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デバイスの壁を越える!「VRMクラウドビュワー」

VRMCLOUDは、クラウド技術によってデバイスの壁を乗り越えました。

スマートフォンに代表されるモバイルデバイスは、本体にCPU、GPU、モニターを搭載しています。機能面では超小型PCといえます。超小型の本体に機能を詰め込むため、3Dゲームの性能は、PCの数百分の一から数十分の一と相応のスペックになります。VRMCLOUDでは、この極端な性能差を様々な技術で乗り越え、Windows版の精密な3Dモデル車両をそのままモバイルデバイスで表示できる「VRMクラウドビュワー」を実現しました。

開発当初は、モバイルデバイス向けの軽量ポリゴンを使う専用アプリとして製作していましたが、新規に開発したモバイル3Dエンジンが予想以上に高性能だったため、フルスペックのVRMビュワーになりました。ハイポリゴンモデルに匹敵するポリゴン数のWindows版3Dモデルをそのままモバイルデバイスで表示するという、前代未聞のシステムです。

nexus7(2013)での実行画面。1920*1080のフルHD解像度でも軽く動きます!
885系のレタリングの再現度にも注目!Windows版と全く同じです。

[VRMCLOUD]組み込みから走行まで

自作車両は、鉄道模型シミュレーター会議室、車両作者様のホームページなどで公開、配布されます。自作車両ファイルは、zip形式の圧縮ファイルでアップロードされています。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、自作車両ファイルを取り出します。(自作車両ファイルの拡張子は、”v5t”です。圧縮ファイルの解凍は、Windowsが標準状態の場合は、ファイルを選択>右クリック>メニューから「すべてを展開」です。)

次にシステムに自作車両を組み込みます。(VRM CLOUDアカウントが設定されている状態で組み込みできます。)レイアウターを起動後、「VRMCLOUD自作車両管理」を選択します。自作車両の管理ダイアログが開きます。この画面で追加ボタンを押して、先ほど解凍して取り出した自作車両ファイルを選択します。
以上で、システムに自作車両が追加されます。

管理ダイアログの画面:追加された自作車両は公式車両と同じように扱うことができます。

編成エディターの画面:レール上に自作車両を含む編成を配置。運転開始で走行させることができます。

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

ワイドPCレール、部品が完成しました。

新しいワイドPCレール部品のテクスチャーマッピングが終わりました。C280、C317などの新しいカーブレール、端数レールやプラットホーム部分に設置するレールなどが鉄道模型シミュレーターに追加されます。対応する側壁部品も多数登場。さらにポイント部分に使用するバラスト部品も登場します。

新しいカーブレール。

端数レールにエンドレール。

信号機などに対応する各種側壁。

信号機付きレール。

[VRMCLOUD]自作車輌は自由にゲット&配布できます。

自分で製作した自作車輌ファイルを公開することで他のユーザーも自作車輌を利用できます。個人のwebサイト、ブログや、鉄道模型シミュレーター会議室に設置されている自作車輌スレッドを通じて配布できます。
公開されている自作車両をダウンロードして、組み込むことでオリジナル車両を自分のレイアウトで走らせることができます。
(※配布された自作車両ファイルは自作車両制作者に著作権があります。)

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

[VRMCLOUD]自作車輌の製作

自作車両の製作は、一般的なゲームのMOD(拡張データ)と同様にポリゴンモデルの製作、データの構成という二段階の作業ですすめます。

ポリゴンモデルの製作

ポリゴンモデルの製作には、使い慣れている3Dモデリングツールをご利用いただけます。Maya、3ds Max、Lightwaveなど3Dモデリングツールで車体、台車、車輪、パンタグラフなどの部品を作っていきます。(一般に3Dモデリングツールは、高価なソフトウェアです。初心者の方は、機能面や操作性に制約がありますがフリーソフトなどで始めることをお勧めします。)
ポリゴンの表面には、テクスチャーを張っていきます。テクスチャーは、Photoshop、Fireworksなどのペイント系ツールで製作します。(努力と根性があればWindows付属のペイントでも作れます。)
製作の手順は、普通にポリゴンモデルの製作そのものです。(「ローポリゴン」で検索していただくと多数の事例を参照いただけます。)


車体のポリゴンを作成した状態(3Dツールの画面です)


テクスチャーを貼り付けた状態(3Dツールの画面です)

データの構成

車体や台車、車輪などの部品ができあがりましたら、いよいよ車両データを構成します。自作車両ツールに車両の形式番号、運転台位置、台車などの取り付け位置、それに作成したモデルデータを登録していきます。最後にデータ作成を実行すると自作車両データができあがります。

初心者でも作れますか?

何事にも初めてというのはわからないことだらけです。クラウドの開発では、国際鉄道模型コンベンションにご来場いただいたユーザー様の一部など、数名にお声をかけさせていただき、クローズベータを実施しています。この中で3Dモデリング初心者の方も何名か自作車両を製作しています。ベータ運用の範囲では、初心者の方にとっての製作のハードルは、九割方、3Dモデリングにあると考えられます。

3Dモデリングの第一歩は、ツール選びから始まります。使いやすい、国内のユーザー数が多い(=情報が蓄積されているという利点があります)、ポリゴン用ツールなどの条件がそろっているツールがお勧めできます。最初は、シンプルな操作性のソフトで始めることをお勧めします。ツールのボタンの位置を覚えるだけでも一苦労なのでシンプルなソフトをセレクトしてください。

3Dモデリングは、多くの場合、プリミティブから出発します。プリミティブは、箱、円柱、球体などツールにあらかじめ用意されている部品です。これを伸ばしたり、分割したり、頂点をちょっと移動したりして、形をつくっていきます。ツールのすべての機能を使うことはないので、使う機能だけを確実に習得することが近道です。

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

[VRMCLOUD]自作車輌は公式車輌データと同様に使えます

自作車輌は、自作車輌ファイルをシステムに登録するだけで使用可能になります。公式車輌と同様に編成エディターで編成に組み込みます。

自作車輌のデータにパンタグラフやオプションなどが組み込まれていれば、これらも編成エディター上で公式車輌と同様に設定することができます。

自作車両の組み込み例:自作車両には、「自作車両+工房名」が表示されます。自作車両は、公式データと同様に機能します。

※VRM CLOUDは、2/20サービス開始を予定しています。Windowsユーザー向けの機能は、鉄道模型シミュレーター5/ONLINEの拡張機能として提供されます。2/20よりVRM CLOUDのお申し込み受付を開始します。

クラウドプロジェクト2/20スタート!!

鉄道模型シミュレーター5/ONLINEを大幅に拡張する新プロジェクト「VRM CLOUD」が、いよいよ2/20よりスタートします。クラウドのパワーにより鉄道模型シミュレーター5/ONLINEに2つの自由が実現します。

CLOUD POWER – 1 自作の車輌がVRMで走らせられます!

ついにVRMで自作の車輌を走らせることができます。使い慣れた3DCGツールを利用して車輌のモデルデータを製作後、自作車輌構成ツールを使って車輌データにすることができます。公式ではモデル化されていない車輌たちをVRMの世界に再現することができます。(自作車輌データは、自由に配布できます。鉄道模型シミュレーター会議室にも配布コーナーを設置する予定です。)

<自作車両作例>

CLOUD POWER – 2 レイアウトを誰でもプレイできます!

鉄道模型シミュレーター5/ONLINEで製作したレイアウト作品は、クラウドに公開することでモバイルアプリで誰でも作品をプレイすることが出来ます。クラウドに公開された作品は、レイアウトのデータに加えストラクチャー、車輌を完全に含むため、プレイヤーは新たにパーツをそろえる必要はありません。PC用のポリゴンモデルをそのまま表示します!

<モバイルアプリ動作画面>

Mayaレンダラでレンダリングしてみました

Mayaのレンダラで開発中の車両をレンダリングしてみました。ゲーム用にポリゴン数を少なくしたローポリモデルですが、もう少しポリゴンのディティールを追加すれば、フルポリゴンモデル映像(=映画などソフトレンダリングの映像)でも通用しそうです。

MaginoDriveにてVRM5フルラインナップ取り扱い開始

ダウンロード販売サイトのMaginoDriveにて、鉄道模型シミュレーター5のシステムパッケージ全製品のお取り扱いを開始しました。第3号から第10A号のお取り扱い開始により、すべての現行製品をお求めいただきやすくなりました。

下記リンクをクリックすると鉄道模型シミュレーター5カテゴリーページを開きます。また、各タイトルの製品情報ページに掲載していますバナーからも開くことができます。