「鉄道全般」カテゴリーアーカイブ

都会の明かりと500系

500系交通会館前

有楽町駅付近を通過する今日の500系です。都会の夜をビルの明かりに照らされて進みます。
(東京の夜発車は今回で最後?)

列車にビルの明かりが反射するというのは、非常に雰囲気があります。
これをリアルタイムシェーダーで実現できるといいのですが、これが実は非常に難しいのです。明かりが反射するというのは、物体の表面に「写り込んでいる」状態です。反射を実現するには、物体の表面に写り込む素が必要になります。
素材をつくるためには、車両の位置を中心に別途レンダリングして、車体からみえる風景をつくります。この車体から見える風景を車体に貼り付ければ完成・・・なのですが、この風景をつくるという作業が、画面表示にかかる時間の倍以上必要になります。
VRMの場合、ポリゴン数が一般的なゲームの数倍以上あるため、この手法は時間がかかりすぎてしまいます。時間の壁は、厚いです。

485系雷鳥の取材

毎年、ダイヤ改正の節目を前に、新旧交代が進む列車などを重点的に取材しています。モデル化のための資料には、日常の運用シーンがかかせないため、なるべく運行本数が多いうちに実車撮影を行っています。

今回の取材では、サンダーバードへの置き換えがすすむ485系雷鳥を中心に、「今」の各列車の状況を記録しました。

パノラマ
雷鳥編成を構成する各形式のなかでひときわ異彩をはなっているのがパノラマ車のクロ481-2000です。取材では、車両ごとのディティール(窓の形状、床下機器配置、台車、表記類など)を短い停車時間のなかで記録していきます。すばやく、できるだけ多くの記録をとっていきます。

481-800
車両は、使用する線区の事情に合わせて改造されることがあります。なかには、形式の中でもごく少数だけしか存在しない希少種があります。写真のクハ481-801は、そうした希少種の1つです。北近畿用に改造された車両で、連結を考慮した簡易式の貫通扉があります。

481-801
北近畿から雷鳥に運用変更された現在、1両だけが残存しています。これまでの取材では、撮影していなかった形式で、ラッキーでした。

出張取材から戻りました

26日、27日に実施した関西方面の取材から戻りました。取材期間中にいただいたお問い合わせについては、28日よりご連絡いたします。通販については、28日の集荷便にて発送させていただきます。

485
今回は、写真の形式などを取材しました。取材の顛末については、後日レポートします。

同人ブルレイ企画中

実車取材で撮影したビデオやスーパーバイザー様よりお寄せいただいた資料ビデオをもとに「同人ブルレイ」を企画しています。 

大糸線

第1弾は、貴重なキハ52が活躍する大糸線、しかも「冬」の前面展望です。BD-RにフルHD映像を収録しています。白銀世界をすすむ気動車の臨場感あふれる映像、サウンドをお楽しみいただけます。
以前、DVD化した南線の「秋」もソースのハイビジョン映像を収録しています。

209系ウラ52

209系ウラ52編成

ラストランが近い、京浜東北線209系ウラ52編成を乗り納めしてきました。さすがに注目度の高い編成です。沿線には鉄道ファンが多く詰めかけていました。写真は、本日最初の19A運用につくウラ52です。

朝練

久しぶりに「朝練」に行ってきました。早朝の上野駅には、夜行列車が続々と到着します。けたたましいブロアー音の「北陸」をビデオ撮影後、隣の番線であけぼのの到着を待ちます。 

あけぼの
あけぼのが入線してきました。所々に雪をかぶっています。

あけぼの
134号機は、電車を連結可能な双頭連結器を装備しています。通常のEF81とは、大きく異なりスカート周りが賑やかです。
あけぼの撮影後は、製作中のE26系を最新の状態にあわせるためにカシオペアを撮影。

京浜東北線209系ありがとうヘッドマーク
こちらは鶯谷駅で撮影した209系。京浜東北線からの撤退に向けた「ありがとうヘッドマーク」が装着されています。撤退までいよいよ秒読みの段階となりました。(北斗星の撮影準備中に出現、後追い撮影。かなりあわててとっています。)

EF510-501出場

注目のJR東日本所属EF510が川崎より出場しました。旅客用ということで500番台になっています。 

EF510甲種
18日から19日にかけて、甲種が実施されました。東海道貨物線区間は、EF56-1080の牽引です。

EF510
500番台の初号機=501号は、金帯ブルートレインにあわせたデザインです。全面部分の帯も金色塗装になっています。

EF510
サイドビュー。青地に金帯+彗星マークと、レッドサンダーとはかなり印象がことなります。ナンバーの表記位置もJR貨物機と違うようです。

以上、速報でした。

500系の壁紙

500系壁紙

先頃、東海道新幹線から撤退が発表された500系のぞみの壁紙を作成しました。
サイズは、2種類です。モニターサイズにあわせてダウンロードしてください。
(取材スケジュールを調整して、のぞみ28号を小田原駅で撮影。いまの時期、撮影場所によっては夕日に照らされた美しい500系をとらえることができます。)

500系のぞみ壁紙 1920*1200

500系のぞみ壁紙 1600*900

懐かしの113系

懐かしの113系

東海道、横須賀線で「懐かしの113系」が運転されました。房総で最後の活躍をするJR東日本の113系を使用した列車です。

113系湘南色
小田原方が113系湘南色編成です。やはり東海道線にはこのカラーが似合います。

113系横須賀色
東京方は、113系横須賀色です。

連結
クハの連結部分です。晩年の東海道線では使用されなかった貫通幌が装着されています。同じ113系ですが、湘南色と横須賀色では塗り分けの位置が異なります。こうして並べてみるとその違いがよくわかります。

モハ112-2072

モハ113-2072

この写真は、今回走行した湘南色編成のモハユニット(モハ112-2072+モハ113-2072)が、東海道線で使用されていた現役時代のものです。所属表記はことなりますが、現役時とかわりない姿で東海道線に帰ってきました。