「VRMNX」カテゴリーアーカイブ

開発中:地下空間レンダリング

次回アップデータで「地下空間」レンダリングを導入します。

現在のシステムは、ワールド全体を1つの広域照明(太陽光)で照らしています。新しい地下空間のレンダリングエンジンは、太陽光から独立した地下空間照明を実現します。
地上が夕日に照らされていても地下には影響がありません。

自作コンテナを使うオリジナルな構造物を利用した場合、車両は地下にあるため、地下空間でレンダリングされます。このようなときに太陽光でレンダリングするためのオプションを用意しました。
(線路を地下に埋め込んだまま、列車を地上で走行させる場合も、チェックをいれてください。)

ストラクチャー、レールは、地下に配置されたとき地下空間レンダリングの対象になります。トンネル、地下駅は、初期状態で地下ライトが有効になります。
通常の部品は、地下に配置して、さらに地下ライトを有効にしたとき、地下空間レンダリングの対象になります。(地面に一部埋設しても、通常通り太陽光でレンダリングされます。)

開発中:5m級警報機

現行GPUの性能に合わせた新世代のストラクチャー、レールを開発中です。

5mクラスの警報機です。実物の警報機の構造そのままにスケールダウンしてモデル化しました。

ランプは、現在広く使われている全方向タイプです。ランプも数種類のモデルを制作しています。

開発中:ハイグレードモデル信号機

最近のGPU性能にあわせたストラクチャー、レールを新規開発しています。

現在開発中の色灯信号機です。現在広く使われているLEDタイプを再現しています。LED素子を高解像度テクスチャーで再現しています。

背面のユニットは、現行信号機を再現しています。

使用ポリゴン数、テクスチャーサイズは、既存モデルより大幅にアップしています。

レール、架線柱、信号機、標識、踏切の開発が進行中です。

ハイグレードモデル開発進行中

鉄道模型シミュレーターは、1990年代後半に開発がスタートしました。ストラクチャー、レールのなかには、制作時期が古いものがあります。

初期に開発されたシンプルなポリゴンは、高速表示というメリットがありますが、膨大な並列処理を行える現在のGPUでは、処理能力とディティールのバランスが悪くなっています。

現代のモデルデータ水準にあわせて、架線柱、標識、信号などの制作を進行しています。

上記写真は、開発中の速度標識です。中央東線の振り子対応のもので、本則、一般特急、振り子でのそれぞれの速度を掲示しています。フォントは、なるべく実物に近いものを選択、実感的な情景が再現できます。

NXシステム、バージョン6.1.0.500を公開しました

鉄道模型シミュレーターNX、VRMONLINE-NXの新バージョン、6.1.0.500を公開しました。

起動時にアップデータのダウンロードが開始されます。
(アップデータのダウンロード時にアプリが応答なしと表示される場合があります。ダウンロードは実行されていますのでしばらくお待ち下さい。)

このバージョンは、NXシステムのコアエンジンを更新しています。見た目の大きな変化はありませんが、過去最大級の更新になります。


部品管理、パッケージ管理が変更され、本体で部品のインストールができます。

鉄道模型シミュレーターの場合は、「パッケージ」ボタンを、VRMONLINE-NXの場合は、「NX部品追加」ボタンを押してください。
今後、鉄道模型シミュレーターNXで部品を追加するとき、NXSetup.exeの実行は不要になります。(ダウンロード販売サイトで購入した場合、提示されたシリアル番号を入力するだけで部品の導入が完了します。)

なお、環境によっては、アップデータ後、パッケージの再登録が必要な場合があります。お手元のシリアル番号を「パッケージ」ボタンをおして再入力してください。

自動センサーは新しい世代になりました。互換性のため、従来センサーも利用可能です。

新しいセンサーは、コマンドの実行をプロセスで制御します。IF制御、遅延実行、クルーズ制御などが可能になりました。自動センサーのログを記録することもできます。詳細は、マニュアルの自動センサーV2をご参照ください。

ビュワーのマウス、キーボード操作のエンジンは、完全にリニューアルしています。従来分かれていたシステムカメラと運転台カメラの2つの操作系が、統合されています。(車体と連携するカメラは若干制限があります。)

新センサー。待避線から出発が簡単に

現在、公開に向けて最終チェックをすすめている次期バージョンから、新しい自動センサーの「遅延実行」です。

新センサーは、コマンドの実行をプロセスでまとめています。これによりコマンドの実行制御ができるようになりました。プロセス実行中に特定の条件を満たすまで待機する仕組みを組み込みました。

このような待避線への進入、停車、再出発を1つのセンサーにまとめることができます。

センサーには、上記のコマンドを設定します。「ステータスが0以外になるまで一時停止」が注目点になります。これより前が、待避線に進入、停止する動作になります。条件を満たして、一時停止が解除されるとポイントを切り替えて、本線に復帰します。

複数のセンサーに進入から再出発のコマンドが分散していた従来方式より格段に動作の見通しがよくなります。

新センサー。クルーズコントロール

現在開発中の新しい自動センサーから、クルーズコントロールをご紹介します。

クルーズコントロールは、列車を指定した速度で運転します。進行方向に先行列車などがあると、徐々に減速して、列車間隔を自動的に調整します。本線上に複数の列車が、衝突しないように走行できます。

クルーズ制御を開始するコマンドを選択します。

パラメータは、巡航速度、警戒距離、間隔距離、時間係数です。列車は、巡航速度を維持します。前方の列車との間隔が、警戒距離より短い場合は、減速を開始、間隔がつまった場合は、徐行または一時停止します。間隔がひろがると、再び加速します。

本線上に複数の列車が存在しても、自動的に減速して間隔調整します。間隔距離が0以上の場合は、列車を停止して、相互に列車が接近しないようにします。簡単な自動運転は、このコマンドだけで運用できるようになります。

新センサー。if-else-endif

現在開発中の新しい自動センサーは、センサーに小型の仮想マシンを搭載して、センサーがプロセスを実行するようになります。

プロセス化によって、実行を制御するif-else-endifが実装できました。

ifで条件判断を行い、条件を満たした場合とそうでない場合で処理を制御します。

2番目のログにifの実行結果が表示されています。結果は、trueで条件を満たした場合の処理を実行しています。

共通ステータス[key]に100をセットして、実行してみます。

ifの条件を満たしていないのでelseに制御が移ります。

新世代自動センサー開発中。ログがとれます。

ただいま、VRMNXシステムの中核エンジンの大規模な更新開発をすすめています。

レイアウトにギミックを組み込むなど自動化に活躍する「自動センサー」が、新しい世代になります。ベースとなる仕組みから一新しました。

高速&高効率な検出、プロセス化など新しい機能が多数ありますが、今回は「ログ」をご案内します。

ログの収集モードをONにすると、実行された命令のログを記録します。実行タイミング、パラメータ、実行時の状態などログで確認することができます。

ログにマウスカーソルをあわせると、発行元の自動センサーにレイアウトウィンドウが移動します。