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2Dサウンドの二音同時再生

バージョン5.1.0.167より、音源部品の2Dサウンドの二音同時再生を実装しました。

二重和音まで再生できます。三音目は、状況によって異なります。

説明を簡単にするため、音源部品が三個ある状態で、音源1は、ループ再生。残りの1音を、二つの音源部品で使用すると想定します。
図の音源1は、ループ再生のため、1音を常時占有しています。

上は、音源2が再生中に音源3が再生した場合は、すでに音源2の音が鳴っているため、音源3は再生できません。
下は、音源2が再生されていない状態であれば、音源3は再生可能です。
二音あるチャンネルが、1つでも空いていれば再生できます。

バージョン5.1.0.167を公開しました

鉄道模型シミュレーター5、鉄道模型シミュレーターオンラインのアップデータを公開しました。バージョンは、5.1.0.167です。
(※鉄道模型レイアウターF2011/2013は変更ございません。)
鉄道模型シミュレーターオンラインは、起動時に自動的に更新作業が開始されます。画面の指示に従ってインストールして下さい。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータページからアップデータをダウンロードして、実行して下さい。(インターネットエクスプローラーをご利用の場合は、SmartScreen機能の詳細から実行して下さい。IE以外でのダウンロードをお勧めします。)

主な変更点
・音源部品の2Dサウンドを二音同時再生可能にしました。
詳細は別記事をご参照下さい。

waveファイルの規格について

鉄道模型シミュレーターで利用できるwaveファイルのお問い合わせをいただきました。マニュアルにも記載されていますが、当ブログでもあらためて規格について解説します。

鉄道模型シミュレーターでは、waveファイルのフォーマットについて、規格を設定しています。
サンプリング周波数は、音質とデータサイズのバランスがとれている22050Hzです。
ビット数は、8bit。
トラック数は、1。つまりモノラルです。
圧縮は、無圧縮にしてください。

規格外のデータを使用されますと、正常に動作しません。必ず、規格に沿ったデータをご利用下さい。

バージョン5.1.0.166を公開しました。

鉄道模型シミュレーター5、鉄道模型シミュレーターオンラインのアップデータを公開しました。バージョンは、5.1.0.166です。
(※鉄道模型レイアウターF2011/2013は変更ございません。)

鉄道模型シミュレーターオンラインは、起動時に自動的に更新作業が開始されます。画面の指示に従ってインストールして下さい。

鉄道模型シミュレーター5は、アップデータページからアップデータをダウンロードして、実行して下さい。(インターネットエクスプローラーをご利用の場合は、SmartScreen機能の詳細から実行して下さい。IE以外でのダウンロードをお勧めします。)

主な変更点
・XAudio2の互換性を向上させました。
・エミッターの連動時のベクトル計算を2D平面から3Dに変更しました。

バージョン5.1.0.165を公開しました

鉄道模型シミュレーター5、鉄道模型シミュレーターオンラインのアップデータを公開しました。バージョンは、5.1.0.165です。

鉄道模型シミュレーター5は、アップデータページよりダウンロード、インストールして下さい。

鉄道模型シミュレーターオンラインは、次回起動時に自動的に更新が開始されます。画面の指示に従ってインストールして下さい。

主な変更点

・Windows版VRMクラウドビュワーを新規に作成、統合しました。PC用のVRMクラウドアカウントをご登録いただけると利用できます。
・Windows版VRMクラウドビュワーは、モバイル端末版と操作、表示に互換性があります。さらにWindows版の拡張機能として、サウンドをVRM5/ONLINE互換モードに切り替えることができます。VRM5/ONLINE互換モードでは、3Dサウンドになります。
・ビュワーのサウンドシステムを一新しました。現行のWindowsサウンドAPIである、XAudio2に対応しています。音の広がりを感じられる残響などリアリティーが格段に増しています。
・Windows版VRMクラウドビュワーの拡張機能として、「検証モード」を搭載しています。クラウドにアップロードする前の作品を、Windows版VRMクラウドビュワーで確認することができます。
・DXF出力メニューを削除しました。現在の他社製アプリの多くが、古いDXFとの互換性を失ったため、役割を終えました。図面を他アプリで活用する場合は、pdfプリンタを利用してください。
・車輌に部品をリンクできる新しい機能を追加しました。エミッターなどを容易に車体へリンクさせることができます。
・エミッターに車輌部品リンクさせたときの速度連動機能を追加しました。スクリプトでの係数制御(SetPCreateFactor)も可能です。
・自動センサーに連結イベントを追加しました。連結予定の編成にあらかじめ、連結時に呼び出す自動センサーを設定すると、連結で当該センサーが実行されます。
・自動センサーに振り子のON/OFFとポイントの順次切り替え命令を追加しました。構内などは振り子をOFFにしてください。
・踏切、ホームドア部品の挙動を書き換えました。初期状態でホームドアは完全に閉まった状態になります。
・モーションパスを他の部品の上に自動配置するようにしました。
・車輌情報ダイアログに連結器位置を追加しました。
・mov命令でデバッグ表示用の変数名をコピーしていたバグを修正しました。

次期バージョンからサウンドAPIを変更します

多くの開発時間を投入して実装をすすめていました新しいサウンドAPIへの対応が、完了しました。次回更新から、音周りが抜本的に変化します。

他機種との互換性など、様々な角度からサウンドAPIの選定をすすめていましたが、「環境毎にあわせるしかない」という結論になりました。
統一したサウンドAPIで、同じような音が鳴ることが望ましいのですが、レイテンシ、ライセンスの問題など、いろいろとやっかいな問題がサウンドにはあります。
Windowsでは、従来鉄道模型シミュレーターが使用していましたDirectSoundにかわり、XAudio2に変更しました。
DirectSoundは、シンプルに音を鳴らすだけでしたが、XAudio2は、音の広がりを感じさせてくれる鳴り方になります。同時発音数も大幅にアップします。

XAudio2は、Windowsの標準APIのため、最近のハードウェアであれば、互換性にほとんど問題はありません。
古いPCの場合で動作に問題が生じる場合は、サウンド関連のデバイスドライバーの更新を行って下さい。また、現行のサウンドカードの搭載をご検討下さい。

部品リンク機能のご紹介

開発中の次期バージョンに搭載予定の新機能「車輌部品リンク」をご紹介します。

車輌に対して、エミッターなどの部品をリンクさせることができるようになります。車輌ごとのローカル座標系でリンクした部品の位置を指定すると、列車の移動に合わせて部品も移動します。さらにエミッターには、リンクしたときに列車の速度にあわせてパーティクルの生成を制御する機能を追加しています。

部品のリンクを指定するダイアログです。車輌のローカル座標(車体前方がマイナスX)で取り付け位置を指定します。部品は、一両につき、四個まで指定できます。

今回のサンプルでは、車輌に雪煙を発生させるエミッターをリンクしました。エミッターは、上記のように設定します。車輌の速度に応じてパーティクルの生成を調整するためにチェックをいれます。射出方向は、列車の左右にそれぞれ吹き出させたいため、左右異なるベクトルのエミッターを二個用意しました。

エミッターは、列車にあわせて移動するため、レイアウト上には適当な位置に配置してかまいません。

速度と連動するため、速度が低い場合は、パーティクルも少なくなります。

速度がアップすると、パーティクルは増えてきます。

現在、ご紹介した機能を含めてシステムの大改造をすすめております。次期アップデータのご提供時期については、当初の予定より遅れ、10月上旬から中旬ごろになります。次回のクラウドコンテストにつきましても、次期アップデータにあわせて開催させていただく予定です。

製作中車輌のご紹介

現在、製作中の車輌からいくつかご紹介します。

ホリデー快速などに活躍した豊田所属の115系M40編成です。山スカと呼ばれていた国鉄時代の中央東線115系を思い起こさせる編成でした。写真は、製作中のボディーです。M40編成を構成する6両をすべて再現する計画です。

関西地区の近郊形電車225系です。写真は、製作中の0番台。

特急ネットワークを支える新型車両287系です。こちらもいろいろと計画しています。

Windows版クラウドビュワー開発中

Windows版のクラウドビュワーの開発が進行しています。写真のように表示は、問題のないレベルになっています。現在、機種間の機能上の相違点、Windowsのマルチタッチへの対応などの実装をすすめています。

Windows版クラウドビュワーは、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEのクラウド機能に統合された形で提供されます。アプリは既存のAUスマートパス版と同一の機能が提供されます。
まだ、細かい調整が必要な段階ですが、順調に開発が進めば、本年秋にご提供できる予定です。

アップデータ5.1.0.157公開

鉄道模型シミュレーター5、鉄道模型シミュレーターオンラインのアップデータを公開しました。バージョンは、5.1.0.157です。(※鉄道模型レイアウターF2011/2013は変更ございません。)
鉄道模型シミュレーターオンラインは、起動時に自動的に更新作業が開始されます。画面の指示に従ってインストールして下さい。
鉄道模型シミュレーター5は、アップデータページからアップデータをダウンロードして、実行して下さい。

主な変更点
・クラウドレイアウトが新幹線対応になりました。
・フレキシブル部品のハンドルが、数値入力できるようになりました。
・カント付きレールの傾斜方向の決定アルゴリズムを変更しました。
・走行情報を従来のn倍精度に引き上げました。(モバイル版は単精度です。)
・UNDOに蓄積されるジョイントのデータを変更しました。
・オプションの座標値にマイナス値を設定できるようにしました。
・クラウドのログインダイアログでアカウント名を空欄にできるようにしました。