開発中のD511より、ボイラー前方の写真です。
D511は、その長い歴史のなかで本州各地の機関区を移動しました。各地の状況に合わせて、改造を受けています。
今回のモデルは、現在のD511のスタイルになった盛岡機関区時代をベースにしました。東北のD51の特徴である、前照灯に補助ライトが追加されました。高い台座にライトが設置されているのがD511の特徴です。
盛岡機関区では、本機にて前照灯の試験が行われ、シールドビームなど各種ライトが装着されました。モデルは試験終了後(1967年ごろ)の一般的なライトに戻された状態です。
ボイラーの扉周りは、初期のD51の特徴である丸みを帯びた造形になっています。