「VRM ONLINE」カテゴリーアーカイブ

遮断機付き踏切作例

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自動センサーを使った遮断機付き踏切の製作をご紹介します。

1:踏切警報機と遮断機を配置します。警報機2個、遮断機2個を配置してください。

2:自動センサーを2個、写真のように踏切区間を挟み込む形で配置します。

3:自動センサーを選択して、設定ダイアログを表示します。ダイアログの動作設定の項目で対象部品を選択します。

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4:踏切部品を選択したら、部品の動作を選択してください。警報機、遮断機ともに「順方向なら閉じる、逆は開く」を選択します。

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5:同様にすべての警報機、遮断機に対する動作を設定します。下の写真のように設定してください。

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6:もう1つの自動センサーも同様に設定してください。

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7:以上で遮断機付き踏切の設置が完了しました。自動センサーの位置は、実際に走行する列車の編成長、速度にあわせて決めてください。ビュワーで走行テストを行い、踏切が閉まるのが遅れる様であれば、踏切から遠い位置に自動センサーを移動します。

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VRM ONLINE アップデート

VRM ONLINEのアップデートを実施しました。新しいバージョンは、5.0.3.32です。

  • 自動センサーの動作対象部品などの選択ボックスが、複数レイヤーの場合リストアップされないバグを修正しました。
  • スクリプトAutoSpeedCtrl命令の移動計算を旧バージョンに近い形に変更しました。自動センサー、自動出発は、新しい計算式になります。(AutoSpeedCtrlの完了に要する時間は安定性がありません。フレームレートなどによって左右される場合があります。)

N700系Z2、自動センサーを登録しました

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大変お待たせしました。N700系Z2編成と自動センサーをVRM ONLINEに登録しました。

N700系Z2編成は、車両数が多いため基本セットと中間セットに分割しています。両セットで16両編成を再現することができます。在来線との比率を重視される場合は1/150スケールを、国際標準を重視される場合は1/160スケールをお求めください。
(写真左が1/160、右が1/150)

自動センサーは、スクリプトを使うことなく多彩な自動機能を実現する部品です。踏切などの設置が簡単になります。

VRM ONLINE アップデート

本日、VRM ONLINEのアップデートを実施しました。バージョンは、5.0.3.31になります。

自動センサーのコードを追加しました。踏切、信号機、速度制御などが、スクリプトなしで簡単に実現できます。
自動センサーの登場にあわせて、自動機能関連の改良が加わっています。編成エディターには、種別コードと自動出発を追加しました。種別コードは、列車を分類するためのコード番号です。自動センサーでフィルタリングされます。自動出発は、列車を自動的に出発させるための設定です。自動出発と自動センサーの組み合わせで複雑な自動運転も可能です。
モーションパスには、起動時のスタートスイッチがつきました。

シェーダーは、白い車体のN700系に対応するため改良が加わっています。背景と天候のダイアログでブルームを調整可能にしました。白い車体の場合、ブルームでディティールが飛ぶため、弱めにしてください。
この他、LED,Light専用シェーダーを追加しました。

一部環境でOSのメモリー管理が正常に機能しないケースがありました。ビュワーに対策を施しました。超大型レイアウトでビュワーが起動しない場合は、今回の対策で解決します。

VRM5については、開発中の第2号に新バージョン(自動センサーもあわせて)を収録する予定です。

週明けに大規模アップデートを実施予定です

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来週前半にVRM ONLINEの大規模アップデートを実施する予定です。

新登場のN700系にあわせてシェーダーエンジンの調整を行っています。従来のエンジンでは、白飛びしやすい先頭部が、画面写真のように階調表現を失わずに表示できます。
新しいセンサー部品=自動センサーは、簡単な設定でスクリプトなしに自動実行を実現します。踏切、信号機、閉塞制御などが簡単になります。
スクリプトは、20以上の命令を追加しました。自動センサー関連と編成関連を追加しています。

自動センサーで踏み切り

開発中の自動センサーで踏み切りを動作させてみました。

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踏切の前後に自動センサーを配置します。作例は、画面サイズの関係で踏み切りの近くに配置していますが、実際には列車の速度などを考慮して適切に配置してください。
また、自動センサーは向きがあります。矢印が、踏切を挟み込むようにしてください。

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自動センサーのダイアログで、配置した踏切を選択します。

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部品を選択すると、その部品の動作を選択できるようになります。「順方向なら閉じる、逆方向は開く」を選択します。

もう1つの踏切部品も同様に選択して、動作を設定します。また、もう1つの自動センサーについても同様に設定してください。

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たったこれだけの設定で、踏切を動作させることができます。従来と比較して、かなり簡単になりました。

自動センサー開発中2

 自動センサーの実装が、以前より形になってきました。新しく「共通ステータス」という仕組みを用意しました。スクリプトの変数に相当する仕組みです。センサーが反応したときにステータスに対して、値をセット。その共通ステータスの値を別のセンサーが参照して、条件にあえば、センサーが動作します。ステータスは、255個まで値を記憶できます。
閉塞区間の前後にセンサーを設置して、列車が区間内に進入したときは、ステータスを1にすることで、区間の外にあるセンサーが閉塞の状態を認識することができます。閉塞を簡単につくることができます。

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センサーが動作するかどうかを決定するフィルターは、列車の種別に対しても設定できます。

種別

編成エディターに追加された種別ボックスで、0から7を選択できます。たとえば、0を特急、1を急行、2を各駅停車とみなすことで、センサーを列車の種類で反応させることができます。

52系飯田線+157系セット

VRM ONLINEにて「52系飯田線+157系セット」のお取り扱いを開始しました。

VRM3で提供していた52系飯田線と157系をベースにVRM ONLINE専用のモデルとして再構成しました。ヘッドライト、テールライトの点灯、パンタグラフの可動やテクスチャーとディティールの再構成、サウンドの入れ換えを行っています。
(※旧規格データをベースにしているため室内灯はありません。また表記類は固定です。) 
(※VRM5向け製品は企画中です。)

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自動センサー開発中

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現在、自動実行を可能にする新しいセンサーを開発中です。「自動センサー」は、列車が通過するとあらかじめ設定した動作を自動的に実行します。

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ダイアログで対象物と動作(必要に応じてパラメータ)を設定します。センサーが反応したら、信号機、踏切などをスクリプトなしで動作させることができます。(自動実行を使用しないで、スクリプトを使い複雑な動作をさせることもできます。)

自動センサーには、新しい仕組みとして「フィルター」を実装しています。編成エディターで「種別」を指定、フィルターで設定した種別と一致する編成にのみセンサーが反応します。種別は、種別0から種別7まで設定できます。列車のクラスや行き先などによって種別を使い分けます。

自動センサーの検出機構は、従来の距離形からベクトル形へ変更しました。演算が若干複雑になりますが、「フレームレートが多少低下しても検出可能」、「センサーに対する進行方向を検出可能」という利点があります。従来センサーの代わりに使うと、作品の幅が広がります。

VRM ONLINEの自動センサー部品は3月中にリリースする予定です。VRM5は、第2号に収録する予定です。

Euroセット1改訂

DB BR145を改良しました。

コストの関係で見送っていましたパンタグラフの動作を可能にしました。次回ログイン時に自動的に新しいデータに更新されます。

今後リリースを予定しています旧規格データのリニューアル版についても、データを再構築した上で、ヘッドライト、テールライトの点灯制御、パンタグラフの動作ができるようになります。