自動センサーの作例

自動センサーの作例をマニュアルに掲載しました。いずれも簡単なプランで作例を用意しています。ぜひご活用ください。
閉塞
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2743

信号機
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2748

踏切
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2752

停車&出発
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2764

分岐
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2769

待避線
http://mobiuslink.jp/vrmonline/manual/?p=2777

本日2度目のアップデート

本日、2度目のアップデートを実施しました。ビルド番号が61になります。
鉄道模型シミュレーター5をご利用の方は、弊社サイトのアップデータページよりダウンロード後、インストールしてください。

新しいパラレルスプライトのビルボードが、配置順に依存する問題がありました。この問題を修正しました。

チップセット内蔵グラフィック

「チップセット内蔵グラフィックでDirect3Dゲームが動作するか?」とのお問い合わせ度々いただきます。
チップセット内蔵グラフィックもいろいろな種類がありますが、インテル社のチップセット内蔵グラフィックについては、正常に動作する可能性は限りなく低いとみてください。

スペックシート上は、シェーダー3.0対応などと書かれていても、ハードウェアではなくソフトウェアのエミュレーションによる疑似環境であったりします。このエミュレーションも残念なことに微妙な動作です。デバイスドライバーの更新で改善される場合もありますが、あまり期待できません。
グラフィックカードを増設できる場合は、GeForce、RADEONを搭載することで抜本的にトラブルを解決できます。インテルのチップセット内蔵グラフィック環境でトラブルに悩まされている方は、グラフィックカードの搭載をご検討ください。

アップデータ公開しました

鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを更新しました。バージョン5.0.6.60です。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータのページよりダウンロードしてください。
本日は、並行してマニュアルの更新作業を実施しています。

予定していました雪パーティクルは、実装に時間を要しているため次回のアップデータになります。

主な変更点

・自動センサーを大幅にパワーアップしました。命令の実行開始時刻を設定でき、一連の動作を簡単に設定できるようになりました。
・自動センサーにライト、パンタグラフの制御、閉塞の自動停止&自動出発など新しい命令が加わりました。
・共通ステータス領域を1-1023まで増やしました。
・大量のスプライトをGPUで効率よく処理するパラレルスプライトを実現しました。新しいスプライトにより、樹木、人形の設置制限が大幅に緩和されています。
・ビルボードの回転方法を変更しました。
・モーションパスで自動車を動かせるようにしました。
・信号機に初期設定を追加しました。
 

解説

「自動センサーの時間設定」
自動センサーが列車を検出した時刻から、何ミリ秒後に命令を実行するかを指定できるようにしました。たとえば、「停止」「ヘッドライト消灯」してから、一定時間後に「ヘッドライト点灯」「出発」という一連の動作を1つの自動センサーで設定することができます。
命令は、1つの部品に最大32個まで設定できます。複数のセンサーを組み合わせて、より複雑な動作を実現することもできます。

「閉塞制御」
自動センサーの新しい命令を使うと、前方の区間に列車がいるとき、自動的に停止、列車が退出したら出発という動作を簡単に実現することができます。前方の閉塞区間には、列車の進入で共通ステータスに1をセットする自動センサーと、区間からの退出で0をセットする自動センサーを設置します。共通ステータスをみることで閉塞区間に列車がいるか確認できるようになります。この値を監視するように指定して自動センサーの新しい命令を設定すると、列車は自動的に停止、出発を行います。

「自動車の移動」
部品を設定したラインに沿って移動するモーションパスをつかって、自動車を移動します。対象部品に移動したい自動車を選択します。あとは、モーションの時間などを設定するだけで、パスに沿って自動車が移動します。
パスを道路にあわせて配置することで道路上を走行する自動車を実現できます。バス停に停車するシーンなど工夫次第でいろいろと表現可能です。

「樹木、人形」
大量のスプライトを効率よく処理するパラレルスプライトの実装により、設置数の制限が大幅に緩和されました。テクスチャー数制限もなくなったため、今後、新しい樹木、人形をリリースしていきます。

空飛ぶ自動車

モーションパス

モーションパスで、自動車、自転車を移動できるようにしました。モーションパスは、指定したライン上にそって部品を移動する機能です。
モーションパスを道路にあわせて設定することで、自動車を道路上で走行させることができます。走行位置は、モーションパスで指定するため、写真のように空を飛ばすこともできます。
※自動車の下側ポリゴンは描画速度をあげるために省略しています。

次回アップデータは、パーティクルの実装に時間がかかっているため、パーティクル以外の機能を一度公開することにしました。近日、アップデートを実施します。
パーティクルは、雪や雨だけでなく汎用的なシステムの実装を行っています。実現される機能の内容については、このブログで後日紹介します。

都会の明かりと500系

500系交通会館前

有楽町駅付近を通過する今日の500系です。都会の夜をビルの明かりに照らされて進みます。
(東京の夜発車は今回で最後?)

列車にビルの明かりが反射するというのは、非常に雰囲気があります。
これをリアルタイムシェーダーで実現できるといいのですが、これが実は非常に難しいのです。明かりが反射するというのは、物体の表面に「写り込んでいる」状態です。反射を実現するには、物体の表面に写り込む素が必要になります。
素材をつくるためには、車両の位置を中心に別途レンダリングして、車体からみえる風景をつくります。この車体から見える風景を車体に貼り付ければ完成・・・なのですが、この風景をつくるという作業が、画面表示にかかる時間の倍以上必要になります。
VRMの場合、ポリゴン数が一般的なゲームの数倍以上あるため、この手法は時間がかかりすぎてしまいます。時間の壁は、厚いです。

自動センサーでオートメーション

自動センサー

現在、開発中の新しい自動センサーダイアログです。自動センサーの動作設定が、大幅にパワーアップしています。
動作内容にライト、パンタグラフの操作が加わりました。任意の時点でライトの点灯制御が行えます。
新しく開始時間という項目が加わりました。それぞれの動作を、センサー通過後何ミリ秒の時点で実行するか設定します。
写真の設定では、自動センサーを通過した直後に列車の停止動作、1秒後にライトを消灯、3秒後にふたたびライトを点灯、4秒後に警笛をならして、5秒後に出発します。1つの自動センサーで一連の動作を設定できます。
動作は、対象オブジェクトに複数(最大32動作)、登録できます。複数のセンサーを組み合わせて、さらに複雑な動作を設定することができます。また、動作内容に共通ステータスへの書き込み命令も用意しています。多数の動作を行った後に、共通ステータスの値を変更して、条件判断をともなうギミックも実現できます。

パラレルスプライトは、ほぼ実装できました。現在、性能試験中です。樹木、人形の設置数上限が、大幅に増えます。従来、テクスチャー枚数に強い制限があったため、樹木の種類を増やしにくい状況にありました。テクスチャーの制限も取り払ったため、今後、樹木、人形の種類を増やすことが可能になります。

会議室のマナー向上にご協力ください

平素は鉄道模型シミュレーター会議室をご利用いただきまことにありがとうございます。
会議室は、公共の場です。公共の場にふさわしい形でのご利用をお願い申し上げます。
書き込み内容は、書き込みされた方、自身をうつす鏡です。多くの方が気持ちよく利用できるよう、書き込み内容のマナー向上にご協力ください。

自動センサー改良中

ただいま、自動センサーに時系列で処理する機能を実装中です。センサーを通過後、命令を実行するまでの時間をそれぞれ設定できるようになります。たとえば、センサーを通過後、1秒後に停止、2秒後に警笛、3秒後に出発といった一連の動作を1つの自動センサーで定義することができます。
次回のアップデータは、雪などのパーティクルと自動センサーの改良が主な内容になります。
(超高速パーティクルの基礎になるパラレルスプライトの開発に時間がかかっています。これが技術的にかなり難しい…)