ドクターイエローなど

ここ数日のネタ三題です。 

ドクターイエローT4

18日走行のドクターイエローです。ドクターイエローT4編成は、700系をベースにした東海道山陽新幹線の状態をチェックする測定用車両です。

DE10

22日に実施されたDE10 1527の回送です。(目的地は未確認)

H101

10月から11月にかけては、修学旅行向けの列車が盛んに運転されます。首都圏では、大宮、幕張、田町に所属する183/189系が主に投入されています。写真は、田町所属のH101編成です。

383系開発中

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現在、開発進行中の383系です。383系は、中央西線、篠ノ井線と山岳路線を駆け抜ける振り子式特急電車です。写真は、開発中のため窓まわりなど一部未完成です。

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上の写真は、実車です。分割を考慮した貫通扉付きの先頭車です。車体は、ゆるいカーブがついた断面に平面ガラスで構成された客室窓が配置されています。窓ガラスは、一見すると連続窓のように見えますが、窓と窓の間のピラーを光沢感のあるブラックで塗装した独立した窓です。今回のモデル化では、連続窓にみえるよう特殊なモデリングを行っています。

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今回、383系の貫通扉を開閉可能にするために、VRMに専用のコードを追加しました。貫通扉の開閉は他の形式でも実現していますが、383系は従来より複雑な構造のため、これを実現する専用コードが必要になります。

川越クモヤのディティール

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川越車両センターで活躍するクモヤ143-11です。クモヤ143は、ATCに対応した牽引車です。この形式以降は、新性能電車として設計されています。本日開催された川越車両センター一般公開で撮影したディティール写真の一部を掲載します。

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スカート周りのディティール写真です。色分けされたコックが目を引きます。側面の表記には、埼京線での走行を考慮したと思われる「ATC100」があります。

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床下機器のディティール写真です。1車両に必要な機器類を詰め込んでいるためか、所狭しと密集しています。電動発電機は、試運転でのチェック用に70kVAとなっています。

鉄道模型シミュレーター5 第4号

鉄道模型シミュレーター5 第4号は、12月11日発売予定です。現在開発進行中です。

第4号は、383系特急電車、0系新幹線や初代東海道新幹線0系大窓車などJR東海所属の車両を収録します。車両、ストラクチャーなど収録内容については、最終調整中です。詳細が決まり次第、製品情報ページにてご紹介します。
店頭ご予約は、店舗によってことなりますが10月下旬よりお申し込みいただける予定です。(店頭にご確認ください。)
弊社ダイレクトショップでのご予約受付は、11月上旬の開始を予定しています。

ビュワーの高速化

現在開発中の高速化アルゴリズム、スーパーバイザー様のご協力をいただき、各種GeForceでテストを実施しました。
今回の新しいアルゴリズムは、ストラクチャーやレールを大量に組み込んだ大型レイアウトを高速化します。このアルゴリズムは、GPUに搭載されている演算回路=ストリームプロセッサの個数が多いほど効果を発揮します。
歴代GeForceのテストでは、GeForce 8xx0シリーズから高速化の傾向があらわれ、GeForce 9xx0シリーズ以降は、SPの個数に応じて高速化されます。
RADEONについては、もう少し開発がすすみましたらテストします。

DVD作成中

レイアウトコンテスト2009参加賞のDVD編集が終わりました。(当初、編集に使用していたMacがカーネルパニックで飛ぶなど、エラー多発で今回の編集作業は難航しました。現在、編集が終わりエンコード中です。)

スーパーバイザー様よりご提供いただいた、数時間分記録映像から約45分のシーンをセレクトしました。オリジナルキハが活躍する大糸線の有名なシーン、小海線、九州のキハ58を収録しています。
参加賞の発送は、台風通過後を予定しています。

レイアウトコンテスト結果発表

レイアウトコンテスト2009へ多数の作品をお寄せいただきまことにありがとうございます。コンテストの審査結果を発表しました。
コンテストのページで公開しているレイアウトファイルは、zip形式で圧縮しています。ダウンロードしたあとに、zipを解凍してからレイアウターで開いてください。それぞれのレイアウトは、対応しているバージョンでご利用ください。

新技術開発中

ここ数週間、集中開発していた新しいレンダリング制御技術について、実用化のめどが立ちました。ポリゴンを新しいアルゴリズムで綿密にコントロールすることで、大規模なレイアウトでの表示速度が向上します。
新しい技術のため、環境によってはたまにフリーズしますが、安定化にはさほど時間がかからないとみています。次回のアップデートは、この技術を組み込んだバージョンになります。

レイアウトコンテスト審査中

レイアウトコンテストの審査を行っています。今回のレイアウトコンテストは、文字通りの「大作」を多くお寄せいただきました。

鉄道模型シミュレーターのようなリアルタイム3DCGでは、VRAM上にポリゴン、テクスチャーなど3DCGに必要なデータを配置します。VRAMは、メインメモリとは別に存在するグラフィックチップが直接アクセスできるメモリーです。VRAMにすべてのデータを納めることで、高速なグラフィック処理が可能になります。
大規模な作品では、車両、ストラクチャーの個数、レイアウトサイズなどによりVRAMにすべてのデータを置くことができない場合があります。VRAMに配置できなかったデータは、メインメモリーに配置されます。メインメモリーに配置されるデータが増えると、動作速度が遅くなります。大作向けのPC環境を構築する場合は、VRAM容量が鍵になります。

現在、VRAMの使用量を節約するコードを実験しています。節約した分、描画速度が落ちますが、大規模な作品では、全体の速度が向上する可能性があります。(うまく効果があらわれるといいのですが)

アイマジック開発ブログ