踏切の新しい制御方法

先日のアップデータで追加しました踏切の新しい制御方法を使うと、従来より簡単に踏切の自動開閉を実現できます。

踏切は、対になる部品に同じグループ番号を設定してください。作例は、複線です。

踏切の区間を挟むように、上り線、下り線双方にそれぞれ自動センサーを配置します。自動センサーの矢印の向きは、踏切を挟み込むようにしてください。
自動センサーは、踏切を通過する列車が収まるように、踏切の位置から離して設置します。(作例は、1両編成分、離しています。)

すべての自動センサーを次のように設定します。

センサーの検出条件を設定します。踏切の自動制御では、列車の先頭台車と最後尾の台車をそれぞれ検出する必要があるため、「先頭と最後尾台車を検出」に切り換えてください。

次に動作を設定します。対象をシステム、動作を踏み切り区間の自動開閉制御、パラメータを踏切のグループ番号で設定します。

これで、自動センサーに囲まれた区間に列車が進入すると踏切が閉まり、すべての列車が踏切の区間から出ると、踏切が開くようになります。作例は複線ですが、複々線でも同様に設定することで踏切の開閉が動作します。

「追記」

自動開閉制御の動作は、必ず開始時間0に設定してください。列車がセンサーを通過した瞬間をもって区間内の列車の存在を確定します。開始時間を変更すると、過去の状況を元に動作します。