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次回アップデータでmipmapを有効にします

現在開発中の「リアルなレール」は、緻密なバラスト表現を実現するために高解像度のテクスチャーを使用します。

高解像度のテクスチャーは、テクスチャーの密度があがり、表現力が増しますが1つだけ問題が生じます。遠方の描画に高解像度テクスチャーを利用すると、視点のわずかなずれによって、テクスチャーの参照位置が異なってきます。結果、遠方になるほど盛大にちらつきが生じます。
これを解決できるmipmap(ミップマップ)を次回アップデータで有効にします。

mipmapの機能自体は、すでにVRMにも組み込まれていますが、テクスチャーの使用量が3割程度増えるという欠点があるため、無効にしていました。VRAMが1GB以上のグラフィックカードが一般的な現状では、この増加は十分吸収できる範囲です。

mipmapの効果を確認するため画像中央付近を等倍でトリミングします。

従来のmipmapが無効な状態です。遠方までピクセルがくっきり表示されていますが、描画する位置によってテクスチャー上の参照位置がずれるため、ピクセルがちらちらします。

mipmapを有効にした状態です。遠方にスムージングがかかり、なめらかな表示になっています。ピクセル単位のちらつきは大幅に抑えられ、見やすい画像になります。

[VRMCLOUD]アプリ更新予定です

VRMCLOUDのauスマートパス版アプリを近日、更新する予定です。

踏切(&ホームドア)の可動部分が、設置場所によって正常に表示されない問題を修正しました。ストアの更新には、一週間程度かかると見込まれます。更新後、アップデートが適用されます。

※あわせて、組み込みレイアウトの対向編成を583系に変更しました。寝台特急とのすれ違いをお楽しみ下さい。

自作車輌作例紹介:特急つばめ客車

VRMCLOUDの自作車輌のご紹介です。第二次大戦後に復活した東海道特急として活躍した「つばめ」で使用された客車です。東海道本線全線電化前の編成を再現しています。

スハニ35、スハ44、スロ60、マイテ49、マシ35の各形式がモデルになっています。担当は宮原。「大ミハソ」で設定しています。


スハニ35:特急列車用に製造された荷物室付きの合造車です。


スハ44:特急列車用に製造された三等客車です。


スロ60:特別二等車です。


マシ35:食堂車です。床下に冷房装置を搭載していました。


マイテ49:戦前に製造された展望車です。接収解除後にスイテ49として復活しました。


スポーク車輪を再現しています。

この自作車輌は、鉄道模型シミュレーター会議室の自作車輌スレッドで配布されています。

[12+]リアルなレール

VRM5 – 12+に収録を予定しています「リアルなレール」です。既存のバラスト道床レールの代わりに敷設することで、レイアウトがリアルになります!

道床、レールの断面形状は、Nゲージの在来線(1/150)、新幹線(1/160)、いずれのスケールにも合うようにしつつ、実物の規格をスケールダウンしています。そのままスケールダウンを行うとどう見ても新幹線線路にしか見えず、在来線車輌で違和感がでます。この調整には、相当時間をかけました。

複線区間では、そのまま配置していただくと、トミックスのワイドPCレールのように隙間なくバラストで埋め尽くされた状態を再現できます。単線区間では、地面より-2.5mm下に設置すると、実物規格相当のバラストの盛り上げ状態を再現できます。

現行レールとの接続面です。レール自体をリアルスケールタイプにしているため、バラストもその分、アップしています。バラストが盛り上げられている状態も再現しています。

(12+は、夏頃のリリースを予定しています。開発中製品のため、お問い合わせにはお答えすることができません。開発状況などにつきましては、このブログで適時掲載させていただきます。)

自作車輌作例紹介: DE10いろいろなカラーリング

VRMCLOUDの自作車輌のご紹介です。今回は、USO800様製作のDE10タイプです。カラーリングは5種類。モデルにはちょっとした仕掛けも組み込まれています。

実車は、入れ換え作業、地方線区の近代化のために誕生した国鉄中型ディーゼル機関車です。国鉄(JR)だけでなく、私鉄にも同形機や譲渡された機関車が活躍しています。結果、誕生からの時間経過も有り、様々なカラーリングが存在します。

(写真はすべて作者様からご提供いただきました。)

この自作車輌は、鉄道模型シミュレーター会議室の自作車輌スレッドで配布されています。車輌の詳細は、作者様のホームページをご参照下さい。

自作車輌dd51の車輌テクスチャー素材

スーパーバイザーのfox様サイトにて、自作車輌のDD51に使用するための車輌テクスチャーが作りやすくなる「素材」が配布されました。この素材を活用すると青い機関車が牽引する様々な列車を再現しやすくなります。

写真は、サンプルとして配布されている「まりも」です。

fox様サイトの配布ページへのリンク

VRM5追加キット「ワイドPCレールセット2」発売開始

鉄道模型シミュレーター5の新しい追加キット「TOMIXワイドPCレールセット2」の発売を開始しました。この追加キットを導入していただくことで、新規に製作されたC280、信号機などのワイドPCレール、バラストキット、側壁などが利用可能になります。

詳しい収録内容は製品情報ページをご参照下さい。

ダウンロード販売は、Magino Driveにて本日よりお取り扱いを開始しています。

電子書籍「ラッセル車」のご紹介

VRMスーパーバイザーのwaka氏のラッセル車本をご紹介します。
北の大地で活躍するラッセル車DE15の撮影記録です。現役のラッセル車、DE15の魅力に迫るだけでなく、鉄道写真では最も過酷な除雪列車の撮影を極寒の地で行うためのノウハウがこの本に詰まっています。
現在、kobo、kindleで先行リリースされています。
ラッセル車 DE15の排雪作業(前編)
ラッセル車 DE15の排雪作業(後編)