「VRM ONLINE」カテゴリーアーカイブ

205系阪和線

205系阪和線

阪和線の205系が、試験線に並べられる状態になりました。

0番台

山手線の次に製造された関西向けの205系、0番台です。基本的な構造は山手線と同じですが、保安機器の違いから搭載している装置が異なります。

1000番台

こちらは1000番台です。0番台と同じ205系ですが、110km/h対応など基本的な性能が異なります。

※開発中のため一部実車と異なる箇所があります。

スプライト改良中

スプライトは、2Dゲームの時代、キャラクターを表示する重要な技術でした。3Dポリゴンの現在は、専用回路ではなく一枚のポリゴンで1つのスプライトを表示します。
VRMエンジンのスプライトシステムは、現在のGPUの仕組みからするとプリミティブな構造です。現在のGPUは、一度に大きな作業をまとめて行うより、複数の小さな作業にわけると効率よく動作します。
スプライトは、コンソール、メニューなどの表示の他に、雪、煙などのパーティクル、樹木などの植生の表示などに使用しています。スプライトの制約が、パーティクルや植物の表示のボトルネックになっています。
スプライトを動的に効率よくGPUスレッドに振り分ける方法を考えています。実装に成功すれば、ボトルネックの解消につながると考えています。

関西バージョン

205-1000

関西地区に投入された205系です。関西には、国鉄時代に投入された0番台とJRで増備された1000番台があります。写真の1000番台は、運転台の窓が大型化され大きな特徴となっています。
現在、0番台と1000番台の開発をすすめています。

アップデータ

鉄道模型シミュレーターオンラインのアップデータを更新しました。バージョン5.0.6.58です。

前回の変更点と今回の更新で、VRM ONLINE環境でレイアウトファイルをダブルクリックした場合の読み込み動作が正常化します。

※関連付けがVRM ONLINEになっていない場合
本体プログラムのVRMCoreに関連付けされていない場合は、次の手順で設定してください。
エクスプローラーでレイアウトファイル(拡張子がvrx)のプロパティーを開いて「ファイルの種類」の下にある「プログラム」の変更ボタンを押してください。

関連付けの選択
推奨プログラムの一覧に表示されるVRM ONLINE VRMCoreを選択してください。
(複数の推奨プログラムから選択する仕組みになっています)

※VRM ONLINEの実行ファイルについて
VRM ONLINEは、複数のプログラムで構成されています。VRMCore以外の実行ファイルは直接実行しないでください。異常動作の原因になります。VRMCore以外に関連付けされている場合は、VRMCoreに関連付けしてください。

あけましておめでとうございます。

旧年中はアイマジック作品をご愛用いただきまことにありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

Type33レール

早速、本年最初の開発情報を。写真は、発売に向けて準備を進めています複線間隔33mm、基準直線長124mmで規格化したアイマジック規格のレールです。基本的なデザインは従来品と同じなため、既存線路と違和感なく接続できます。ポイントは、ポイント部が可動します。479mm(*)と781mmのポイントを用意しています。ストレートレール、カーブレール、ポイントをセットにしたパッケージで近日、VRM ONLINEに登録します。
(*)幾何学的に無理のない479mmで設計しています。

205系横浜線

205系横浜線もリリース間近になってきました。100周年ヘッドマークを装着してみました。

205系横浜線

横浜線のサハ204は、100番台です。205系の増備終了後で209系と同時代に製造されたため、TR246系台車やドアの製造方法など209系仕様になっています。

205系京葉線

京葉線に投入された205系です。前面部分は、FRPで覆われています。

205系京葉線

運転台の窓ガラスは、曲面ガラスを採用しています。サイドから見ると微妙な湾曲を確認することができます。205系京葉線は、近日リリースする予定です。

205系

205系横浜線H12編成を試験線に配置しました。205系は、横浜線からドア窓が大型化されています。205系横浜線は、京浜東北線と横浜線の保安機器を搭載しているため、床下機器の配置に特徴があります。 

205系横浜線

205系横浜線
ラッシュ時の混雑が社会問題化していた時期に導入された6扉車です。

 205系京葉線
こちらは、製作中の205系京葉線です。FRP製の前面が特徴です。京葉線には、新規投入の上記編成のほか、山手線から転属した初期番台が走行しています。

現在、横浜線、京葉線の他に阪和線向け車両が最終工程に入っています。

アップデータ

鉄道模型シミュレーター5/オンラインのアップデータを公開しました。バージョン5.0.6.57になります。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータの配布ページよりダウンロード、インストールしてください。

・VRM ONLINEでレイアウトファイルをダブルクリックしたときに、レイアウターの起動タイミングが早くなりすぎる問題を修正
・レイアウトウィンドウのスクロールボタンの動作を調整
・フレキシブルが破綻する場合の対策コードを追加
・スクリプトの乱数シード命令に範囲外の値を設定した場合、パラメータエラーを発生。(乱数のシード値は、乱数列の一部になります。乱数の範囲で設定してください。)

新しい雪パーティクルは、現在実装中です。次回以降のアップデータにて公開を予定しています。

205系

現在、各地で活躍する国鉄通勤形電車205系の開発が進行中です。
横浜線、阪和線、京葉線向け車両からリリースを開始する予定です。この他に、南武線、武蔵野線、山手線、埼京線など各路線で活躍している形式もリリースに向けて準備を進めています。

横浜線205系

写真は、開発中の横浜線H12編成です。205系は、製造年次によりいくつかの改良が加えられ、外観に大きな違いが生じています。H12編成は、大型の扉窓や他線区向け車両と異なる床下の機器配置が外観上の特徴となっています。車体側面のステンレスは、窓部分と上下の反射の違いを再現しています。

H12編成

実車写真は、横浜線100周年ヘッドマークを掲げているときのH12編成です。製品は100周年ヘッドマークを装着可能です。205系は、来年1月よりリリース展開します。非常に多くの形式があるため、数回に分けてのリリースを計画しています。

アップデータを更新しました

前回のアップデータにて、レイアウターのアイコンボックス、クローズボックスの位置がずれたプログラムが含まれていました。修正したものをアップしましたので、アップデータの適用をお願います。
VRM5は、アップデータのページより再度ダウンロード、インストールしてください。

浮動小数点形式の注意点

スクリプトで実数を扱う場合は、浮動小数点形式特有の誤差に注意してください。

実数は、DirectXの座標表現と互換性のある単精度の浮動小数点数で処理されます。浮動小数点数は、2進数で表現されています。普段目にする10進数から変換した場合、2進数で表現しきれない数値が存在します。このとき、丸め誤差が発生して、もとの10進数の値とはことなった数値になります。
浮動小数点数は、指数で表現されるため、有効な桁の範囲のみ数値としての意味があります。指数が大きく異なる数値を加算すると、一方の数が有効な桁の範囲外になり意味をなさなくなります。
浮動小数点数は、こうした誤差が発生するという前提でコードを作成してください。計算順序を入れ換える、条件判断を工夫するなどの対策があります。

Vector型は、3つの実数が1組になっています。Vector型の演算は、DirectXによって処理されるため、誤差を含む数値が返ってくる場合があります。たとえば、(1.0, 0.0, 0.0)のベクトルをVectorNormalizeで計算すると、(0.999999, 0.0, 0.0)になります。