動画のキャプチャー方法

先日のビデオクリップのご紹介につづき、動画関連のエントリーです。

VRMには、画面のキャプチャー機能(画面を画像ファイルにする)が組み込まれています。ビュワーが操作可能な状態で[F4]キーを押すと、画面がキャプチャーされます。[F4]キーを押している間は、1枚の画像ごとに1/30秒、フレームがすすんだと仮定して撮影されます。
画像は、連番でファイル名が設定された複数枚のファイルになります。この画像形式は、After Effectsなどでシーケンシャルなムービーデータとして認識されます。
画面を無圧縮で取り込むため、画質の劣化がありませんが、データサイズが非常に大きくなる欠点があります。

最近は、ゲーム機の画面を録画する機材がいくつか存在します。USBに接続するタイプの機器は、特に便利です。
VRMを実行するメインのパソコンと、録画を行うサブパソコン(性能が高くなくても大丈夫です)、それに録画用の機材でシステムを構成します。録画用の機材を、録画を行うパソコンのUSBポートに接続します。メインのパソコンは、モニターへの出力をHDMIケーブルで録画用機材に接続します。
この組み合わせで、メインパソコンの画面が、録画用パソコンに「ビデオカメラの出力映像」として認識されます。あとは、リアルタイムで送られてくる映像を保存すれば、キャプチャーできます。
USBに流せる程度に圧縮されているため、データサイズはある程度小さくなります。また、HDMIに音声信号が流れていれば、音声付きでキャプチャーすることができます。
パソコンが2台必要ですが、リアルタイムのキャプチャーという大きな利点があります。