リリースが間近にせまった、D51 498の開発写真です。
D51 498は、1940年鷹取工場で落成後、岡山機関区に新製配置され、現役時代は各地を転属しました。車籍抹消後は、群馬県利根郡月夜野町に貸与、保存展示されていました。
動態復活に向けて1988年に復元工事が行われ、1988年12月のオリエント急行’88で復活デビューを果たしました。
2008年SL南房総号
内房線、外房線区間で運転されたイベント列車です。海沿いの風光明媚な区間を走行しました。現在の498号機とは異なり、現役時代のスタイルに近い形で復元されています。
498号機は、標準的なデフを装備した最も標準機らしいスタイルが特徴(?)です。復活に際しては、コンピューター搭載など現代的な装備を加えつつ、可能な限り現役時のスタイルを再現しています。
非公式側のキャブ周り。必要な電気が増えたため、大型発電機が2つ搭載されています。
デフ直後にオイルポンプのターミナルがあります。
テンダー後部。郡山工場タイプの排水パイプなどの特徴があります。