旧性能電車の車内です。独特なシートの質感、ペンキの塗り重ねられた壁など昭和の香りを思い出します。
「VRM4」カテゴリーアーカイブ
第9号 LED
最近の車両は、熱線吸収ガラスを全面的に採用しています。これまでの描画エンジンでは、ガラスの下にあるLEDディスプレーが熱線吸収ガラスの演算処理により暗く表示されていました。
第9号では、高輝度LED風の表示を行う新しい描画パスを設定しました。
結果は写真の通り。実車の雰囲気に近い表示になっています。
※データ側にLED専用のポリゴンを保持する関係で、第8号以前の車体は従来通りの表示になります。
第9号 E231強化スカート
東海道線、湘南新宿ライン、宇都宮線などで活躍するE231系近郊形は、主に前期グループと後期グループに分類できます。前期は小山に、後期は国府津に配属されています。
後期グループもK-23、S-22編成から仕様が微妙に変化しています。
写真は、S22編成です。スカートが大型の強化スカートに変更されています。従来の製造分についても順次、強化スカートへの切り換えが行われています。
ということで、第9号収録車両も強化スカート装備車に変更しました。
第9号 カント付きレール2
カーブ通過時に働く超過遠心力を打ち消すために外側のレールを高くしたときの高低差をカントと呼びます。VRMのカント付きレールは、外側のレールを実際と同様に高くすることで実現しています。
実物のカントは、在来線で105mm、新幹線で180mm以下になるように設定されています。VRMでは、実物換算で90mmのカントを設定しています。
写真の山手線は、カントのある区間に進入している状態です。先頭車と中間車では傾斜角度が異なります。
カント付きレールは、1つの区間を3種類の線路パーツで構成しています。カントなしの状態からカントのある区間へ入る線路、カント付きの線路、通常線路へ戻る線路の3種類です。
第9号 カント付きレール
大変お待たせしました。
VRM4第9号に待望のカント付きカーブレール登場です!
開発中の山手線と京浜東北線を並べて撮影してみました。
垂直な架線柱と比較すると、車体が内側に傾斜しています。
詳細は次回以降。
第9号 6扉車
第9号収録予定のE231系500番台の6扉車を仮組してみました。この車両は7号車になります。
第9号 E233-1000
製作スケジュールを調整して、E233-1000に着手しました。
中央線用0番台と同系列ですが、京浜東北線用に搭載機器などが異なります。モデルも帯の色を変更するだけということはなく、新規製作に近い内容となっています。
主な違い
・塗り分け
・床下機器が大きく異なる(信号制御機器の変更)
・ホームセンサーの追加
・列車番号LEDの追加
・列車無線アンテナの台座
・ドアボタンなし
・6号車に収納式のはしご
第9号 クロの車体
制作中のクロ250です。ポリゴンにテクスチャーをマッピングしています。
VRM4のモデルデータは、各パーツごとに分割して製作、組み合わせて完成します。このクロ250は、車体、床下機器、室内など複数のパーツから構成されています。
この車体は、複雑な曲面形状に多数の窓が配置されているため、パーツ構成が非常に複雑になっています。
第9号車体
屋上機器に続いて、車体のモデル画像を公開します。制作中のモデルをワイヤーフレーム表示したものです。一見すると箱形の単純な車体形状に見えますが、細部に目を向けると意外と複雑なディティールをもっています。
運転台下部には、近年になって取り付けられたホーム検出装置が見えます。
第9号屋上機器2
以前のエントリーで掲載した開発進行中の車両です。製造メーカーを変更しました。川重製車両です。
複数メーカーが製造を分担する場合、各メーカーの特徴が細部に現れます。
川重の場合は、屋根上のビート、妻面のビートが大きな特徴です。
今回掲載の写真と前回の写真を比較するとパンタグラフまわりにも違いをみることができます。