGは、固定的なデータを与えると処理速度を速くすることができます。ポイントの可動部分は、速度低下の要因となるため従来のVRMでは、実装を避けていました。VRM ONLINEでは、ポイントについてレンダリングデータパスを動的に最適化する専用のプログラムを追加して、速度と可動処理の両立を図っています。
写真は、開発中のダブルスリップです。複雑なトングの動きを実装しています。(ダブルスリップについては、VRMの構造上、実物とは動作が異なります。)
VRM4アップデータを更新しました
第10号収録の「富士はやぶさ」スハネフ15 21の号車札にあるポリゴンエラーを修正しました。車両テクスチャーを割り当てたときに号車札が正しくかわらない問題を修正しています。
VRM4アップデータは、アップデータ>>「鉄道模型シミュレーター4」と開いて、Update4104.EXEをダウンロード、適用してください。