来週開催の鉄道模型コンベンションの準備をすすめています。
開発中の鉄道模型シミュレーター5第6号を、コンベンションにて初公開します。新登場の車両モデルなど、ぜひ会場でご覧ください。
いくつか新企画、新技術(おそらく世界初)を発表できる予定です。
この他にもサプライズも準備中です。詳細は、当日のお楽しみということで。
鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを更新しました。バージョン5.0.6.75です。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータのページよりダウンロードしてください。
http://www.mobiuslink.jp/hobby/archives/index.html
夜間、自己発光する部品(ビルなど)の一部が、レイアウトでの配置順序によって光らないバグを修正しました。
(開発中の路線バスは、この自己発光機能を使用しています。)
※技術的な補足情報。
3Dでは、明るさの計算は重い処理になります。グラフィックチップは同時に数個のライトしか計算できないため、ビルの窓に浮かぶ灯りなど、ライトが多数必要なケースは、事前に明るさを計算します。この事前に計算する方法も様々なテクニックがあり、VRMでは複数のテクニックを組み合わせて高速表示を実現しています。一部のビルは、事前計算した夜間専用のモデルが用意されています。今回のバグは、夜間専用モデルで発生します。
ただいま、市電の開発をすすめています。
今回の市電は、新しい試みとして、フリーランスな車体をベースに様々な塗装を再現してみました。このページでご紹介する写真は、開発中のテストショットです。ここから実際の製品にむけて、色味などを調整していきます。
フリーランスですが、まったく架空の車体では微妙な仕上がりになってしまうため、横浜市電1500タイプをベースにしました。このモデルをベースに、車体のベースカラーなどを変えていきます。
オレンジ色の帯がワンポイントの車体です。車体番号、広告、帯色は、テクスチャーを自由に変更することができます。帯は、前面と側面で異なるパターンにすることもできます。掲載した車体以外に数種類の塗装パターンを準備しています。
ただいま、鉄道模型コンベンションの出展準備をすすめています。
今回は、大画面モニターによるコンテスト作品のデモンストレーション、最新カタログの配布などを予定しています。
さらに、間に合えば・・・、最新の技術デモンストレーションも実施予定です。
※会場限定のちょっとした企画を計画中。決定しましたら当ブログでお知らせします。
新しい機能「踏切のグループ番号」を利用した、簡単な作例です。
警報機、遮断機をならべて、踏切をつくります。
警報機を1つ選択して、ポップアップメニューから設定ダイアログを呼び出します。設定ダイアログのグループ番号に、「100」を入力してください。残りの警報機、遮断機も同じ操作で設定してください。
グループ番号は、自由に決められます。作例では、100にしました。一組の警報機、遮断機に同じ番号を設定します。
最初に設置した踏切には、グループ番号「1」。2番目に設置した踏切には、グループ番号「2」といった付け方をしてください。
自動センサーを、踏切を挟んで設置します。自動センサーの矢印は、踏切に向けてください。
自動センサーを選択して、ポップアップメニューから設定ダイアログを開いてください。動作設定の項目に、対象をシステム、動作を「グループ番号が同じ踏切を開閉」を選択してください。その後、パラメータに踏切のグループ番号、つまり100を設定します。
以上で、列車の通過にあわせて開閉する踏切ができあがります。
5.0.6.73の地形テクスチャー表示にバグがありました。レイアウトをロードした際にユーザー定義の地形テクスチャーが表示に反映されません。(※表示のみでビュワーおよび内部データには影響ありません。)
この問題を修正したアップデータを公開しました。バージョン5.0.6.74です。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータのページよりダウンロードしてください。
エミッターを使ったビルボードの乗客を、列車に乗せる作例です。
乗客の画像を作成します。Photoshopなどペイント系ツールを使用してください。乗客の周囲は、透明にしてpng形式で保存します。(128*128など正方形で作成してください。)作成した画像は、レイアウトのリソースに登録します。
エミッターをレイアウトに配置して、設定します。ユーザーテクスチャーにさきほど登録した画像を設定してください。パーティクルサイズを適切に設定してください。生存時間は、10msにします。(生存時間は、1フレーム=約16msより小さい値にします。)
エミッターを移動可能にするために、制御用のモーションパスを配置します。モーションパスは、スクリプトで制御しますので、場所、形状は適当でかまいません。
モーションパスを設定します。ターゲットにエミッターを設定。自動スタートをoffにしてください。
モーションパスのスクリプトを記述します。ターゲットの座標を変更するメソッドを用意します。
乗客がのる車両のスクリプトを記述します。フレームイベントを利用して、毎フレームごとに車両の位置を取得>>エミッターを移動を繰り返します。lvが、乗客の車両内での位置です。x成分は、車両の前後方向になります。
GetCarWorldPosで、車両内の座標から、レイアウト上の座標に変換します。
モーションパスのグローバル変数emposに結果をコピーして、attachをコールすると、モーションパスのターゲット=エミッターが新しい位置に移動します。
作例を走行させると、このようになります。作例の応用でディーゼルカーの排煙などが表現できます。
鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを更新しました。バージョン5.0.6.73です。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータのページよりダウンロードしてください。
主な変更点
・グループ専用のポップアップメニューを追加
・グループ作成時の初期カラーを上位から継承
・高解像度地形テクスチャーを実装
・レイアウターの地形テクスチャー表示を高速化
・地形テクスチャーに4ブロックグループを追加
(レイアウト設定で切り換え)
・高解像度地形テクスチャーの境界自動補正機能を追加
(レイアウト設定で切り換え)
・部品ごとの表示設定を追加
・編成にステータス領域追加
・ステータス、負数も可能に
・整列に中央揃えを追加
・踏切、ホームドアにグループ番号を追加。
(同一グループ番号を同時に操作)
・自動センサーの動作設定を追加
・自動センサーに編成ステータスを追加
・大量のリソースを含む編成ファイルの保存を安定化
・架線の種類に、長さでたるみがかわる電線と直線を追加
・踏切、ホームドアのアニメーション途中での状態変更に対応
・連結時にまれに表示位置が異常になる問題を修正
・スクリプトに編成分割イベントを追加
・スクリプトにフレームイベント追加
・DEBUG命令改良
・スクリプトにブロードキャスト機能を追加
・スクリプトのディスパッチを改良
・スクリプトに地形高度を取得する命令を追加
スクリプトの追加命令
SetTargetVisible
GetTargetVisible
SetEventFrameTick
FetchTrainStatus
SetTrainStatus
GetTrainStatus
GetObjectFromID
GetObjectID
SetEventUncouple
GetUncoupleID
broadcast
InitTargetPos
CrossingGroupCTRL
GetLandHeight
SetTargetPos
GetTargetPos
SetTargetRot
GetTargetRot
GetCarWorldPos
ワイドPCレールの開発中写真です。倍密度のテクスチャーを使用しています。
ワイドPCレールは、カントが設定されています。写真は、通常線路からカントへのアプローチ部分です。