NXシステム 在来線仮想鉄道模型

仮想鉄道模型の利点を生かした新しい規格を計画しています。

日本の国鉄在来線は、軌間が1067mmです。これは、新幹線が採用している標準軌の1435mmより狭くなっています。日本型車両のNゲージが登場したとき、Nゲージ線路でも在来線車両が「違和感が少なく」走行できるように1/150スケールで模型化されました。安定した走行性能とスケール感のバランスがうまくつりあっています。

仮想鉄道模型は、走行性能を無視して、軌間のスケール化が可能です。

現在モデル化しているNゲージ用1/150スケールの車両、ストラクチャーは、そのままに、1/150スケールの在来線レール=7mmレールを規格策定しています。

左が新しい7mmレールです。右のNゲージ線路と比較すると「狭軌」感を実感していただけます。仮想鉄道模型の利点を生かして、ゲージにあわせて車輪のみスケールを調整できるため、車両モデルは既存データをそのまま使用できます。
(蒸気機関車のように構造上、対応が難しいモデルもあります。)

VRMNX ビルド158公開

NXシステム、ビルド158を公開しました。

列車の外部視点カメラモードを多数追加しました。列車を眺めながら運転をお楽しみください。外部視点のときのマウス操作もアップデートしています。SHIFTキー+ドラッグで水平移動、CTRLキー+ドラッグで上下移動、マウスで空間内を飛び回ることができます。

ユーザー定義のカメラモードも設定できます。スクリプトを記述する必要はありますが、特殊な視点のカメラモードを実現できます。(編成スクリプトのユーザー定義カメラモードの実装例)

#OBJID=218
import vrmapi
def vrmevent_218(obj,ev,param):
    if ev == 'init':
        camid = obj.CreateUserCameraMode(10,"テスト1","tes1",2,0,1,False,True,100,0,-10,0,0,0,50)