「鉄道全般」カテゴリーアーカイブ

船の科学館に行ってきました

先日、今月いっぱいで休館が決定している船の科学館に行ってきました。ここは、船舶関連の博物館ですが、超大型の「鉄道もの」が展示されています。

東京港トンネルをくぐり13号埋め立て地に到着!船の科学館です。(宇宙博以来です。いつでもいけるからと行かないでいたら。)

外部展示の南極観測船「宗谷」とその奥に青函連絡船「羊蹄丸」

今日は、近くに日本丸も停泊していました。

展望台から羊蹄丸

連絡船の船体後部。

桟橋との接続部分には、線路が3線敷設されています。

船内には、DE10などの保存車両が展示されています。海の上ですが、船体内ということもあり保存状態は良好です。(10月以降の処遇が気になります)

煙突部分には、懐かしいJNRマークが!

操舵室から前方を。今にも出港しそうな雰囲気です。

東京総合を見てきました

27日に開催された東京総合車両センターの一般公開を今年も見てきました。

東京総合車両センターは、大井町駅の隣にある、JRの基地です。毎年この時期に行われる一般公開では、写真のような広大な工場を自由に見学することができます。

工場内各所で、実際の部品が説明付きで展示されています。模型的に貴重な資料をさくさくと写真に収めていきます。

大規模な鉄道工場では、車体各部が分解されるとそれぞれ専門の部署で検査、修理が行われます。なぜなのか、どの工場も共通して、台車の部署は実演などの展示に力が入っています。


台車各部の説明です。非常に参考になります。


今回の展示で個人的にポイントが高かったのが、マルチプルタイタンパーの実演。ものすごい振動です。


今年の並びは、185系OM03編成、EF510-513、E233系中央線、mue trainでした。

485系特急日光

久しぶりに時事ネタを1つ。

本日3日、早朝に運転された485系特急「日光」のラストを撮影してきました。

485系を大胆にリニューアルした車輌です。先頭部はヘッドサインがなくなり、東武直通用の機器などが追加されています。

大胆な形状の運転台周り。

新宿駅から「日光」出発です。

以下、おまけ。

最近、まったく目が向いていなかったためか、いつのまにか東京駅に新しいドーム部分がついていました。

E5系を取材

今、話題のE5系を取材してきました。営業運転を開始してから日数が経過していますが、いまも注目度抜群です。

将来の高速運転を見据えた長いノーズが目を引きます。塗装にはマジョーラカラーという見る角度によって色が変化する塗料が使われています。
VRMのE5系は第8号への収録を目指して、すでに開発がすすんでいます。マジョーラカラーを再現する部分がネックになりそうです。(専用シェーダーの開発を検討しています。)

田端で200系復活塗装と赤ナンバーのツーショット。
取材撮影は、開発コストに影響するため、なるべく一日で多く回るようにしています。今日は、E5系の撮影を複数のポイントで実施後、田端、上野、新木場、田端操(安中貨物)などを回ってきました。ソフト開発はデスクワークというイメージがありますが、VRMについては、力仕事の方が比重が大きいような感じです。

※本日は取材のため、サポート、通販発送は明日以降になります。

相模線電化20周年記念列車とキハ返却

本日、茅ヶ崎から木更津へのキハ返却と相模線電化20周年記念列車が走行しました。地元ということで早速取材してきました。


10時06分。留置線から茅ヶ崎駅の中線に入ってきました。


中線に停車中。屋根上を一枚撮影。


出発。


隣には10秒差で出発した相模線。キハは、一路、東京湾の対岸へ。


本日は、こちらが本題。相模線電化20周年記念列車として走行した115系です。

[速報]茅ヶ崎にキハが帰ってきた


本日、久留里線のキハ30が、展示会のため茅ヶ崎へ回送されました。気動車天国だった相模線にキハが帰ってきました。


501号機に牽引されてきたのは国鉄一般色に塗装されたキハ30 62です。


茅ヶ崎駅の中線に停車後、茅ヶ崎機関区(あえてこの名で)に移動開始。


分岐手前で停車後、キハを分離。


キハは自力で留置線へ。茅ヶ崎でキハのエンジン音が響くのは久しぶりです。


501号も移動完了です。

九州地域の実車写真についてご協力のお願い


(2009/02撮影 885系KAMOME)

九州地域を走行する鉄道車輌の写真撮影にご協力いただける方を募集します。

九州新幹線の全線開業により、現行の新幹線や在来線に大きな変化が予想されます。開業目前の現在は、変化が訪れる前を記録できる最後の機会です。
距離的な問題で詳細な取材が難しいため、九州近隣に在住で写真撮影ができる方にご協力をお願いします。

[募集写真]
九州地区の在来線、新幹線車両。サイドビュー、屋上機器の写真、運転台周り、側面などのロゴ・インレタの詳細写真、台車の詳細など。
info@へのメール添付、弊社会議室へのご投稿、「フォト蔵」などでお送りください。

※継続的に撮影可能な方はご連絡いただけると助かります。
※フォト蔵経由の場合は、info@に事前にメールでご連絡ください。
※お送りいただいた写真は、開発にのみ利用させていただきます。

ばんえつ客車回送


房総地区で走行した「ばんえつ物語」客車が、本日回送されました。早朝からカメラ片手に実車資料を撮影してきました。


幕張からディーゼル機関車で回送された客車は、ここ新小岩で電気機関車に牽引機が切り替わります。DE10が切り離されたあと、EF64 1051が連結され返却の旅が始まります。


前日に降り積もった雪が溶けきらない時間帯ということもあって、首都圏で雪景色+ばんえつ客車という珍しいシーンになりました。


(※この写真のみコンデジで撮影)
客車のサイドビューです。場所の関係で”ホチキス”や架線柱がかぶっていますが、サイドビューは製作にかかせない資料です。

113系団体臨時

昨日今日と東海道本線にて久しぶりに湘南色113系が運転されました。
2009年10月の臨時運転と同じ湘南色2000番台の117編成です。編成は短いですが、ヘッドマークなしで旅客線を走行、往年のシーンがよみがえりました。


113系は茅ヶ崎駅の貨物線ホームに停車するため、平塚よりの渡り線を渡っていきます。
最初に旅客線から貨物線。


さらに貨物線下りから貨物線上りへと渡っていきました。(VRMでの渡り線の参考にどうぞ)

どのような資料写真が必要ですか?

先日、資料写真についてのお問い合わせをいただきました。

なかなかお答えに難しい質問ですが、アイマジックで撮影している写真を参考例としてご紹介させていただきます。

east1.jpg
サイドビュー:車体を真横から撮影した写真です。窓、ドア、床下機器、表記などの位置を把握することができます。都市部では、撮影できる場所も限られているため、多少、柵などが写り込むことがあってもヨシとしています。列車の走行速度にあわせて、シャッターを切り、編成の全車両を撮影しています。

east2.jpg
屋上機器:跨線橋や掘割り区間など、線路を見下ろせる場所で撮影しています。サイドビューでは把握できない屋上機器を撮影するのが目的です。

185.jpg
屋上機器その2:場所によっては、サイドビューを見下ろす形で撮影できます。屋上機器の位置が確認できるため、資料としての重要度も高くなります。今の時期は、太陽が低く、床下まで光が回ります。(架線などがかぶるため、鉄道写真としては減点ですが)

e531.jpg
パンタグラフまわり、クーラー形状:電車のパンタグラフまわりは、配管などを把握するためにアップ写真を撮影します。特に交直流電車は、パンタグラフまわりが複雑なため、複数の角度から撮影しています。また、651系のように機器構成が編成によってことなる場合は、それぞれの写真を撮影します。

200.jpg
細部:車体全体写真では把握できない細部のディティールを撮影しています。写真は、200系の先頭部です。遠目には単純な丸みを帯びた先頭部も、このように複雑な部品構成になっています。細部は形式ごとに異なる可能性もあるため、撮影時は、かならず型式番号をあわせて撮ります。

211.jpg

211a.jpg
車内:始発、終着駅で車内ディティールを撮影します。撮影時は、車内に掲示されている型式番号を撮影しています。車内全体だけでなく、座席、ドア、窓枠、荷物棚などの細部を撮影しています。

tekyo.jpg
ストラクチャー:テレビの散歩番組ではありませんが、一駅間を歩いて、参考になりそうなものを撮影します。写真は、秋葉原の名所(?)、総武線松住町架道橋です。この付近は、多数の歴史的な鉄道構造物が現役ということもあり、撮影にも力が入ります。