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第9号 クモハ12052と12053

クモハ12

試験線?に姿を現したクモハ12052と12053です。車体のディティールは、1980年代後半で設定しています。

旧型国電は資料が少ないため再現が難しい部類になります。VRM4旧国第1弾は、首都圏で最後まで営業していたということもあり比較的詳細な資料があるクモハ12をセレクトしました。
リベット車体に台車、パンタグラフ、床下機器など小型車体に旧国の魅力が詰まった形式です。

リベットについては、さすがにテクスチャーが足りず、本数など若干実際と異なる部分がありますが、可能な限り再現しました。
12052と12053は、手すりなど各部に差異があります。このあたりの違いもお楽しみいただけるディティールになっています。

機会があれば、飯田線など他の旧国もモデル化したいところです。

第9号 LED

LED

最近の車両は、熱線吸収ガラスを全面的に採用しています。これまでの描画エンジンでは、ガラスの下にあるLEDディスプレーが熱線吸収ガラスの演算処理により暗く表示されていました。
第9号では、高輝度LED風の表示を行う新しい描画パスを設定しました。
結果は写真の通り。実車の雰囲気に近い表示になっています。
※データ側にLED専用のポリゴンを保持する関係で、第8号以前の車体は従来通りの表示になります。

第9号 E231強化スカート

東海道線、湘南新宿ライン、宇都宮線などで活躍するE231系近郊形は、主に前期グループと後期グループに分類できます。前期は小山に、後期は国府津に配属されています。
後期グループもK-23、S-22編成から仕様が微妙に変化しています。

E231

写真は、S22編成です。スカートが大型の強化スカートに変更されています。従来の製造分についても順次、強化スカートへの切り換えが行われています。

強化スカート

ということで、第9号収録車両も強化スカート装備車に変更しました。

第9号 カント付きレール2

カーブ通過時に働く超過遠心力を打ち消すために外側のレールを高くしたときの高低差をカントと呼びます。VRMのカント付きレールは、外側のレールを実際と同様に高くすることで実現しています。
実物のカントは、在来線で105mm、新幹線で180mm以下になるように設定されています。VRMでは、実物換算で90mmのカントを設定しています。

カント

写真の山手線は、カントのある区間に進入している状態です。先頭車と中間車では傾斜角度が異なります。
カント付きレールは、1つの区間を3種類の線路パーツで構成しています。カントなしの状態からカントのある区間へ入る線路、カント付きの線路、通常線路へ戻る線路の3種類です。

第9号 カント付きレール

カント

大変お待たせしました。
VRM4第9号に待望のカント付きカーブレール登場です!
開発中の山手線と京浜東北線を並べて撮影してみました。
垂直な架線柱と比較すると、車体が内側に傾斜しています。

詳細は次回以降。

川重E233甲種2/21

川重E233

近くの超有名撮影ポイントで川崎重工製E233-1000甲種をねらってみました。1月頃から3月上旬まで空気が乾燥すると、写真のように富士山をバックに撮影することができます。
(昔に比べると見通しが悪くなりましたが)

富士はやぶさ0221

おまけで富士はやぶさ。本日は定刻でした。
VRMでは未登場の14系寝台客車、昨年より開発の準備をすすめています。

VRM3特急列車大全集2 22日発売開始

鉄道模型シミュレーター3特急列車大全集2のVista対応版を22日に発売します。第4号から第7号までの4パッケージを収録、Windows Vista/Xp/2000に対応しています。

特急列車大全集2には、トミックスのファイントラックを収録。パッケージ写真のように、トミックスパーツを活用したレイアウトの設計が可能です。
特急列車大全集2

一般店頭、セブンドリーム・ドットコム、amazonなどでご予約、ご購入いただけます。

鉄道模型シミュレーター3特急列車大全集2 Windows Vista対応版
製品番号:IMVRM-3102