「VRM ONLINE」カテゴリーアーカイブ

VRMCLOUD正式運用を開始しました

鉄道模型シミュレータークラウドの正式運用を開始しました。
モバイルアプリは、auスマートパス版が本日よりご利用可能になります。WindowsのVRMシステムは、バージョンが5.1.0.152になりました。VRMONLINEは、起動時にアップデータがダウンロードされます。VRM5は、アップデータページまたは鉄道模型シミュレータークラウドのページからアップデータをダウンロード、インストールして下さい。

自作車輌の投稿、クラウドレイアウトの作品案内のスレッドを鉄道模型シミュレーター会議室に設置しました。自作車輌の配布&入手は、会議室をご利用下さい。

鉄道模型シミュレータークラウドの公式サイト(http://vrmcloud.net)より、自作車輌のツールをダウンロードできます。このツールによって、車輌の自作が可能になります。(3Dポリゴンの製作には、使い慣れたツールをご利用いただけます。)

[VRMCLOUD]ご利用開始までのながれ

20日より鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの新しい拡張機能「鉄道模型シミュレータークラウド」がスタートします。
鉄道模型シミュレーター5/ONLINEユーザー様は、鉄道模型シミュレータークラウドのクリエイターアカウントにご登録いただくと、自作車輌の組み込みなどクラウドサービスがご利用いただけるようになります。

クリエイターアカウントの新規登録

明日昼ごろより、アカウントの新規登録受け付けを開始します。鉄道模型シミュレータークラウドのwebページ(http://vrmcloud.net/)にてお申し込みください。

アップデータの実行

鉄道模型シミュレータークラウドは、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEに完全に組み込まれています。システムを最新版にする必要があります。バージョンは、5.1.0.152になります。20日午前よりアップデータを公開します。
鉄道模型シミュレーター5のユーザー様は、アップデータの配布ページまたは、鉄道模型シミュレータークラウドのwebページ(http://vrmcloud.net/)よりシステムのアップデータをダウンロード、インストールして下さい。
鉄道模型シミュレーターONLINEのユーザー様は、起動時にアップデータがダウンロードされます。画面の指示に従ってインストールして下さい。
※システム更新時は無用なトラブルを避けるため、セキュリティソフトを一時停止して下さい。

ログイン

鉄道模型シミュレーター5/ONLINEを起動後、レイアウターのメニューから先ほど登録したクリエイターアカウントでVRMCLOUDにログインしてください。ログイン後、鉄道模型シミュレータークラウドの各種機能がご利用いただけます。

自作車輌の入手と組み込み

自作車輌は、鉄道模型シミュレーター会議室、車輌データ作者様のwebサイトなどで配布されています。ダウンロードした自作車輌は、zip形式で圧縮されています。zipを解凍してください。解凍後に作成された自作車輌ファイル(拡張子v5t)をレイアウターの自作車両管理メニューから開いて、システムに追加するとレイアウトに配置可能になります。組み込まれた自作車輌は、公式の車輌データと同様に扱うことができます。

[VRMCLOUD]自作車輌作例紹介:15tモーターカー

VRMCLOUD では、3Dツールによって自作の車輌を作ることができます。開発テスト期間に製作された自作車輌をご紹介します。

VRMCLOUDのクローズベータに参加されているUSO800様製作の「15tモーターカー」です。日立の15tディーゼル機関車タイプの小型車輌です。この小型の機関車は、入換作業のシーンに最適です。
箱形の車体は、3DツールのBOXプリミティブから簡単に作ることができます。小型の機関車は、ディティールも適度にあり、自作車輌製作の練習に適しています。テクスチャーのカラーバリエーションで、様々な機関車を作成できます。

※画像提供:USO800様

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

「VRMクラウドビュワー」:スマフォで簡単操作

VRMCLOUDのスマートフォン、タブレット対応アプリ「VRMクラウドビュワー」(アプリ名:鉄道模型CLOUD)は、スマートフォン、タブレットなどのタッチデバイスの特徴を生かした操作系です。

スクリーン上に配置されているコントローラーをスライドさせるだけで運転できます。コントローラーは鉄道模型と同じスピードアップ、ダウンの簡単操作です。パネルに配置されているボタンをタッチすれば、進行方向の転換、警笛などを簡単に操作できます。

運転台画面でスクリーンをスワイプすると好きな方向を見ることができ、臨場感が格段に増します。運転手の視点でリアルに周辺の状況を確認できます。

※auのAndroid端末でご利用いただけるauスマートパス版を2/20にリリースします。auスマートパスにご加入いただくだけでアプリを無料で利用いただけます。(auスマートパスの利用料、パケット通信料などキャリア料金が別途必要です。)
※VRMクラウドビュワーは、対応機種であれば誰でも利用できます。(アカウント登録は不要です。)

VRMONLINEに新しいワイドPCレール

VRMONLINEにて、新しいワイドPCレール、側壁などを収録したセットのお取り扱いを開始しました。新しい部品の追加により、鉄道模型レイアウターで作成したレイアウトを再現することができます。

VRM5のワイドPCレールセット2は、準備ができ次第、お取り扱いを開始します。

デバイスの壁を越える!「VRMクラウドビュワー」

VRMCLOUDは、クラウド技術によってデバイスの壁を乗り越えました。

スマートフォンに代表されるモバイルデバイスは、本体にCPU、GPU、モニターを搭載しています。機能面では超小型PCといえます。超小型の本体に機能を詰め込むため、3Dゲームの性能は、PCの数百分の一から数十分の一と相応のスペックになります。VRMCLOUDでは、この極端な性能差を様々な技術で乗り越え、Windows版の精密な3Dモデル車両をそのままモバイルデバイスで表示できる「VRMクラウドビュワー」を実現しました。

開発当初は、モバイルデバイス向けの軽量ポリゴンを使う専用アプリとして製作していましたが、新規に開発したモバイル3Dエンジンが予想以上に高性能だったため、フルスペックのVRMビュワーになりました。ハイポリゴンモデルに匹敵するポリゴン数のWindows版3Dモデルをそのままモバイルデバイスで表示するという、前代未聞のシステムです。

nexus7(2013)での実行画面。1920*1080のフルHD解像度でも軽く動きます!
885系のレタリングの再現度にも注目!Windows版と全く同じです。

[VRMCLOUD]組み込みから走行まで

自作車両は、鉄道模型シミュレーター会議室、車両作者様のホームページなどで公開、配布されます。自作車両ファイルは、zip形式の圧縮ファイルでアップロードされています。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、自作車両ファイルを取り出します。(自作車両ファイルの拡張子は、”v5t”です。圧縮ファイルの解凍は、Windowsが標準状態の場合は、ファイルを選択>右クリック>メニューから「すべてを展開」です。)

次にシステムに自作車両を組み込みます。(VRM CLOUDアカウントが設定されている状態で組み込みできます。)レイアウターを起動後、「VRMCLOUD自作車両管理」を選択します。自作車両の管理ダイアログが開きます。この画面で追加ボタンを押して、先ほど解凍して取り出した自作車両ファイルを選択します。
以上で、システムに自作車両が追加されます。

管理ダイアログの画面:追加された自作車両は公式車両と同じように扱うことができます。

編成エディターの画面:レール上に自作車両を含む編成を配置。運転開始で走行させることができます。

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

ワイドPCレール、部品が完成しました。

新しいワイドPCレール部品のテクスチャーマッピングが終わりました。C280、C317などの新しいカーブレール、端数レールやプラットホーム部分に設置するレールなどが鉄道模型シミュレーターに追加されます。対応する側壁部品も多数登場。さらにポイント部分に使用するバラスト部品も登場します。

新しいカーブレール。

端数レールにエンドレール。

信号機などに対応する各種側壁。

信号機付きレール。

[VRMCLOUD]自作車輌は自由にゲット&配布できます。

自分で製作した自作車輌ファイルを公開することで他のユーザーも自作車輌を利用できます。個人のwebサイト、ブログや、鉄道模型シミュレーター会議室に設置されている自作車輌スレッドを通じて配布できます。
公開されている自作車両をダウンロードして、組み込むことでオリジナル車両を自分のレイアウトで走らせることができます。
(※配布された自作車両ファイルは自作車両制作者に著作権があります。)

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

[VRMCLOUD]自作車輌の製作

自作車両の製作は、一般的なゲームのMOD(拡張データ)と同様にポリゴンモデルの製作、データの構成という二段階の作業ですすめます。

ポリゴンモデルの製作

ポリゴンモデルの製作には、使い慣れている3Dモデリングツールをご利用いただけます。Maya、3ds Max、Lightwaveなど3Dモデリングツールで車体、台車、車輪、パンタグラフなどの部品を作っていきます。(一般に3Dモデリングツールは、高価なソフトウェアです。初心者の方は、機能面や操作性に制約がありますがフリーソフトなどで始めることをお勧めします。)
ポリゴンの表面には、テクスチャーを張っていきます。テクスチャーは、Photoshop、Fireworksなどのペイント系ツールで製作します。(努力と根性があればWindows付属のペイントでも作れます。)
製作の手順は、普通にポリゴンモデルの製作そのものです。(「ローポリゴン」で検索していただくと多数の事例を参照いただけます。)


車体のポリゴンを作成した状態(3Dツールの画面です)


テクスチャーを貼り付けた状態(3Dツールの画面です)

データの構成

車体や台車、車輪などの部品ができあがりましたら、いよいよ車両データを構成します。自作車両ツールに車両の形式番号、運転台位置、台車などの取り付け位置、それに作成したモデルデータを登録していきます。最後にデータ作成を実行すると自作車両データができあがります。

初心者でも作れますか?

何事にも初めてというのはわからないことだらけです。クラウドの開発では、国際鉄道模型コンベンションにご来場いただいたユーザー様の一部など、数名にお声をかけさせていただき、クローズベータを実施しています。この中で3Dモデリング初心者の方も何名か自作車両を製作しています。ベータ運用の範囲では、初心者の方にとっての製作のハードルは、九割方、3Dモデリングにあると考えられます。

3Dモデリングの第一歩は、ツール選びから始まります。使いやすい、国内のユーザー数が多い(=情報が蓄積されているという利点があります)、ポリゴン用ツールなどの条件がそろっているツールがお勧めできます。最初は、シンプルな操作性のソフトで始めることをお勧めします。ツールのボタンの位置を覚えるだけでも一苦労なのでシンプルなソフトをセレクトしてください。

3Dモデリングは、多くの場合、プリミティブから出発します。プリミティブは、箱、円柱、球体などツールにあらかじめ用意されている部品です。これを伸ばしたり、分割したり、頂点をちょっと移動したりして、形をつくっていきます。ツールのすべての機能を使うことはないので、使う機能だけを確実に習得することが近道です。

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。