「VRM ONLINE」カテゴリーアーカイブ

製作中

機関車

木曽谷の「あれ」とか「これ」とかの製作に着手しました。

写真の白いラインは、通常のNゲージレールを表す仮想ラインです。今回、1/150スケールで車体を製作します。通常のNゲージレールの仮想ラインと比較すると、森林鉄道の小ささがよくわかります。
レールは、森林鉄道用の専用部品になります。製品化時期は、かなり先になります。開発状況は、当ブログでお知らせします。

アップデータを更新しました

鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを更新しました。バージョン5.0.6.51になります。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータのページよりダウンロード、適用してください。

一部のグラフィックカードで互換性に問題が生じる可能性がありました。ビュワーとワイヤーフレームに対策コードを追加しています。

アップデータを公開しました

鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを公開しました。バージョン5.0.6.50になります。
(鉄道模型シミュレーター5については、アップデータの配布ページよりダウンロード、インストールしてください。)

今回は、新アルゴリズムによるビュワーの高速化が主な変更点です。
新アルゴリズムは、従来の単一プロセッサの性能向上ではなく、処理の効率的な分散によって速度向上を目指しています。多数の演算プロセッサによって構成された現行グラフィックチップに適したエンジンになっています。一般的なGeForce GTS 250クラスで、重量級レイアウトの表示速度が数倍にパワーアップします。

アップデータの詳細は続きをご参照ください。

続きを読む アップデータを公開しました

推進運転

推進運転

上野駅と尾久の車両基地の間でみることができる推進運転時の機関車視点を列車カメラに追加しました。写真は、上野駅から尾久に戻る北斗星です。この客車が先頭になり、最後尾で機関車が押しています。

この新しいカメラ機能は、次回のアップデータに含まれます。

散歩する

地上カメラに散歩モードを追加しました。CGでは、街中を歩く人間の視点のように空間内を移動するカメラワークをウォークスルーと呼びます。散歩モードは、地形の上を一定の高度を保ちながらカメラを移動できます。適当な高さに地上カメラを設置することでレイアウト内を歩く人間のような視点になります。
この機能は、次回のアップデータに含まれます。

散歩カメラ

383系開発中

383a.jpg

現在、開発進行中の383系です。383系は、中央西線、篠ノ井線と山岳路線を駆け抜ける振り子式特急電車です。写真は、開発中のため窓まわりなど一部未完成です。

photo383.jpg

上の写真は、実車です。分割を考慮した貫通扉付きの先頭車です。車体は、ゆるいカーブがついた断面に平面ガラスで構成された客室窓が配置されています。窓ガラスは、一見すると連続窓のように見えますが、窓と窓の間のピラーを光沢感のあるブラックで塗装した独立した窓です。今回のモデル化では、連続窓にみえるよう特殊なモデリングを行っています。

383b.jpg

今回、383系の貫通扉を開閉可能にするために、VRMに専用のコードを追加しました。貫通扉の開閉は他の形式でも実現していますが、383系は従来より複雑な構造のため、これを実現する専用コードが必要になります。

ビュワーの高速化

現在開発中の高速化アルゴリズム、スーパーバイザー様のご協力をいただき、各種GeForceでテストを実施しました。
今回の新しいアルゴリズムは、ストラクチャーやレールを大量に組み込んだ大型レイアウトを高速化します。このアルゴリズムは、GPUに搭載されている演算回路=ストリームプロセッサの個数が多いほど効果を発揮します。
歴代GeForceのテストでは、GeForce 8xx0シリーズから高速化の傾向があらわれ、GeForce 9xx0シリーズ以降は、SPの個数に応じて高速化されます。
RADEONについては、もう少し開発がすすみましたらテストします。

新技術開発中

ここ数週間、集中開発していた新しいレンダリング制御技術について、実用化のめどが立ちました。ポリゴンを新しいアルゴリズムで綿密にコントロールすることで、大規模なレイアウトでの表示速度が向上します。
新しい技術のため、環境によってはたまにフリーズしますが、安定化にはさほど時間がかからないとみています。次回のアップデートは、この技術を組み込んだバージョンになります。

80系電車

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現在、80系300番台の製作を進めています。

80系電車は、現在の日本の鉄道システムが形作られる上で決定的な役割を演じた形式です。長距離列車は客車で運行するというのが常識だった当時、前代未聞の長距離用電動列車として開発されました。
電車にすることで客車と比較して、折り返しの機関車付け替えが不要、軸重軽減による線路への負担の減少など、多数の利点があります。
従来にない新しい形式のため、斬新な設計が随所に施されています。現在の電車では当たり前の中間電動車は、モハ80として設計されました。従来、個別の電動車についていた運転台を省略することでコストの削減などをはかっています。
先頭車クハ86の運転台は、初期製造グループでは3枚窓の簡単な構造でしたが、第二次増備より曲線的な2枚窓のデザインになりました。この2枚窓のデザインは、80系の愛称「湘南電車」より湘南型と呼ばれるようになります。この湘南型のデザインは当時としては画期的で、国鉄、私鉄の車両に多大な影響を与えました。
モデルの300番台は、80系そして旧型電車としては最後に製造されたグループです。システムは従来と同じですが、ボディーは現在の鉄道車両の構造が確立された10系軽量客車に準じています。旧型電車から101系以降の新性能電車へと技術的につながっていくことになります。